保育士給料の都道府県別ランキング|エリア以外の給料差の要因も解説
待機児童や保育士不足など保育に関する問題が山積する中で、保育士の処遇改善について政府は積極的に対策を取り始めています。保育をめぐる環境は徐々に改善...
条件に該当するweb公開求人数
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求人No.9068680 掲載開始日:2021/01/26
求人No.9013812 掲載開始日:2020/07/02
求人No.9013805 掲載開始日:2020/07/02
求人No.9013798 掲載開始日:2020/07/02
求人No.9013777 掲載開始日:2020/07/02
高知県の
保育士求人事情
保育士の求人情報
気になる平均給与とお出かけスポット
高知県は四国南部に位置し、四国で最も面積が大きい県です。一方で、人口は四国で最も少なく、全都道府県でも鳥取県・島根県に次ぐ約70万人となっています。特に、県庁所在地である高知市の人口は約32万人であり、県内各都市で人口差が顕著であることが特徴です。
保育園や認定こども園などの施設形態は人口が多い地域に置かれやすいため、求人探しの際はエリア選びにも気を付けなければなりません。
そこで今回は、高知県における保育士の平均給与・求人状況から保育士支援情報など、保育士就職・転職に役立つ情報を紹介します。
高知県における
保育士の平均給与は?
保育士の給与額を決める要因にはさまざまあり、勤務する都道府県による違いも関係しています。では、高知県で働く保育士はどれほどの給与を受け取っているのでしょうか。
高知県における保育士の平均年収を求人サイトによる推定値から求め、全国の平均年収と比較してみましょう。
(出典:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査」/
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2019/index.html)
高知県における保育士の平均年収は約332万円と、全国の約363万円よりもやや低い水準です。
しかし、表の金額はあくまで平均であり、手当や賞与が充実している職場の場合は平均を上回ることもあります。
年齢・経験・能力を考慮する経験者歓迎の求人も多く、仕事情報を精査することで高年収を狙うことも可能です。
高知県が進める
保育士支援の取り組み
保育士として就業する際、就職活動に必要な資金の調達や、我が子の保育料について悩む人も多いのではないでしょうか。高知県では、保育士の就職支援や離職防止などを目的として、さまざまな保育士支援事業が行われています。
高知県で保育士として働くことを考えている人は、ここから紹介する2つの取り組みを上手に活用してください。
1.未就学児を持つ保育士に対する保育料の一部貸付
「未就学児を持つ保育士に対する保育料の一部貸付」は、未就学児を持つ保育士を対象に、保育料の一部貸付を行う事業です。対象者要件は貸付が必要な人にとって達成しやすいものであり、県内の保育所等で2年間従事した場合は返還免除が適用されます。
①高知県内に住民登録している
②未就学児を持つ保育士である
③指定の施設・事業所で新たに勤務する、または保育所等に雇用されており、産後休暇・育児休業から復帰する
④保育士として週20時間以上勤務する
(出典:高知県社会福祉協議会「保育士に対する就職準備金貸付・保育料の一部貸付・子どもの預かり支援事業利用料金の一部貸付」/
http://www.kochiken-shakyo.or.jp/document/?group=grp29)
2.就職準備金貸付
「就職準備金貸付」は、資格免許を取得していながら現在働いていない潜在保育士を対象に、就職・再就職に必要な費用を補助する貸付事業です。貸付利子は無利息であり、返還免除も指定の保育所等で2年間従事した場合と制度利用がしやすくなっています。
①保育士登録をしており、養成施設の卒業または保育士試験合格から1年以上経過している
②保育所等の施設・事業に勤務経験がない、または離職後1年以上経過している
③保育所等で新たに勤務する
④保育士として週20時間以上勤務する
(出典:高知県社会福祉協議会「就職準備金貸付」/
http://www.kochiken-shakyo.or.jp/document/?group=grp29)
高知県における
保育士の求人状況
保育士求人を探す際は、エリアの求人状況も把握する必要があります。高知県における保育士有効求人倍率と、求人サイトに掲載されている求人数は、下記の通りです。
(※1出典:厚生労働省「平成31年及び令和2年における保育士の各都道府県別有効求人倍率等の比較」/
https://www.mhlw.go.jp/content/000636780.pdf)
(※2出典:マイナビ保育士/https://hoiku.mynavi.jp/)
有効求人倍率1.07倍とは、求職者1人あたり1.07件の求人が存在していることを示しています。マイナビ保育士の公開求人では、高知県の求人情報が15件とやや少ない傾向にあります。
しかし、高知県は待機児童問題をクリアしているわけではありません。子どもを預ける園・施設が必要となっていることから、保育士の需要が減少する可能性はないと言えるでしょう。
また、マイナビ保育士における公開求人の傾向としては、認定こども園や放課後等デイサービスの募集が見られます。
マイカー通勤可・交通費支給としている職場が比較的多いため、居住エリアから遠い勤務地への通勤もしやすいでしょう。
【保育士向け】
高知県の遠足・お出かけスポット
高知県で保育士として働きたいのであれば、県内の遠足・お出かけスポットは知っておいて損はありません。最後に、園児や子どもが楽しめる2つの施設を紹介します。
1.桂浜水族館
太平洋に面した桂浜公園の浜辺に置かれており、開館は1931年と歴史ある水族館です。
館内からは太平洋が一望でき、約250種7000点の展示には黒潮に生息する魚もいるなどローカル色の豊かさが特徴となっています。
カメやペンギンのごはん、カワウソ握手会などふれあいイベントも豊富です。
2.高知県立高知城歴史博物館
高知城追手門の外側にあり、高知城や土佐藩山内家伝来の資料などを中心に高知県における歴史を伝える博物館です。
約6万7千点もの展示には国宝や重要文化財も含まれており、実物資料により歴史の面白さに触れられるでしょう。
体験型展示や大型スクリーンで上映されるビデオもあるため、小さな児童も楽しめます。
まとめ
高知県における保育士の平均給与は年収約332万円であり、全国と比べるとやや低い数値となっています。しかし、高知県は保育士求人数が多く、有効求人倍率も1.07倍と保育士需要が比較的高い地域です。業務全般に関する能力・経験があることを応募先に示せれば、平均年収以上の給与を狙うこともできるでしょう。
また、マイナビ保育士ではサイトの登録者だけが閲覧できる「非公開求人」も用意しています。非公開求人を出す園・施設は好条件である場合が多いため、理想の働き方を求めるのであれば、マイナビ保育士に登録し、非公開求人をいち早くチェックすることをおすすめします。
※当記事は2020年6月現在の情報を基に作成しています