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求人No.684425 掲載開始日:2021/01/28
求人No.684423 掲載開始日:2021/01/28
求人No.712816 掲載開始日:2020/06/09
求人No.712813 掲載開始日:2020/06/09
和歌山県は、紀伊半島に位置する温暖で過ごしやすい地域です。 気候の良さを利用したみかんなど農業が有名である他、世界遺産である熊野古道や美しい太平洋の景色など、観光地としても注目を集めています。 また産業においては、鉄鋼業や石油産業など重工業が盛んでおり、多くの人が働いています。
これらの産業で仕事をし、支えている人材が安心して働くためには、その子どもたちを守る「保育士」の存在も当然欠かせません。 今回は、和歌山県に暮らす子どもたちを守り育てる保育士を取り巻く状況と、行政の支援の仕組みについて紹介します。
厚生労働省の調査によると、保育士の平均年収は全国で約363万円でした。一方、和歌山県に絞った平均年収では約332万円と、全国平均をやや下回る水準となっていました。
(出典:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査」/ https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2019/index.html)
平均年収に差が出る要因は複数ありますが、中でも「物価の差」は、大きな要因と言えるでしょう。 物価が安い地域であれば、平均年収が全国平均よりもやや少なかったとしても、十分に暮らしていける地域はたくさんあります。 和歌山県の場合、全国平均を100とした場合の物価指数が99.6と、全国平均をやや下回っています。
(出典:総務省「小売物価統計調査(構造編)-2018年(平成30年)結果-」/ http://www.stat.go.jp/data/kouri/kouzou/pdf/g_2018.pdf)
また、この数値はあくまで平均値であり、勤務する施設によっては資格手当や役職手当、通勤手当(交通費支給)など諸手当があることから、人により収入が大きく異なります。 さらに、正社員・パート・派遣社員などといった雇用形態や、月給制・時給制など報酬体系、勤務地などによっても年収は変動します。
働き方によっては、平均を上回る収入を得ることももちろん可能です。
和歌山県では、保育の拡充や保育士の確保を目的に、さまざまな支援の取り組みが行われています。
一定要件を満たすと返還免除となる貸付金などの制度もあるため、条件に合致する場合は、上手に活用する方が良いでしょう。
ここからは、保育士として勤務を開始するにあたり、積極的に利用しておきたい支援・取り組みを2つ紹介します。
未就学児の子どもがいる場合、和歌山県内で保育士として働く際には、その保育料の一部相当額の貸付を受けることができます。 保育士として週20時間以上勤務するなど、いくつかの条件があります。
保育料の一部貸付事業は、県内施設で2年以上保育士として勤務した場合、貸付金の返還が免除されるという取り決めもあります。 保育士として長く勤めるのであれば、必ず活用すべきと言っても過言ではありません。
(出典:社会福祉法人和歌山県社会福祉協議会「福祉人材確保及び自立支援のための返還免除付き貸付事業のご案内」/ https://waken.godaioa.jp/~kenhp/pages/lhp.php?seq_hp=6058)
和歌山県内で保育士として保育所に勤務することが決まった場合、就職準備金として20万円の貸付を受けることもできます。 公式サイトでは、参考情報として、次のような用途を挙げています。
保育士として勤務を開始する際は、準備する物品が多く、想定していたよりも金銭的負担が大きくなるケースがあります。 このような制度を上手に活用することで、金銭的負担を軽減することができるでしょう。
就職準備金貸付事業は、保育士の免許を有している上で、保育士としてのキャリアにブランクがある方も対象となっています。
そのため、子育てが一段落し、もう一度保育士としてキャリアを始めようと考えている人などは、積極的に活用しましょう。
以下は、和歌山県における保育士の有効求人倍率と、2020年5月現在の保育士求人数をまとめた表です。
(※1出典:全国保育士養成協議会:資料「2019年度 保育士養成研究所 第1回研修会 資料:保育の動向と保育士養成課程について」/ https://www.hoyokyo.or.jp/nursing_hyk/reference/) (※2出典:マイナビ保育士/https://hoiku.mynavi.jp/)
2019年10月時点での和歌山県における保育士有効求人倍率は1.78倍と、就職希望者にとっては希望する園に就職しやすいことがわかります。
また、待機児童解消と保育の拡充のため、全国的に保育士の確保を目指す事業所も多く、保育士の需要は継続して存在しています。
