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求人No.9054071 掲載開始日:2021/02/15
求人No.9054063 掲載開始日:2020/06/01
求人No.702258 掲載開始日:2021/02/16
求人No.702251 掲載開始日:2021/02/16
各都府県の行政機関では、さまざまな子育て支援事業を行っています。ここ数年、待機児童数が増加傾向にある北海道も例外ではありません。保育士を育成・確保するためにいくつもの支援制度が設けられており、北海道内の保育所などで働きたい人たちのサポートに尽力しています。
今回は、北海道エリアにおける保育士の平均給与や求人状況、保育士支援の取り組みについて解説します。遠足やお出かけにおすすめなスポットも2つ紹介するため、近くで勤務される方はぜひ利用してみてください。
厚生労働省が発表した「令和元年賃金構造基本統計調査」によると、賞与などを含んだ北海道の保育士の平均年収は約355万円、対して全国の保育士の平均年収は約363万円となっています。北海道で働く保育士の平均年収は、全国の保育士の平均年収と比較しても大きな差はありません。
(出典:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査」/ https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2019/index.html)
北海道内で保育士の募集情報に掲載されている正職員の月給額は、16.0~25.3万円程となっています。北海道は他の都府県に比べて土地が広く、市町村での物価や繁栄具合には差が生じるため、保育士の給与額にも開きがある傾向です。
また、実際に担当する仕事内容や、過去の実務経験の有無によっても給与額は異なります。
資格手当や役職手当などが充実している職場であれば、給与アップは十分に期待できるでしょう。
保育士の早急な確保が課題となる中、北海道でも新たに保育士として勤務を希望する者に対する支援事業を積極的に行っています。これまでに行われてきた取り組みの中でも、「未就学児を持つ保育士に対する保育料の一部貸付」「就職準備金貸付」は、有資格者に対する支援事業にあたります。
「未就学児を持つ保育士に対する保育料の一部貸付」事業とは、月額2.7万円を上限として保育料の半額を貸し付ける、子育て家庭支援制度のことです。
勤務時間が週20時間以上、北海道内で札幌市内を除いた地域の保育所などに新しく勤務する保育士、もしくは産休・育休明けに復職する保育士が対象となります。
(出典:北海道社会福祉協議会「保育士確保対策事業」/ http://www.dosyakyo.or.jp/hoikukakuho/hoikukakuho_3.html)
制度の恩恵を受けられる期間は、最長で1年間です。貸付金の返還を一部免除されるためには、保育士として1年以上の勤務が必要となり、完全に免除されるためには2年間の勤務が必要となります。
「就職準備金貸付」事業を利用することで、40万円を上限として保育所などへの就職活動に必要と認められる金額を一括で借り受けられます。
勤務時間は週20時間以上、北海道内で札幌市以外の保育所などに新しく勤務する、ブランクありの保育士資格保有者が対象です。
(出典:北海道社会福祉協議会「保育士確保対策事業」/ http://www.dosyakyo.or.jp/hoikukakuho/hoikukakuho_4.html)
貸付金の返還は、保育士として1年以上の勤務によって一部が免除され、同一の施設で2年間勤務することで完全に免除されます。
令和2年1月1日の段階で、北海道における待機児童数は1,349名、潜在待機児童数は3,825名です。10年程前に比べて待機児童の数は減少していますが、ここ数年では増加傾向も見られることから、現在北海道では保育に対するニーズが高まっています。
(出典:北海道「市町村別特定教育・保育施設(保育所機能部分)等の利用状況【令和2年1月1日現在:速報値】」/ http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kms/kouhyousityouson020101.pdf)
北海道における保育士の有効求人倍率と、保育士の求人数は下表の通りです。
(※1出典:厚生労働省「平成30年及び令和元年における保育士の各都道府県別有効求人倍率等の比較」/ https://www.mhlw.go.jp/content/000572476.pdf) (※2出典:マイナビ保育士/https://hoiku.mynavi.jp/)
