主任の保育士求人・転職・募集なら【マイナビ保育士】
主任保育士には、特別な資格は必要ありません。現在、多くの認可園で主任保育士という役職が確保されています。具体的な役割は園によって異なりますが、指導計画のチェックや関連書類の作成、保育士のシフト管理や技術指導、メンタル面のサポートなどを行うほか、行事の企画・運営の指揮を執ることも。また、保護者対応の窓口としての役割を担うことも多いようです。また、主任保育士になると昇給に加え、役職手当もつくというメリットがあり、副主任やリーダーにも給料アップといった処遇改善策が始まっています。
保育者として現場に立ちながら他の保育士を統括する、保育現場の責任者です。時には園長以上に、その園のイメージを決定付ける存在となるでしょう。基本的にはクラス担任とならず、保育カリキュラムや指導計画の作成、保育士の育成、勤務シフト作成、年間行事の企画、保護者対応、園長のサポートや代理業務などを担当します。
保育所における主任保育士の平均給与(賞与の1/12を含む)は、私立保育所では常勤397,212円、非常勤171,373円、公立保育所では常勤518,548円、非常勤389,316円です(平成29年度「幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査」内閣府のデータより)。
主任保育士になるにあたり、特別な資格や実務経験年数などは明確に定められておらず、園によりさまざまです。長めの勤務年数が求められることもあれば、オープニングに際して若手保育士を登用するケースもあります。
多忙な職種であり、責任も重くなりますが、保育士としてのやりがいを存分に得られるポジションです。子どもたちの成長が実感できる年間行事や発表会などのイベントを、自分が中心となって作り上げていけることも魅力の一つでしょう。また、昇給や役職手当による給与アップも望めます。