和歌山県においても待機児童は54名存在しており、依然として保育士の需要は続いていくと考えられます。前年10月時点の待機児童数は160名であるため、大きく改善されたと言っても過言ではありません。
和歌山県や県内の事業所の取り組みにより、県内の保育環境の改善や職員の待遇改善が行われた結果と見ることができます。
和歌山県には、豊富な自然資源を生かした体験型の施設が数多く存在しています。 子どもは楽しめるだけでなく、五感を通してさまざまなことを遊びながら学ぶことができるでしょう。
海を利用して作られた串本海中公園には、「水族館」「海中展望塔」「海中観光船」の3つのアトラクションがあります。水棲生物について学べるだけでなく、実際の海の中を覗いて、本物の光景を目にすることができます。
自然の地形を生かして作られた花園グリーンパークの公園内では、ローラースライダーや人工ゲレンデなど、子どもに人気のアトラクションを楽しむことができます。 敷地内には宿泊施設も併設されており、施設内には会議室や広い和室もあります。
雨天の場合の屋内アクティビティに利用したり、オリエンテーションや休憩場所として利用したりするなど、幅広い利用方法が想定できます。
現在の日本では、全国的に待機児童問題が生じており、依然として保育士の需要が高まっています。自然豊かで暮らしやすい和歌山県においても、その現状は同じです。
待機児童を減らし、かつ保育士の人材を増やすために、和歌山県では多くの支援や取り組みが行われています。実際に数年前と比べて待機児童が減っており、かつ全国と比べて有効求人倍率が低いことから、保育士の労働環境も改善されていることが伺えます。
「すべての人が暮らしやすい和歌山県」を実現するため、保育士の力は特に求められています。ここまでの内容を参考に、ぜひ和歌山県で保育士として活躍してください。
※当記事は2020年5月現在の情報を基に作成しています
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和歌山県における保育士の給料相場は?活用したい貸付事業も紹介
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平均給与や貸付事業について
和歌山県は、紀伊半島に位置する温暖で過ごしやすい地域です。
気候の良さを利用したみかんなど農業が有名である他、世界遺産である熊野古道や美しい太平洋の景色など、観光地としても注目を集めています。
また産業においては、鉄鋼業や石油産業など重工業が盛んでおり、多くの人が働いています。
これらの産業で仕事をし、支えている人材が安心して働くためには、その子どもたちを守る「保育士」の存在も当然欠かせません。
今回は、和歌山県に暮らす子どもたちを守り育てる保育士を取り巻く状況と、行政の支援の仕組みについて紹介します。
和歌山県における
保育士の平均給与は?
厚生労働省の調査によると、保育士の平均年収は全国で約363万円でした。一方、和歌山県に絞った平均年収では約332万円と、全国平均をやや下回る水準となっていました。
(出典:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査」/
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2019/index.html)
平均年収に差が出る要因は複数ありますが、中でも「物価の差」は、大きな要因と言えるでしょう。
物価が安い地域であれば、平均年収が全国平均よりもやや少なかったとしても、十分に暮らしていける地域はたくさんあります。
和歌山県の場合、全国平均を100とした場合の物価指数が99.6と、全国平均をやや下回っています。
(出典:総務省「小売物価統計調査(構造編)-2018年(平成30年)結果-」/ http://www.stat.go.jp/data/kouri/kouzou/pdf/g_2018.pdf)
また、この数値はあくまで平均値であり、勤務する施設によっては資格手当や役職手当、通勤手当(交通費支給)など諸手当があることから、人により収入が大きく異なります。
さらに、正社員・パート・派遣社員などといった雇用形態や、月給制・時給制など報酬体系、勤務地などによっても年収は変動します。
働き方によっては、平均を上回る収入を得ることももちろん可能です。
和歌山県が進める
保育士支援の取り組み
和歌山県では、保育の拡充や保育士の確保を目的に、さまざまな支援の取り組みが行われています。
一定要件を満たすと返還免除となる貸付金などの制度もあるため、条件に合致する場合は、上手に活用する方が良いでしょう。
ここからは、保育士として勤務を開始するにあたり、積極的に利用しておきたい支援・取り組みを2つ紹介します。
1.保育士が働きやすい環境を作るための保育料の一部貸付事業
