【4月】「今日は何の日?」保育イベントカレンダー

【4月】「今日は何の日?」保育イベントカレンダー

保育や幼児教育に欠かせない行事やイベントを紹介。カレンダーをクリックするとその日の由来などがチェックできます。おたよりや、スピーチなど日々の保育に役立ててください。

4月の行事やイベント・記念日など「今日は何の日?」

4月イベント

草木が芽吹き新年度が始まる4月は、フレッシュな記念日がいっぱい! なかでも子どもや保育に関係の深い4つの記念日をご紹介します。

4月1日(土) ・エイプリルフール
・ビックリマンの日
・釜飯の日
4月2日(日) 国際子どもの本の日(アンデルセンの誕生日から)
・歯科矯正の日
4月3日(月) ・くるみパンの日
・読み聞かせの日
・いんげんまめの日
・仮面ライダースタートの日
4月4日(火) ・幸せの日
・あんぱんの日
・どらやきの日
・四輪駆動の日
4月5日(水) ・みたらし団子の日
・明石海峡大橋開通
4月6日(木) ・マシュマロの日
・春巻きの日
・シールの日
・白の日
4月7日(金) ・世界保健デー
・夜泣き改善の日
・歯石なしの日
4月8日(土) ・おからの日
・信州地酒で乾杯の日
・貝の日
・タイヤの日
4月9日(日) ・クレープの日
・小牧・長久手の戦い
・東大寺大仏開眼供養の日
4月10日(月) ・駅弁の日
・よいトマトの日
・ほうとうの日
4月11日(火) ・ガッツポーズの日
・しっかりいい朝食の日
・中央線開業記念日
4月12日(水) ・パンの記念日
・育児の日
・東京大学記念日
・世界宇宙飛行の日
4月13日(木) ・一汁三菜の日
・お父さんの日
・巌流島武蔵・小次郎決闘の日
・喫茶店の日
4月14日(金) ・オレンジデー
・ピロリ菌検査の日
・家具の町東川町・椅子の日
4月15日(土) ・からあげくん誕生日
・いちご大福の日
・ヘリコプターの日
・東京ディズニーランド開演記念日
4月16日(日) ・十六茶の日
・トロの日
・ボーイズビーアンビシャスデー
4月17日(月) ・いなりの日
・なすびの日
・減塩の日
・徳川家康忌(亡くなった日)
4月18日(火) ・防犯の日(防災の日とは別)
・お香の日
・よいお肌の日
4月19日(水) ・飼育の日
みんなの保育の日
・シュークリームの日
・食育の日
4月20日(木) ・珈琲牛乳の日
・「聴く」の日
・郵政記念日
4月21日(金) ・民放の日
・川根茶の日
4月22日(土) ・地球の日(アースデー)
・バーバパパの日
・道の駅の日
4月23日(日) ・シジミの日
消防車の日
・地ビールの日
・乳酸菌の日
4月24日(月) ・植物学の日
・ギフチョウ発見の日
・しぶしの日
4月25日(火) ・プリンの日
・歩道橋の日
・小児がんゴールドリボンの日
4月26日(水) ・国際盲導犬の日
・よい風呂の日
4月27日(木) ・日本初の駅伝開催の日
・タッパーの日
・駒ヶ根ソースかつ丼の日
4月28日(金) ・象の日
・缶ジュース発売記念日
・洗車の日
・四つ葉の日
4月29日(土) ・昭和の日
・ナポリタンの日
・タオルの日
・畳の日
4月30日(日) 図書館記念日
・サワーの日
・源義経忌(亡くなった日)
・東京調布飛行場開港

4月2日|国際子どもの本の日

4月2日は、デンマークの童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンの誕生日であることから、「国際子どもの本の日」となっています。子どもに本の楽しさやよろこびを伝えるため、また大人にも子どもの本のおもしろさを改めて気づいてもらうため、1967年にIBBY(国際児童図書評議会)によって制定されました。

「みにくいアヒルの子」「マッチ売りの少女」「おやゆび姫」「裸の王様」「雪の女王」などが代表作のアンデルセン童話は、没後150年ほど経過した現在も、子どもから大人までとても人気が高く、国際的に愛されています。数多くの作品を遺したアンデルセン童話を、みなさんも一度は読んだことがあるでしょう。現在でも、いまの子どもたちが好きなお姫さまの雰囲気に絵も描き変えられたりして読み継がれています。

ところで、童話といえばアンデルセン童話と同じくらい有名なものにグリム童話がありますが、この2つの童話はどんなところが違うのでしょう? グリム童話は自分で考えるような物語が多い印象があります。答えがないような問題に対して、子どもが自ら「こうなのかな?」と頭を使うお話ともいえます。

それに対してアンデルセン童話は、グリム童話とは全く異なり、感情をゆさぶる物語が多いのが特徴です。切なく悲しい物語など、「かわいそう」と心の豊かさを学べるお話が多いように思います。

また、この記念日には世界中で子どもと本のためのお祭りやイベントが開かれます。日本では毎年、JBBY(日本国際児童図書評議会)が、ポスターとメッセージの日本語版を作成し、全国の図書館などに送っています。また、4月2日を前に毎年「子どもの本の日フェスティバル」と題したイベントも開催しています。絵本作家や画家も出席して、子どもが参加できるイベントや絵本の読み聞かせなど、子どもと本をつなぐイベントを開催しています。