2019年10月時点で北海道の保育士有効求人倍率は3.07倍となっており、全国の保育士有効求人倍率である3.05倍を上回っています。
マイナビ保育士における2020年4月時点の求人数も120件程と、全国的に見てもさまざまな条件の就職先を選択できる状況です。
広く豊かな自然に恵まれている北海道には、さまざまなお出かけスポットが存在します。今回は保育士の方向けに、子どもたちの外遊びに向いている人気スポットの中から2つのスポットをご紹介します。
北海道北斗市向野に位置するオガワ観光農場は、イチゴやプルーン狩り、栗拾いなどを始めとして、6月の中旬~11月頃までは季節ごとに実る野菜や果物の収穫体験が可能です。小さな子どもたちが遊べる広場もあることから、日頃から遠足などの園行事にも利用されています。
神恵内2000年の森公園は北海道古宇郡神恵内村にある、自然公園です。神恵内村が西暦2000年を記念して整備した公園には遊歩道が完備されているため、子どもたちのハイキングにも向いています。春にはタケノコを始めとした山菜取りも行え、運動や遊びだけでなく、食育にも向いているでしょう。
上記の他にも、子どもの遊び場に適した場所は多くあります。
保育士として遠足やお出かけに行く際は、今回紹介した2つのスポットも候補に入れつつ、さまざまなところに訪れてみてください。
北海道で働く保育士の平均給与額は、受け持つ業務内容や過去の経歴によっても多少の差は生じますが、全国平均と比べても見劣りする額ではありません。有効求人倍率も全国平均を上回っていることから、各種手当などの給付が充実している職場を選択すれば、平均よりも高い給与を得ることが期待できます。
また、北海道では事業保育士の獲得・定着を目指し、経済的支援を行う事業の実施もしています。ぜひ制度を有効活用して、北海道で保育士として働く夢を叶えましょう。
※当記事は2020年4月現在の情報を基に作成しています
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北海道の
保育士求人事情
保育士の求人情報
平均給与から行政による支援事業まで
各都府県の行政機関では、さまざまな子育て支援事業を行っています。ここ数年、待機児童数が増加傾向にある北海道も例外ではありません。保育士を育成・確保するためにいくつもの支援制度が設けられており、北海道内の保育所などで働きたい人たちのサポートに尽力しています。
今回は、北海道エリアにおける保育士の平均給与や求人状況、保育士支援の取り組みについて解説します。遠足やお出かけにおすすめなスポットも2つ紹介するため、近くで勤務される方はぜひ利用してみてください。
北海道における
保育士の平均給与は?
厚生労働省が発表した「令和元年賃金構造基本統計調査」によると、賞与などを含んだ北海道の保育士の平均年収は約355万円、対して全国の保育士の平均年収は約363万円となっています。北海道で働く保育士の平均年収は、全国の保育士の平均年収と比較しても大きな差はありません。
(出典:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査」/
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2019/index.html)
北海道内で保育士の募集情報に掲載されている正職員の月給額は、16.0~25.3万円程となっています。北海道は他の都府県に比べて土地が広く、市町村での物価や繁栄具合には差が生じるため、保育士の給与額にも開きがある傾向です。
また、実際に担当する仕事内容や、過去の実務経験の有無によっても給与額は異なります。
資格手当や役職手当などが充実している職場であれば、給与アップは十分に期待できるでしょう。
北海道が進める
保育士支援の取り組み
保育士の早急な確保が課題となる中、北海道でも新たに保育士として勤務を希望する者に対する支援事業を積極的に行っています。これまでに行われてきた取り組みの中でも、「未就学児を持つ保育士に対する保育料の一部貸付」「就職準備金貸付」は、有資格者に対する支援事業にあたります。
1.未就学児を持つ保育士に対する保育料の一部貸付事業
「未就学児を持つ保育士に対する保育料の一部貸付」事業とは、月額2.7万円を上限として保育料の半額を貸し付ける、子育て家庭支援制度のことです。
勤務時間が週20時間以上、北海道内で札幌市内を除いた地域の保育所などに新しく勤務する保育士、もしくは産休・育休明けに復職する保育士が対象となります。
