東京都葛飾区の保育士求人・転職・募集なら【マイナビ保育士】
「男はつらいよ」や「こち亀」などのイメージが強い葛飾区ですが、23区内でありながら東京のベッドタウンと化しています。都心から離れていて生活しやすく、下町の情緒が色濃く残るこのエリアは、保育士にとって非常に働きやすい環境が整っています。保育士不足の影響から、1万円前後の地域手当や住宅手当、皆勤手当や役職手当など、各種充実した手当が備わっています。多様化する保育ニーズに対応して保育士の専門性が求められることで、質の向上も期待できます。
保育士を目指す人の中には、東京都葛飾区の保育園で働きたいと考える人も多いでしょう。しかし、いざ葛飾区の保育士求人に応募したいと考えていても、労働環境や給与相場が気になって、応募に踏み切れない人も少なくありません。そこで今回は、葛飾区における保育士の求人情報を解説します。平均給与や保育士支援の取り組み、遠足やお出かけスポットも紹介するため、葛飾区で保育士として働きたい人は参考にしてください。
葛飾区は、東京の中でも下町情緒が味わえる人気のエリアです。落ち着いた雰囲気の中で、保育士として働きたい人はたくさんいます。
保育士専門の求人サイトから算出された、葛飾区における保育士の平均月給は約21万円で、平均年間給与は約336万円となっています。全国平均は約358万円であるため、少し低い金額と言えるでしょう。
葛飾区と全国の平均給与をまとめると、以下のとおりです。
全国 | 葛飾区 |
---|---|
約358万円 | 約336万円 |
(出典:厚生労働省「平成30年賃金構造基本統計調査」https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/chinginkouzou.html))
上に記載している葛飾区の平均給与には、ボーナスや諸手当額も加算しています。そのため、金額を見る限りでは少し物足りなさを感じる人もいるでしょう。
しかし、葛飾区では保育士支援の取り組みが非常に充実しています。就職支援はもちろん、金銭面での補助を受けることも可能です。
このような補助があることを考えると、葛飾区の平均給与は十分な金額と言えます。
葛飾区では保育士が安心して仕事をできるよう、さまざまな形で保育士に対する支援を行っています。葛飾区が特に力を入れている事業は、保育士就職支援アドバイザーと宿舎借上支援事業の2つです。
ここでは、それぞれの取り組みについて具体的に解説します。
葛飾区では、葛飾区の保育園に就職したいと考えている保育士のために、常勤の「保育士就職支援アドバイザー」を配置しています。アドバイザーは、希望に沿う求人情報の提供や仕事内容の説明、保育施設の見学、面接のマッチングなどを行っています。
(出典:葛飾区「葛飾区の保育人材確保に関する取り組み」/http://www.city.katsushika.lg.jp/kurashi/1000056/1012638/1017003.html)
保育士就職支援アドバイザーは経験豊富な保育士であるため、保育士ならではの業務に関する不安や悩みを相談することも可能です。
また、保育士就職支援アドバイザーは定期的に保育士向けの就職・転職イベントや研修会を実施し、葛飾区で働きたいと考えている保育士の就職・転職を後押ししています。
葛飾区の保育士として働きたい人は、積極的にこの制度を活用しましょう。
葛飾区で保育士として勤務する場合、宿舎借上支援事業によって保育園に賃貸物件を借り上げてもらえるうえ、月額8万2000円までの家賃補助を受けることができます。
(出典:葛飾区「葛飾区の保育人材確保に関する取り組み」/http://www.city.katsushika.lg.jp/kurashi/1000056/1012638/1017003.html)
この制度の対象となる施設は以下の5つです。
基本的に、借り上げてもらえる物件は葛飾区内にある物件です。しかし、条件によっては葛飾区外の物件を借り上げてもらうこともできます。
また、経験年数や施設あたりの人数などによる制限も一切ないため、保育士としての経験がほとんどない人でも利用可能です。
保育園への就職が決まったときには、勤務先の保育園に葛飾区の宿舎借上支援事業を利用して、手当を受けたい旨を伝えましょう。
葛飾区における保育士の有効求人倍率は明らかにされていませんが、東京都全体における令和元年10月時点の保育士の有効求人倍率は、5.23倍となっています。
ちなみに、令和元年10月時点の東京都における保育士の有効求人者数は1,563人、有効求人数は8,173件でした。
(出典:厚生労働省「保育士有効求人倍率」/ https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/hoiku/index.html)
また、葛飾区の平成31年4月1日時点での待機児童は54人となっています。
(出典:東京都福祉保健局「都内の保育サービスの状況について」/https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/smph/kodomo/katei/kodomokosodatekaigi/dai16kai_plan.html)
葛飾区の待機児童は年々減少していますが、待機児童ゼロの目標を達成するためには、さらなる保育士の確保が必要不可欠です。 以下の表に示すように、葛飾区にある多くの保育施設が保育士を募集しています。
保育施設 | 「マイナビ保育士」に登録されている施設数 |
---|---|
認可保育園 | 75 |
認証保育園・認定保育園 | 14 |
院内保育所 | 2 |
企業内保育所 | 1 |
病後児保育 | 2 |
その他認可外保育所 | 5 |
学童施設 | 12 |
障がい児施設 | 5 |
未経験歓迎やブランクOKなど求人数はたくさんあるため、積極的に応募しましょう。
葛飾区には、受け持ったクラスの子どもたちとの遠足・お出かけにうってつけのスポットがたくさんあります。 特におすすめのスポットは、以下の2つです。
幼いうちから科学の面白さに触れることができる科学教育センター「未来わくわく館」は、3歳以上の子どもとの遠足・お出かけにおすすめのスポットです。「光」「水」「空気」の3つをテーマに作られた展示装置の数々は、大人でも楽しめるでしょう。
にいじゅくプレイパークでは、大型アスレチックやターザンロープなどで、のびのびと全身を使って遊ぶことができます。また、「遊びの基地」という建物があり、建物の中では卓球や木工作を無料で楽しむことができるため、突然雨が降ってきた場合でも安心です。
このように子どもが遊べる施設の多さも、葛飾区の特徴と言えるでしょう。
ここまで、葛飾区における保育士の求人情報を解説しました。 葛飾区で保育士として働く場合は手厚い家賃補助を受けられるため、安心して働くことができます。また、就職支援も行っているため、区全体が保育士を歓迎していることも大きな特徴です。
保育士の求人はたくさんありますが、人気の場所では早めに募集を締め切るところもあります。気になる求人を見つけた際は、早めに応募しましょう。
※当記事は2020年3月現在の情報を基に作成しています