【2024年10月更新】北海道の院内保育所・病院内保育の保育士求人・転職・募集なら【マイナビ保育士】
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北海道は、日本全国の中でも東京に次ぐ病院数を誇る自治体として知られています。
出典:厚生労働省「医療施設動態調査(令和3年6月 末概数)」
しかし北海道は、近年深刻な医療人材不足に悩まされており、医師や看護師の確保や就業環境改善を進めている状況です。院内保育所のニーズも高まっており、院内保育所の仕事に興味を持つ保育士も増えているのではないでしょうか。
この記事では、北海道における保育業界・院内保育所の実情から、院内保育所の平均給与・求人状況・向いている人の特徴までを解説します。
「院内保育所」とは、病院で働く医師や看護師など医療従事者の子どもを預かる保育施設です。病院内に設けられており、「園庭のない施設が多い」「保護者との連絡が取りやすい」「大規模な行事が少ない」などの特徴があります。また、総合病院など規模の大きい病院では夜間保育の需要が高く、他の保育施設と比べて開所時間が長い傾向です。
院内保育所の仕事内容の特徴は、在籍保育士が少ないため保育士一人ひとりが幅広い業務にあたる点です。また、園庭がない施設の場合、子どもたちを施設外で散歩させたり公園で遊ばせたりすることもあります。
ここでは、北海道の保育業界・院内保育所を取り巻く状況を解説します。
令和3年4月時点における北海道の待機児童数は68人です。令和2年4月に比べると半数ほどに減少しているものの、依然ゼロには至らない状況にあります。さらに、保護者の失業などの家庭の事情により一時的に保育所を利用していない「潜在待機児童数」は、1,800人を上回る状況です。
出典:北海道「保育所等の利用の状況について」
待機児童解消と将来的な人材不足への対策として、北海道では修学資金貸付制度など、さまざまな保育士支援が打ち出されています。
出典:北海道社会福祉協議会「保育士確保対策事業」
また、北海道では医療人材不足も深刻な問題となっています。ここ数年は新型コロナウイルス感染症の拡大により、人材の確保が求められている状況です。そのため、北海道では医師や看護師などに対する支援が推進されており、中には医療従事者が利用できる院内保育所・託児所の拡充などの子育て支援も含まれます。
出典:北海道地域医師連携支援センター「出産・育児及び離職後の再就業に不安を抱える女性医師等の皆様へ」
出典:北海道医師会医師キャリアサポート相談窓口「育児サポート」
出典:北海道「看護政策係のページ」
以上をまとめると、保育人材が不足しており、さらに医療従事者の保育環境の整備が進められている北海道では、院内保育所の需要がますます高まると言えるでしょう。なお平成29年10月時点では、北海道の病院のうち43.8%に院内保育所があり、過去6年にわたり増加傾向です。加えて、院内保育所のうち52.8%が夜間保育を実施しています。
出典:北海道「院内保育等の推進について」
次の表は、北海道と全国における保育士の平均年収と、北海道の院内保育所で働く保育士の平均年収です。なお、平均年収はマイナビ保育士に掲載された情報にもとづきます。
保育士の平均年収 | 院内保育所で働く保育士の平均年収 | |
---|---|---|
北海道 | 約317万円 | 約240万~380万円 |
全国 | 約374万円 | - |
出典:厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査」
北海道で働く保育士の平均年収は、全国平均を下回る金額です。近隣エリアと比べると、青森県・岩手県・宮城県には劣るものの、秋田県・山形県よりは高い水準となっています。
また、院内保育所で働く保育士の年収は、施設によって差が大きく開いており、中には年収400万円以上を提示する施設もあります。とくに、夜間保育を行うほとんどの院内保育所では夜勤手当を支給するため、年収が高い傾向です。
基本月給が低い求人についても、手当・賞与・福利厚生が充実しているケースがあるため、長く安定的に働きたい人はチェックするとよいでしょう。
ここでは、北海道における保育士の有効求人倍率と、保育士・院内保育所の求人数を紹介します。なお求人数はマイナビ保育士に掲載された情報にもとづくデータです。
保育士の有効求人倍率(※1) | 1.53倍(2021年4月時点) |
---|---|
保育士の求人数(※2) | 412件(2021年9月時点) |
院内保育所の求人数(※2) | 20件(2021年9月時点) |
※1出典:厚生労働省「令和2年及び令和3年における保育士の各都道府県別有効求人倍率等の比較」
※2出典:マイナビ保育士
2021年4月時点における北海道の保育士の有効求人倍率は、全国平均2.04倍より低いものの、隣接する青森を上回る数値です。求職者一人あたり1件以上の募集があるものの、やや競争率が高いため、積極的に求職活動を行う必要があります。
なお、マイナビ保育士における北海道の保育士求人数は412件であり、そのうち5%ほどが院内保育所の求人です。求人は札幌市に集中しており、正社員・契約社員・パートなどさまざまな雇用形態の求人が見られます。
院内保育所は夜間保育を行う施設が多いため、生活リズムの変化に耐えられる人が向いています。夜勤保育がある場合、深夜割増賃金や夜勤手当により高収入を目指すことも可能でしょう。
また、院内保育所は一施設あたりの保育士数が比較的少ないため、即戦力となる保育士が求められます。そのため、豊富な実務経験を持つ人が採用時に優遇される傾向です。
なお、院内保育所では、夜間に寂しさや恐怖を感じて泣き出す子どもをあやし、見守ることにやりがいを感じる人が多いと言われています。
北海道は、待機児童や潜在待機児童を多く抱えており、保育施設・保育人材の確保を積極的に進めている自治体です。また、医療人材不足も深刻な問題となっており、医師や看護師が働きやすい環境づくりの一環として院内保育所の整備が進んでいます。
北海道の院内保育所の求人は札幌に集中しており、さまざまな条件から求人を選ぶことが可能です。北海道で院内保育所の求人を探す際は、ぜひ「マイナビ保育士」をご利用ください。ご登録いただくと、サイトに掲載されている企業名非公開の求人や、掲載されていない非公開求人のご紹介も可能となります。
※当記事は2021年9月現在の情報をもとに作成しています