(全てに該当する者)
・子どもを保育施設に預けて働く保育士
・勤務時間が週20時間以上
(出典:北海道社会福祉協議会「保育士確保対策事業」/
http://www.dosyakyo.or.jp/hoikukakuho/hoikukakuho_3.html)
制度の恩恵を受けられる期間は、最長で1年間です。貸付金の返還を一部免除されるためには、保育士として1年以上の勤務が必要となり、完全に免除されるためには2年間の勤務が必要となります。
2.就職準備金貸付事業
「就職準備金貸付」事業を利用することで、40万円を上限として保育所などへの就職活動に必要と認められる金額を一括で借り受けられます。
勤務時間は週20時間以上、北海道内で札幌市以外の保育所などに新しく勤務する、ブランクありの保育士資格保有者が対象です。
(絶対条件)
・勤務時間が週20時間以上
(どれかに該当)
・養成施設卒業から1年以上経過
・保育士試験合格から1年以上経過
・保育所などを離職してから1年以上経過
・保育所などに勤務経験なし(有資格者限定)
(出典:北海道社会福祉協議会「保育士確保対策事業」/
http://www.dosyakyo.or.jp/hoikukakuho/hoikukakuho_4.html)
貸付金の返還は、保育士として1年以上の勤務によって一部が免除され、同一の施設で2年間勤務することで完全に免除されます。
北海道における
保育士の求人状況
令和2年1月1日の段階で、北海道における待機児童数は1,349名、潜在待機児童数は3,825名です。10年程前に比べて待機児童の数は減少していますが、ここ数年では増加傾向も見られることから、現在北海道では保育に対するニーズが高まっています。
(出典:北海道「市町村別特定教育・保育施設(保育所機能部分)等の利用状況【令和2年1月1日現在:速報値】」/
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kms/kouhyousityouson020101.pdf)
北海道における保育士の有効求人倍率と、保育士の求人数は下表の通りです。
(※1出典:厚生労働省「平成30年及び令和元年における保育士の各都道府県別有効求人倍率等の比較」/
https://www.mhlw.go.jp/content/000572476.pdf)
(※2出典:マイナビ保育士/https://hoiku.mynavi.jp/)
2019年10月時点で北海道の保育士有効求人倍率は3.07倍となっており、全国の保育士有効求人倍率である3.05倍を上回っています。
マイナビ保育士における2020年4月時点の求人数も120件程と、全国的に見てもさまざまな条件の就職先を選択できる状況です。
【保育士向け】
北海道の遠足・お出かけスポット
広く豊かな自然に恵まれている北海道には、さまざまなお出かけスポットが存在します。今回は保育士の方向けに、子どもたちの外遊びに向いている人気スポットの中から2つのスポットをご紹介します。
1.オガワ観光農場
北海道北斗市向野に位置するオガワ観光農場は、イチゴやプルーン狩り、栗拾いなどを始めとして、6月の中旬~11月頃までは季節ごとに実る野菜や果物の収穫体験が可能です。小さな子どもたちが遊べる広場もあることから、日頃から遠足などの園行事にも利用されています。
2.神恵内2000年の森公園
神恵内2000年の森公園は北海道古宇郡神恵内村にある、自然公園です。神恵内村が西暦2000年を記念して整備した公園には遊歩道が完備されているため、子どもたちのハイキングにも向いています。春にはタケノコを始めとした山菜取りも行え、運動や遊びだけでなく、食育にも向いているでしょう。
上記の他にも、子どもの遊び場に適した場所は多くあります。
保育士として遠足やお出かけに行く際は、今回紹介した2つのスポットも候補に入れつつ、さまざまなところに訪れてみてください。
まとめ
北海道で働く保育士の平均給与額は、受け持つ業務内容や過去の経歴によっても多少の差は生じますが、全国平均と比べても見劣りする額ではありません。有効求人倍率も全国平均を上回っていることから、各種手当などの給付が充実している職場を選択すれば、平均よりも高い給与を得ることが期待できます。
また、北海道では事業保育士の獲得・定着を目指し、経済的支援を行う事業の実施もしています。ぜひ制度を有効活用して、北海道で保育士として働く夢を叶えましょう。
※当記事は2020年4月現在の情報を基に作成しています