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厚生労働省の調査によると、保育士の平均年収は全国で約363万円でした。一方、和歌山県に絞った平均年収では約332万円と、全国平均をやや下回る水準となっていました。
平均年収 | |
---|---|
全国 | 約363万円 |
和歌山県 | 約332万円 |
(出典:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査」/ https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2019/index.html))
平均年収に差が出る要因は複数ありますが、中でも「物価の差」は、大きな要因と言えるでしょう。 物価が安い地域であれば、平均年収が全国平均よりもやや少なかったとしても、十分に暮らしていける地域はたくさんあります。 和歌山県の場合、全国平均を100とした場合の物価指数が99.6と、全国平均をやや下回っています。
(出典:総務省「小売物価統計調査(構造編)-2018年(平成30年)結果-」/ http://www.stat.go.jp/data/kouri/kouzou/pdf/g_2018.pdf)
また、この数値はあくまで平均値であり、勤務する施設によっては資格手当や役職手当、通勤手当(交通費支給)など諸手当があることから、人により収入が大きく異なります。 さらに、正社員・パート・派遣社員などといった雇用形態や、月給制・時給制など報酬体系、勤務地などによっても年収は変動します。
働き方によっては、平均を上回る収入を得ることももちろん可能です。
以下は、和歌山県における保育士の有効求人倍率と、2020年5月現在の保育士求人数をまとめた表です。
保育士有効求人倍率(※1) | 1.78倍(2019年10月時点) |
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保育士求人数(※2) | 30件(2020年5月時点) |
(※1出典:全国保育士養成協議会:資料「2019年度 保育士養成研究所 第1回研修会 資料:保育の動向と保育士養成課程について/ https://www.hoyokyo.or.jp/nursing_hyk/reference/(※2出典:マイナビ保育士/ https://hoiku.mynavi.jp/
2019年10月時点での和歌山県における保育士有効求人倍率は1.78倍と、就職希望者にとっては希望する園に就職しやすいことがわかります。
また、待機児童解消と保育の拡充のため、全国的に保育士の確保を目指す事業所も多く、保育士の需要は継続して存在しています。
和歌山県においても待機児童は54名存在しており、依然として保育士の需要は続いていくと考えられます。前年10月時点の待機児童数は160名であるため、大きく改善されたと言っても過言ではありません。
和歌山県や県内の事業所の取り組みにより、県内の保育環境の改善や職員の待遇改善が行われた結果と見ることができます。
※当記事は2020年5月現在の情報を基に作成しています