認可保育園の保育士求人・転職・募集なら【マイナビ保育士】
「認可保育所」は、児童福祉法に基づいて設置された児童福祉施設です。国が定めた基準を満たし、都道府県知事に“認可”された保育所で、整備や環境も十分に整っており、保育士の人員は、年齢ごとに適正に配置されます。自治体から補助金を受けて運営しているので、経営が比較的安定しているのも特徴です。認可保育園には「公立」と「私立」があり、「公立」は地方公務員となります。給料は年齢に比例した昇給が見込める公務員のほうが優遇されています。
児童福祉法に基づき、国が定めた設置基準(施設の広さ、保育士の人数、給食設備、防災管理、衛生管理など)をすべてクリアし、都道府県知事に認可された児童福祉施設です。保護者の仕事や病気などの理由で、家庭での保育に欠ける子どもを保護者に代わって預かります。保育の対象は0歳児~小学校就学前の乳幼児です。私立認可保育所の運営主体は、社会福祉法人、NPO法人、学校法人、企業などで、近年は各自治体で公立認可保育所の民営化も進められています。
私立保育所における保育士の平均給与(賞与の1/12を含む)は、常勤では262,158円、非常勤では169,091円です(内閣府「平成29年度 幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査」のデータより)。平均給与額は公立保育所のほうが若干高い傾向にありますが、初任給に大きな差はみられません。
勤務形態には、常勤(正社員)、非常勤(パートタイム)、派遣などがあります。
子ども1人当たりの保育士の人数や保育室の面積など、国が定める基準以上の「保育の質」が担保されています。国から補助金が交付され、公費によって運営されるため、多くの認可保育所は設備や給与が充実しており、運営も安定しています。また、広い園庭や体育館といった保育環境を生かした華やかなイベントもみられます。