飼い主必見!息苦しさを解消するハーネスを試してみた
愛犬の息苦しさを解消する呼吸器をケアする期待のハーネス!
犬と暮らしている飼い主のみなさん、散歩のときに愛犬が息苦しそうだと感じたことはありませんか? それはもしかすると、首輪やハーネスが気管を圧迫しているのかもしれません。呼吸器に不安がある犬や高齢の犬のために、獣医師と動物用医療用品メーカーが気管に優しい散歩用ハーネス「アニサポ ハーレスト cocochi」を開発。漫画家のヤシン先生が愛犬の「いぬちゃん」と試してみました。
取材・文/金子志緒 漫画/ヤシン
気管を圧迫する首輪やハーネスが市場に流通
散歩のときに愛犬が息苦しそうにしたり、水を飲んだときにむせたりしていたら、気管に負担がかかっているサインかもしれません。「グーグー」「ガーガー」といういびきのような呼吸音も、息が吸いにくいときに出る音の一種です。
市場に流通している多くの首輪やハーネスは犬の気管にあたる形状をしているため、走り出した拍子に気管が圧迫されて咳を誘発します。また、呼吸器疾患を抱える犬は、気管が潰れて呼吸困難を引き起こすケースも珍しくありません。
そこで、愛犬と安心して散歩を楽しみたい飼い主さんに紹介したいのが、気管に優しい犬の散歩用ハーネス「アニサポ ハーレスト cocochi」です。呼吸器外科のエキスパート・獣医師である末松正弘先生の提案をもとに、医療用品メーカーのダイヤ工業のグループ会社・anifullが開発し、クラウドファンディングでも話題になった商品です。
すでに愛用している飼い主さんからは、「咳き込みが減って楽に過ごしている」「苦しそうなブヒブヒ音がなくなった」と嬉しい声がたくさん届いているそう。そんな飼い主さんたちの感想を聞くと、試したくなると思います。
キャバリアと暮らす漫画家が犬にハーネスを着用
愛犬の「いぬちゃん」との日常を描く『うちのキャバリアは番犬にならない』(KADOKAWA)が人気の漫画家・ヤシン先生も、犬に優しいハーネスを探していた飼い主のひとりです。
好奇心旺盛な「いぬちゃん」は、散歩のときに突然ダッシュすることがあり、ヤシン先生は日頃から身体への負担を心配していたそうです。「いぬちゃん」はキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルという鼻が短めの「短頭種」の仲間で、呼吸器に配慮が必要といわれている犬種でもあります。
「いぬちゃん」が気管に優しい「アニサポ ハーレスト cocochi」を実際に使った感想をヤシン先生が漫画で描いてくれました!
気管にやさしいハーネスで散歩してみました
トイ・プードルと暮らす編集部スタッフも試してみた
編集部スタッフYさんも、愛犬のトイ・プードルの「クッキーちゃん」の息苦しさが気になっていたそうです。
「小柄で気管も細いためか、水を飲んで逆くしゃみすることもありました。急に引っ張ってしまうことがあるので、喉や頸椎のことを考えて首輪からハーネスに切り替えようと思っていくつかトライしてみたものの……着けにくかったりスルッと抜けたりといまひとつ。アニサポ ハーレスト cocochiは、犬の身体をしっかり包み込む素材でできていてフィット感もあり、首もとも苦しくないデザインで、散歩途中でゲホゲホすることがなくなりました。色がカワイイというのも、着けていて飼い主のテンションが上がりますね!」(編集部スタッフY)
犬に優しいハーネスを獣医師が考案した理由
AMC末松どうぶつ病院 呼吸器・循環器センター
日本獣医循環器学会認定医
末松正弘先生
「アニサポ ハーレスト cocochi」の誕生は2019年まで遡ります。末松正弘先生は犬の呼吸器疾患の診療を日々行うなかで、「気管を圧迫している首輪やハーネスをどうにかできないか?」と考え、そこから相談を受けた動物用医療用品メーカーの株式会社anifullが開発しました。 「犬がよりよい生活を送れるように気管を圧迫しないハーネスの形状を一から考え、素材や着け心地にもこだわって2019年に初代のアニサポ ハーレストを考案しました。気管を圧迫しにくくなるため、呼吸症状の悪化を予防することが可能になると考えています。当院では多くの呼吸器手術を実施しており、術後の散歩にもアニサポ ハーレストを使用しているほどです。気管を圧迫する形状の首輪やハーネスは上気道(咽頭、気管、主気管支)閉塞を悪化する可能性もあるため、呼吸器症状を持つ犬や呼吸器の内科治療や外科治療をしている犬には使用を検討頂きたいですね」(末松正弘先生)
飼い主の声に応えてデザインを改良
末松正弘先生が考案した初代から、デザインに改良を重ねたハーネスが「アニサポ ハーレスト cocochi」です。「ハーネスとおそろいのオシャレなリードがほしい」という飼い主さんたちの声に応え、株式会社anifullが主導でクラウドファンディングを行い開発。新発売の「アニサポ ハーレスト cocochi」のポイントを紹介しましょう。
ポイント1 気管を圧迫しないY字の設計
気管を避けて首元に深い切り込みを入れたY字の設計が特徴。クッションを内蔵したことでさらに身体を労ったつくりになりました。首や前足を締めつけることもなく、「歩く・走る」などの動作がしやすく、犬にとても優しい形状です。
ポイント2 ボディに優しくフィットする
2箇所のベルトのストッパーを調節することで、愛犬のボディにフィット。裏地には通気性のいいクッション素材を採用し、オールシーズン快適に装着できるのが魅力です。毎日使うものだからこそ、頭を通して簡単に装着できる設計も嬉しい。
ポイント3 飼い主さんの手にも優しい
「アニサポ ハーレスト cocochi」のついている専用リードは、ハーネスとセットで合わせやすいデザインが魅力。クッションを内蔵した持ち手は飼い主さんの手にも優しい設計です。
「散歩を楽しんでほしい」という開発者の思い
株式会社anifullの川田修司さんは、「気管を圧迫しにくい構造のハーネスがあれば多くの犬と飼い主さんに喜ばれる」と末松先生に相談されたことをきっかけに、開発に着手しました。
「散歩中に苦しそうな呼吸をする犬が目につくようになり、呼吸器疾患で動物病院に訪れるような犬だけではなく、多くの犬に、気管に優しいハーネスを体験してもらいたいと思っています。アニサポ ハーレスト cocochiは飼い主さんのご希望でデザインにも力を入れ、身体をサポートしながら、楽しく散歩を楽しめる設計が最大の特長です。呼吸器に不安がある犬はもちろん、身体を労わりたい高齢犬にも使ってほしいですね」(川田修司氏)
今後も飼い主さんの声をもとに、本体の生地のデザインを追加したり、専用リードの長さを変えたりすることも企画中だそうです。
株式会社anifull
「アニサポ ハーレスト」開発担当 川田修司氏
確実に愛犬へ伝えられるハーネス
「愛犬が苦しくないように」という思いから、首輪ではなくハーネスを選ぶ飼い主さんが増えています。ところが、市販されているハーネスには気管や胸部を圧迫する形状が多く、首輪から変えても呼吸器への負担が減らないケースも少なくありません。
愛犬の息苦しさに気づいたら、ぜひ「アニサポ ハーレスト cocochi」を試してみてはいかがでしょうか。飼い主さんの気遣いが、きっと愛犬にも伝わるはずです。
※本記事は株式会社anifullとのタイアップ記事です