子どもというのは食べ物の好き嫌いが激しいうえに、「バランスよく食べる」という概念をまだ持ち合わせていません。そんなことからも、みんな揃って園の給食を完食してもらうことは一苦労ではないでしょうか。 もちろん相手は子どもです...
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激しいアレルギー症状が出ると命に関わることもあるため、保育の現場では食物アレルギーに対して、慎重にならざるを得ません。 しかし、「問題が起きないようにする」ことに注力し過ぎてしまうと、食物アレルギーを持つ子どもが他の子ど...
暑い季節、子どもたちの熱中症対策は万全でも、保育士さんご自身の熱中症対策もちゃんとしていますか? 炎天下のなかで、エプロンやマスクを着用しての勤務では、体に負荷がかからないわけがありません。子どもたちを見守る側の健康管理...
ストレスが原因で心や体を壊してしまうのは、大人だけではなく子どもの身にも起きうること。とくにコロナ禍にあるいまは、自由な行動が制限されることも多いため、よりメンタルヘルスケアを気にかけたいところです。 ストレスとどう向き...
人間が生命を維持していくためにはもちろんのこと、子どもたちが健やかに成長するうえでも欠かせないのが「食」です。でも難しいのは、食べることが好きな子どもばかりではないという事実です。 そんな子どもたちが「食べる」をもっと好...
食べ物の栄養を効率よく摂取するうえで欠かせない咀嚼力(噛むちから)。 月齢が上がれば、「好き嫌いなく食べているか」「残さずに食べているか」「お昼ご飯の時間内に食べきれているか」といったことに気を取られがちですが、離乳食か...
誰もが予期しなかったパンデミックから既に1年以上が経過し、保育所における子どもたちの食環境は以前と大きく変わりました。 この変化は子どもたちの将来にどのような影響を及ぼすのか、不安な人も多いでしょう。栄養士・笠井奈津子さ...
「病気知らずで、元気に育ってくれるだけで充分」と思っていても、年齢が上がるほどに子どもたちの学習面も気になってくるものです。むかしから、「魚を食べると頭がよくなる」と言われていますが、なにかを食べて頭がよくなることは本当...
寒風吹く時期でも、園庭で「風の子」ぶりを発揮する子どもたち。子どもは元気であることが仕事のようなものですから、保育者であるみなさんにとっては微笑ましい光景だと思います。 しかし一方で、「大人は火の子」です。寒さで体が縮こ...
文/栄養士 笠井奈津子 写真/櫻井健司 大人とちがい、「ちょっとした風邪だから大丈夫」と油断できないのが、幼稚園や保育園に通う子どもたち。「風邪は万病の元」という古くからの言葉があるように、予期せぬ事態を招いてからでは遅...