子どもの発達支援「園ではお話しない2歳児。場面緘黙?言葉を増やすには?」|保育療育の専門家 藤原里美

「やりたい保育に出会えるチャンネル」をコンセプトに運営する 保育士チャンネル【シゴトLive】。これからの保育のカタチやすぐに役立つ実践例などを動画で配信しています。
今回のテーマは「子どもの発達支援」
日々、多様な発達の子やクラスの気になる子と向き合う現場の保育者たち。
そんな保育者からの相談を受けて、具体的な対応方法を『保育・療育のプロフェッショナル』藤原里美さんがお答えしています。
2歳児「園ではお話しない子がいます。着替えなどのサポートにも苦戦しています…」
Q.2歳児の女の子で、園ではほとんどお話しない子がいます。ご家庭ではおしゃべりするそうで、本来は話すことができる子ですが、園では登園から午後の自由遊びの時間までは自分から話すことがありません。やってほしいことや自分の気持ちを言葉にして伝えてくれず、保育者がうまく気持ちを汲み取れないと、大泣きしてしまうことも…。例えば、着替えを「手伝って」といえずに、気がついたらが泣いていることもありました。どうしたら園での言葉が増えるのでしょうか?
(保育士3年目 小規模保育園勤務)
保育療育の専門家 藤原里美さんからの回答
A.上手くできないことが、大泣きや癇癪に繋がってしまうのであれば、そこを「手伝って」って言わせようとするよりは、保育者が「今、手伝ってほしいんだな」と感じたら、なにも言わずに手伝ってしまった方がよいでしょう。そうした対応の方が、その子の気持ちも安定するし、気持ちが安定した方が話しやすくなると思います。
もし言葉が比較的でやすいタイミングがあるなら、そこに注目してみましょう!
「どういう状況であればこの子は安心して話をしてくれるのか」
そこをヒントに、話をしてくれない時間帯にも安心できる状況をつくれないか、一緒に考えてみましょう!
もし言葉が比較的でやすいタイミングがあるなら、そこに注目してみましょう!
「どういう状況であればこの子は安心して話をしてくれるのか」
そこをヒントに、話をしてくれない時間帯にも安心できる状況をつくれないか、一緒に考えてみましょう!
さらに詳しいアドバイスや対応方法は、こちらの動画の中で回答しています。
ぜひ、ご覧ください♪
この動画は、 保育士チャンネル【シゴトLive】に掲載中。他にも、クラスの気になる子への具体的な対応方法や発達支援の知識など、藤原里美先生が解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
一般社団法人チャイルドフッド・ラボ代表理事。臨床発達心理士・早期発達支援コーディネーターSV・保育士。
公立保育園勤務時に自閉症児の担当になったことをきっかけに,発達障害の支援について学び始める。その後、子ども専門病院等での勤務を経てチャイルドフッド・ラボを設立。研修やオンライン講座、You Tubeチャンネルなどを通じ、支援の必要な子どもとそのご家族、支援者のバックアップをしています。実践を大切にする保育・療育のプロフェッショナル。
Youtube: 藤原里美の発達支援ルーム
Youtube: 藤原里美の発達支援ルーム
\👶これからの保育のカタチや役立つ情報をYouTubeで配信中!🎵/
お得な情報や最新コラムなどをいち早くお届け!ほいくらし公式LINE 保育の最新情報や役立つ知識をゆる~く配信中!ほいくらし公式Twitter 園での遊びや催し物など有益な情報をお届け!ほいくらし公式Instagram