保育士給料の都道府県別ランキング|エリア以外の給料差の要因も解説
待機児童や保育士不足など保育に関する問題が山積する中で、保育士の処遇改善について政府は積極的に対策を取り始めています。保育をめぐる環境は徐々に改善...
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求人No.9003623 掲載開始日:2019/06/13
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熊本県の
保育士求人事情
保育士の求人情報
県ならではの支援事業から求人状況まで
熊本県は、九州本土の中央部に位置しており、豊かな自然と温暖な気候が特徴の地域です。県人口約174万人は九州地方第2位であり、県内で最大を誇る熊本市の人口は、現在も増加傾向を示しています。
人口の増加にともない、熊本県は療育環境の整備が求められている状態です。そのため、保育士の需要が高くなっています。
この記事では、熊本県における保育士の求人情報に関して、支援事業や平均年収・支援策等を解説します。熊本県で保育士を目指す人は、参考にしてください。
熊本県における
保育士の平均給与は?
保育士の求人を探す際、平均給与を把握することで、好条件の求人情報を絞り込むことができます。熊本県と全国における保育士の平均年収は、下記の通りです。
(出典:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査」/
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2019/index.html)
熊本県における保育士の平均年収は約240万~400万円であり、全国と同程度の水準にあります。なお、熊本県の平均年収は、求人サイトから算出された推定値です。
熊本県の求人では、給料に年齢・経験・能力を考慮するところも少なくありません。手当や賞与額はそれぞれの就業先で異なるため、スキルやキャリアを積んでいる人の場合、高年収の求人を狙うこともできるでしょう。
熊本県が進める
保育士支援の取り組み
熊本県では、保育士の人材確保・キャリアアップサポートとして、保育士支援事業を行っています。どちらも保育士にとって役立つ取り組みであるため、熊本県内で働くことを考えている人は、積極的に利用してください。
ここでは、それぞれの保育士支援における概要と、応募資格や支援内容等の詳細情報を解説します。
1.保育士等キャリアアップ研修
保育士等キャリアアップ研修は、職務内容における専門性向上を図ること等を目的に、保育現場でリーダー的役割の職員育成を行う研修です。受講料や研修内容等の詳細は、下記の通りとなります。
②障がい児保育
③食育・アレルギー対応
④幼児教育
⑤保健衛生・安全対策
⑥保育実践
⑦保護者支援・子育て支援
⑧マネジメント
(出典:熊本県「保育士等キャリアアップ研修」/
https://www.pref.kumamoto.jp/kiji_22426.html)
2.保育士修学資金貸付事業
保育士修学資金貸付事業は、保育士資格の取得を目指している人に、無利子で資金貸付を行う事業です。対象者の要件が厳しいものの、県内で児童の保護等に原則5年間従事した場合は返還免除となっています。
①令和元年度または2年度に養成施設に入学している
②熊本県に住民登録をしている
③他都道府県等から同様の資金貸付を受けていない
④養成施設の推薦を受けている
⑤家庭の経済状況等により貸付が必要と認められる
⑥養成施設卒業後、県内の保育所等に継続して従事する
⑦国庫補助が含まれる他貸付・給付制度を利用していない
②入学準備金:20万円
③就職準備金:20万円
④生活費加算:申請時の年齢・居住地により変動
(出典:熊本県社会福祉協議会ホームページ「保育士修学資金貸付事業」/
http://www.fukushi-kumamoto.or.jp/one_html3/pub/default.asp?c_id=123&id=123&q=%8FC%8Aw%8E%91%8B%E0&Search=on&radiobutton=4&now_P=1&show_num=20&type=search&sc_id=9)
熊本県における
保育士の求人状況
熊本県では保育士の求人需要が高く、有効求人倍率や求人数からも需要の高さが読み取れます。熊本県における有効求人倍率・求人数は下記の通りです。
(※1出典:厚生労働省「平成31年及び令和2年における保育士の各都道府県別有効求人倍率等の比較」/
https://www.mhlw.go.jp/content/000636780.pdf)
(※2出典:マイナビ保育士/https://hoiku.mynavi.jp/)
有効求人倍率1.51倍とは、求職者1人あたり1.51件の求人があることを示しています。また、マイナビ保育士に掲載されている17件の求人情報のうち、10件が正社員の求人です。
正規雇用により安定した給与を期待できる職場が多く、保育士として働きやすい環境が整っています。
熊本県において保育士の需要が高い理由は、熊本県が待機児童数ゼロを目指しているためです。熊本県の待機児童数は近年減少傾向にあるものの、現在でも待機児童が発生しています。
このことから、今後も保育士の需要は高まると考えられるでしょう。
(出典:内閣府「H31.4.1時点保育所等整備量・待機児童数の公表について」/
https://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/meeting/kodomo_kosodate/k_45/pdf/s5.pdf)
【保育士向け】
熊本県の遠足・お出かけスポット
熊本県内の保育所で働く際に、園児の遠足・お出かけスポットとして知っておきたい施設を2つ紹介します。
1.グリーンランド
グリーンランドは、グリーンランドリゾートの敷地内に置かれている、九州最大級のレジャーランドです。約60万平方メートルのパーク内に、コースターや絶叫マシン等、78種類ものアトラクションが並びます。
2.阿蘇ミルク牧場
阿蘇ミルク牧場は、阿蘇外輪山ふもとにあり、酪農体験等牧場ならではの学びができる施設です。乳牛はもちろん、ブタ・羊・ヤギ等、さまざまな動物とのふれあいを楽しむことができます。
阿蘇ミルク牧場で開催されているイベントは季節により異なるため、事前に確認してください。
まとめ
ここまで、熊本県における保育士の求人情報に関して、支援事業や平均年収・支援策等を解説しました。
熊本県における保育士の平均年収は、約240万~400万円です。全国の平均年収である約363万円以上も十分可能であり、保育士のキャリアがある人は高年収を目指すことができます。熊本県は、待機児童の解消に向け、保育士の確保にも力を入れているため、保育士の需要は依然として高いと言えるでしょう。
まずは求人サイトで情報を確認し、希望に適した求人があるときは、積極的に応募してください。
※当記事は2020年6月現在の情報を基に作成しています