【2024年10月更新】北海道のこども園・認定こども園の保育士求人・転職・募集なら【マイナビ保育士】
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近年全国的に増加傾向にある認定こども園は北海道でも増えています。認定こども園からの求人も多く見られるようになり、仕事内容・必要な資格・保育士や幼稚園教諭との違いなどに関心を持つ人も多いのではないでしょうか。
出典:内閣府「認定こども園の数等について」
この記事では、北海道の保育業界・認定こども園の実情から、保育教諭の平均給与・求人状況までを解説します。今後、保育人材の需要がますます高まる北海道で、キャリアの幅を広げたい人はぜひ参考にしてください。
認定こども園とは、保育園と幼稚園の両方の機能を持つ施設であり、2006年に導入されました。厚生労働省の管轄である保育所、文部科学省の管轄である幼稚園と異なり、認定こども園は内閣府の管轄です。また、「幼保連携型」など4つの類型に分類されます。
認定こども園で働く職員は「保育教諭」と呼ばれ、保育士資格と幼稚園教諭免許状の両方が求められます。ただし、施設の類型や担当する子どもの年齢によっては、どちらかの資格・免許のみ所持している人でも働くことが可能です。さらに、2024年までは保育教諭として働きながらもう一方の資格・免許を取得できる「特例措置」も利用できます。
北海道は、令和3年4月時点で68人の児童を抱えている状態です。待機児童数はここ数年減少傾向にありますが、潜在待機児童の状況を考慮すると、待機児童数ゼロにはまだほど遠いと考えられます。
出典:北海道「保育所等の利用の状況について」
そのため北海道では、保育施設の整備や保育人材の確保が課題となっており、修学資金・就職準備金の貸付制度などの支援が進められている状況です。また、こども園で働く幼稚園教諭免許状所有者の、保育士資格取得を優遇する特例制度も導入されています。
出典:北海道「幼稚園教諭免許状を有する者における保育士資格取得特例制度」
令和3年4月時点の北海道には1,528の保育所等があり、493の認定こども園があります。認定こども園のうち半数以上は幼保連携型認定こども園であり、次いで多い類型が保育所型です。エリア別に見ると、札幌市・旭川市・函館市に認定こども園が多く見られます。
出典:北海道「施設|子育てに関する主なサポート・施設」
出典:北海道「保育所等の利用の状況について」
なお、令和2年4月時点に比べ60近くの認定こども園が増えており、北海道では認定こども園が増加傾向にあると言えるでしょう。
出典:厚生労働省「認定こども園に関する資料」
認定こども園の数が増加傾向にある北海道では、保育教諭の需要が今後ますます高まることが予想されます。幼保連携型だけでなく、幼稚園型・保育所型の認定こども園も比較的多く存在するため、現時点のキャリアを活かした選択が可能でしょう。
ここでは、北海道と全国における保育士の平均年収と、北海道の保育教諭の平均年収を比較し解説します。
保育士の平均年収 | 保育教諭の平均年収 | |
---|---|---|
北海道 | 約317万円 | 約356万円 |
全国 | 約374万円 | 約383万円 |
出典:厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査」
北海道で働く保育士・保育教諭の平均年収は全国平均を50万円以上下回るものの、近隣エリアである秋田県・山形県・岩手県よりは高い水準です。なお、北海道の保育教諭の平均年収は、保育士の平均年収を40万円近く上回る傾向にあります。
マイナビ保育士の求人情報を見ると、北海道で350万円を超える年収を提示する認定こども園は、大手法人が経営する札幌市内の施設であることが多い傾向です。経験者を優遇するケースがある一方、保育士資格・幼稚園教諭免許状のどちらかのみを持つ人も応募できる求人もあるため、チェックすることがおすすめです。
また、現在どちらかの資格・免許のみを持つ人は、もう一方の資格・免許を取得することで、より高い収入を得られる可能性があるでしょう。
下表は、北海道における保育士の有効求人倍率と、保育士・認定こども園の求人数です。なお、求人数はマイナビ保育士に掲載された求人の数にもとづきます。
保育士の有効求人倍率(※1) | 1.53倍(2021年4月時点) |
---|---|
保育士の求人数(※2) | 412件(2021年9月時点) |
認定こども園の求人数(※2) | 91件(2021年9月時点) |
※1出典:厚生労働省「令和2年及び令和3年における保育士の各都道府県別有効求人倍率等の比較」
※2出典:マイナビ保育士
2021年4月時点における北海道の保育士の有効求人倍率は、求職者1人あたり1件以上の求人があるものの、全国的に見ると低い水準です。希望条件やエリアによっては積極的な求職活動を行う必要があります。
北海道の保育士求人のうち約22%が認定こども園からの募集となっており、比較的選択肢が多い状況です。なお、認定こども園からの求人の約半数は札幌市の施設となっています。
認定こども園では、「保育」と「幼児教育」の両方を行う必要があり、業務量や必要とされる知識量は必然的に増すものの、幅広い専門知識が身につくでしょう。また、認定こども園は近年増加傾向にあるため、今後のキャリアアップを見据えた求職活動をしている人におすすめです。
なお、こども園の4つの類型「幼保連携型」「幼稚園型」「保育所型」「地方裁量型」には、それぞれ違いがあります。例えば、「保育園型」は保育所としての機能をメインに運営されているため、保育所での経験を大いに活かすことができるでしょう。自身の経歴やキャリアプランに合わせた施設の選択が重要です。
50人以上の待機児童を抱え、保育施設・保育人材の確保が急がれている北海道では、近年認定こども園が増加傾向です。特に札幌市に求人が多く、保育士・幼稚園教諭どちらかの資格のみでも採用可の認定こども園も見られるため、ぜひ挑戦してください。
北海道で保育教諭として働きたい人は、ぜひ「マイナビ保育士」をご活用ください。マイナビ保育士では、プロのキャリアアドバイザーがお話を伺い、希望条件に合った求人をご紹介いたします。
※当記事は2021年9月現在の情報をもとに作成しています