子ども向けの本は近年、とても充実しています。「国際子どもの本の日」に、好きな童話や絵本、図鑑などを開いて、本に触れる一日にしてみてはいかがでしょうか。

4月19日|みんなの保育の日

保育士、保育業界、行政、メディア、そして子育て中の人から普段子どもと関わる機会がないと思っている人まで、社会全体でそれぞれに保育について考えようという日が「みんなの保育の日」。毎年4月19日には、保育にまつわるさまざまなイベントやプロジェクトが実施されます。

「社会全体が子育てや保育について考える」とは、具体的にどういうことを指すのでしょうか。保育環境の改善や見直しは、常に問題になりつつも、保育園での子どもの人数に対する保育士数は、なかなか変わらないのが現状です。

昨年に起きた悲惨な事件で、通園バスへの置き去り死亡事件がありました。保育士不足によってさまざまな危険が生じる可能性があり、それによって大切な命を亡くすことにもつながるのです。

子どもたちが本来育むべき生活習慣や日本の行事など、法律や制度だけではなく、地域社会や企業の支えなくして成立しないのではないでしょうか。子どもも持たない家庭や、自分には関係ないと思う大人の方に、「健やかな子どもの保育」について考えてもらえる日になることを願うばかりです。

2023年4月に発足するこども家庭庁についても気になるところです。子どもを社会全体で育てていくために、大人が知っておきたい保育環境の改善施策や、保育士が意識すべきポイントを考える日として、この日を大切にしたいですね。

制定したのはこども法人キッズカラー。4月19日が4(ふぉー)19(いく)と読む語呂合わせからこの日に制定されました。

4月23日|消防車の日

4月23日は「消防車の日」です。消防車といえば、火災の際に出動する、揚水・放水機能を持つ消防ポンプ車や、消防ポンプ積載車、はしご車などのことで、緊急自動車のひとつです。

「消防車」のサイレンの音はメーカーや地域によって違うそうです。一般的には、火災現場に急行する時は「ウ〜カンカンカン!!」と、サイレンと鐘の音を鳴らします。救助など火災以外の場所に急行する時には「ウ〜ウ〜!!」とサイレンだけを鳴らすようです。

保育園や幼稚園では、毎月、避難訓練を行っているとが多いでしょう。0歳児から年長さんまで、「火事」や「地震」を想定した訓練。繰り返し行うことで、とっさのときに動けるようにするための訓練です。さらに、園によっては、年に一度、消防車に乗った消防士さんが来訪してくれる日もあります。真っ赤で大きくて、たくさんのパーツのついた消防車を身近で見たり触ったりして、一緒に写真を撮ったことを、子どもはとても誇らしげに感じていることでしょう。そういう意味で、実は大人よりも子どもほうが、消防車を身近な存在と感じているかもしれません。

この記念日は、消防車を製造するメーカーで、国内シェア5割を誇る株式会社モリタが制定しました。この日が選ばれたのは、1907(明治40)年4月23日にモリタが創立されたことにちなんでいます。同社は、安全な生活を守るために欠くことのできない消防ポンプ車、はしご車、そのほかの消防車両や特殊車両の開発・製造・販売を行っています。

ぜひ、火事の怖さとともに、街のヒーローを家族で「すごいね」「かっこいいね」と話してみてはいかがでしょうか。消防に関連する絵本を読んであげるのもいいですね。

4月30日|図書館記念日

みなさんは最近、図書館を利用していますか? 図書館は、誰もが無料で本を借りることができ、気軽にたくさんの文化に触れたり知識を学ぶのにうってつけの施設です。日本では、1950(昭和25)年のこの日に図書館法という法律ができました。国や都道府県、市町村が運営する公共の場所である図書館は、国民の教育と文化の発展の役に立たなければいけないことが定められた法律です。これを記念して4月30日は「図書館記念日」に定められました。

ちなみに、世界最大の図書館はアメリカ議会図書館です。1800年に建てられたこの歴史ある図書館には、およそ3,000人もの人が働いており、1億

7,000万もの本や文書などが所蔵されているそうです。そして、一部の蔵書はインターネットでも閲覧することができます。

みなさんの住む場所の近くにも、必ず図書館はあります。絵本・童話コーナーを充実させている図書館も多く、子どもが直接カーペットの上に座りこんで読めるような場所を用意しているところもありますね。休日にぜひ利用してみましょう。普段はなかなか見ることのできない大きな絵本や、住んでいる場所に伝わる民話など、大人にとっても心落ち着く場所になるはずです。

子どもといっしょに図書館へ行くようになると、子どもは自然と小・中学生になっても図書館を利用するようになります。静かな空間で落ち着いて本を読める場所だからです。しかも無料で好きな本を読めること、その図書館になければ他の図書館から取り寄せてもらえることなど、公共の場所を存分に利用できることを知ることができます。

「本を読む子どもになってほしい……」そう願うなら、自由に手に取って中身を開き、相性が合わないなと思えば書架に戻す、そんな「好み」を見つけられる場所、図書館へ連れていってあげましょう。

【参考・引用元】
記念日協会 https://www.kinenbi.gr.jp
ニッポン旅マガジン https://tabi-mag.jp/day0405/

■各月のイベントカレンダー
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