みなさんにも、冬の寒い日に「おしくらまんじゅう おされてなくな♪」と歌いながら、体を押し合って遊んだ記憶があるのではないでしょうか。親しみのあるメロディーとリズムで、古くから子どもたちに愛されてきたわらべうた。授業などできちんと習ったわけではないのに、いくつになっても忘れることはありませんよね。 ところで、わらべうたに...
取材・インタビュー( 2 )
保育で話題・注目の人・モノ・コトなどを編集部が直撃取材! イベントレポートなども紹介します。
親が働いていなくても、未就園のこどもを時間単位で保育園や認定こども園、幼稚園などに預けられるようにする「こども誰でも通園制度」。同制度は2026年度からの実施が予定されており、2023年からは全国各地でモデル事業を通じた検証が行われています。 今回は、早くから「保育サービスの利用要件の緩和(保育園をすべての親子にとって...
神奈川県内で生まれる新生児の18人に1人は両親もしくは親のどちらかが外国籍。多くの保育者が、異なる言語や文化への対応を迫られています。しかし、これまではそうした状況に対する十分な支援がなく、個々の保育者が自力で対策するしかありませんでした。 そうしたなか、かながわ国際交流財団は「保育園・幼稚園での外国につながる園児・保...
近年、保育園をはじめとする公共施設で行われる消防訓練は、シナリオに沿って進む「劇場型」から、シナリオのない「ブラインド型」へと移行しつつあります。山形県の東根市消防本部では、2018年4月からブラインド型訓練を推奨し、保育園にも導入を促しています。東根市消防本部に、ブラインド型訓練の特徴や効果、保育園で実施する際の留意...
近年、「子どもはほめて育てよう」という意識が定着し、子どもを叱らない保護者が増えたといわれます。確かに、「叱る」のはとてもエネルギーがいる行為です。また、一時的であっても、叱ったあとは子どもとの間に気まずい空気が流れます。それを考えれば、「叱らずに子育てできるなら、それにこしたことはない」と思う人が多いのもうなずけます...
勤務中の一定時間にあえて子どもから離れ、事務作業や情報交換の時間を確保するノンコンタクトタイム。多様な業務を効率的にこなせるだけでなく、保育士が気持ちを整える時間にも使えるため、「保育の質を高める試み」として、ここ数年あらためて注目が集まっています。上手に利用すれば、長時間勤務や残業といった、厳しい労働環境の改善にもつ...
少子化が叫ばれるなか、近年は子ども向けの図鑑の発行部数が飛躍的に伸びています。2000~2009年における図鑑の発行部数が、年平均64万5000部だったのに対して、2010~2021年の発行部数は年平均153万7500部。10年間で約2.4倍になっているんです。 実際、保育園でも保護者の方から「未就学児でも図鑑は楽しめ...
みなさんは、「おむつなし育児」という言葉を聞いたことがありますか。おむつなし育児というのは、紙おむつも上手に利用しながら、排せつのタイミングやサインに気づいて、できるだけおむつの“外”で排せつを促す育児法のこと。「0歳からの自然なおむつ外し」とも呼ばれます。早ければ生後2か月くらいから始めることができ、実践することでト...
(写真提供:社会福祉法人どろんこ会) 神奈川県横浜市にある認可保育園「大豆戸どろんこ保育園」(社会福祉法人どろんこ会運営)。同園には、異色のキャリアを持つ男性保育士が在籍しています。かつてロッテオリオンズ(現千葉ロッテマリーンズ)で、プロ野球選手として活躍していた高沢秀昭さんです。 1988年に首位打者と最多安打のタイ...
砂遊びの楽しさや可能性を最大限に引き出すため、砂場づくりのアドバイスや泥だんごづくりのワークショップを精力的に行っている、砂場研究家のどろだんご先生。インタビューの後編では、どろだんご先生に砂場遊びのメリットや砂場と子どもの発育の関係、砂場の未来像について、じっくり語っていただきました。 【前編を読む】世界2,700か...