未就学児の子どもがいる場合、和歌山県内で保育士として働く際には、その保育料の一部相当額の貸付を受けることができます。
保育士として週20時間以上勤務するなど、いくつかの条件があります。
保育料の一部貸付事業は、県内施設で2年以上保育士として勤務した場合、貸付金の返還が免除されるという取り決めもあります。
保育士として長く勤めるのであれば、必ず活用すべきと言っても過言ではありません。
(いずれも保育士として週20時間以上の勤務)
①保育所等に新たに勤務する方
②保育所等に勤務している方で、産後休暇・育児休業から復帰する方
(出典:社会福祉法人和歌山県社会福祉協議会「福祉人材確保及び自立支援のための返還免除付き貸付事業のご案内」/
https://waken.godaioa.jp/~kenhp/pages/lhp.php?seq_hp=6058)
2.保育人材を確保するための就職準備金貸付事業
和歌山県内で保育士として保育所に勤務することが決まった場合、就職準備金として20万円の貸付を受けることもできます。
公式サイトでは、参考情報として、次のような用途を挙げています。
保育士として勤務を開始する際は、準備する物品が多く、想定していたよりも金銭的負担が大きくなるケースがあります。
このような制度を上手に活用することで、金銭的負担を軽減することができるでしょう。
(保育士として週20時間以上の勤務)
①保育士登録後1年以上経過、または1年未満で養成施設卒業もしくは保育士試験合格から1年以上経過した方
②保育所などの施設等を離職後1年以上経過、または勤務経験のない方
③保育所等に新たに勤務する方
(出典:社会福祉法人和歌山県社会福祉協議会「福祉人材確保及び自立支援のための返還免除付き貸付事業のご案内」/
https://waken.godaioa.jp/~kenhp/pages/lhp.php?seq_hp=6058)
就職準備金貸付事業は、保育士の免許を有している上で、保育士としてのキャリアにブランクがある方も対象となっています。
そのため、子育てが一段落し、もう一度保育士としてキャリアを始めようと考えている人などは、積極的に活用しましょう。
和歌山県における
保育士の求人状況
以下は、和歌山県における保育士の有効求人倍率と、2020年5月現在の保育士求人数をまとめた表です。
(※1出典:全国保育士養成協議会:資料「2019年度 保育士養成研究所 第1回研修会 資料:保育の動向と保育士養成課程について」/
https://www.hoyokyo.or.jp/nursing_hyk/reference/)
(※2出典:マイナビ保育士/https://hoiku.mynavi.jp/)
2019年10月時点での和歌山県における保育士有効求人倍率は1.78倍と、就職希望者にとっては希望する園に就職しやすいことがわかります。
また、待機児童解消と保育の拡充のため、全国的に保育士の確保を目指す事業所も多く、保育士の需要は継続して存在しています。
和歌山県においても待機児童は54名存在しており、依然として保育士の需要は続いていくと考えられます。前年10月時点の待機児童数は160名であるため、大きく改善されたと言っても過言ではありません。
和歌山県や県内の事業所の取り組みにより、県内の保育環境の改善や職員の待遇改善が行われた結果と見ることができます。
【保育士向け】
和歌山県の遠足・お出かけスポット
和歌山県には、豊富な自然資源を生かした体験型の施設が数多く存在しています。
子どもは楽しめるだけでなく、五感を通してさまざまなことを遊びながら学ぶことができるでしょう。
1.串本海中公園
海を利用して作られた串本海中公園には、「水族館」「海中展望塔」「海中観光船」の3つのアトラクションがあります。水棲生物について学べるだけでなく、実際の海の中を覗いて、本物の光景を目にすることができます。
2.花園グリーンパーク
自然の地形を生かして作られた花園グリーンパークの公園内では、ローラースライダーや人工ゲレンデなど、子どもに人気のアトラクションを楽しむことができます。
敷地内には宿泊施設も併設されており、施設内には会議室や広い和室もあります。
雨天の場合の屋内アクティビティに利用したり、オリエンテーションや休憩場所として利用したりするなど、幅広い利用方法が想定できます。
まとめ
現在の日本では、全国的に待機児童問題が生じており、依然として保育士の需要が高まっています。自然豊かで暮らしやすい和歌山県においても、その現状は同じです。
待機児童を減らし、かつ保育士の人材を増やすために、和歌山県では多くの支援や取り組みが行われています。実際に数年前と比べて待機児童が減っており、かつ全国と比べて有効求人倍率が低いことから、保育士の労働環境も改善されていることが伺えます。
「すべての人が暮らしやすい和歌山県」を実現するため、保育士の力は特に求められています。ここまでの内容を参考に、ぜひ和歌山県で保育士として活躍してください。
※当記事は2020年5月現在の情報を基に作成しています