170419_select_main_img_1-thumb-690x350-141.jpg

数ある保育園の中から自分にぴったり合う園を選ぶのはなかなか難しいものです。あなたらしく、生き生きと仕事をするためにも、自分の中で「これだけは譲れない」という条件を見つけ出すことが大切です。
保育士という仕事をするうえで、あなたが一番重要だと考える条件は何ですか? 給料が多い、残業が少ない、職場の雰囲気がいい......など数え上げればきりがありませんが、大きく3つのポイントを押さえていれば、様々な条件に対応してくれるはずです。

目次

  • ポイント1.働く環境を園が整えている
  • ポイント2.サポート体制がある
  • ポイント3.園児や職員が笑顔で過ごしている

働く環境を園が整えている

保育士という仕事は、肉体的にも精神的にも非常に過酷です。さらに全国的に保育士が不足している今、少ない人員で回している保育園も多いのではないでしょうか。
体力と気力に余裕がない状態で仕事をしていると、本来の能力が発揮できずにストレスが溜まるばかりか、疲れから事故にもつながりかねません。その点を踏まえて、働いている保育士の労働環境を見直す保育園も増えてきているようです。
例えば、園児の人数に対して保育士の数が適正であること、休憩や休日をしっかりと取れる仕組みになっていること、また事務的業務の効率化を図るためにも柔軟にIT化を進めるなど、働く側の環境をきちんと整えてくれているかどうかが、保育園を選ぶ大きなポイントになるでしょう。

キャリアアップや人材育成などのサポート体制があること

大きな矢印にまたがり、上を指さすスーツ姿の女性のイラスト

たとえどんなに良い職場環境でも、勤続年数に見合った昇給がない、資格やスキルを活かした仕事ぶりを認めらないとなれば、仕事に対するモチベーションは下がる一方です。
公立保育園の保育士は公務員であり、給料は年功序列型で増えていきますが、私立は園によって様々な給与体制なので、昇進や昇給の道筋が見えない状況がうかがえます。そのため、適正なキャリアアップが望めずに将来に希望が持てない保育士の方も多いのではないでしょうか。
しかし昨今では、株式会社の参入などによって、保育士の意欲や能力を重視する傾向も強まってきています。そのように評価制度や昇給制度を積極的に取り入れている保育園であれば、あなたの能力に見合ったキャリアを手に入れることができるでしょう。

園児や職員が笑顔で過ごしていること

赤ちゃんを抱える笑顔の女性を写した画像

最後のポイントは「保育園の雰囲気」です。一見、抽象的に感じますが、ここがもっとも重要なポイントです。ホームページを見ても、そこには良い事しか記載されていないはずです。期待に胸を膨らませて入ったものの、働き始めたらイメージとかけ離れていた! ということも。そうならないためにも、見学や面接の際に注意深くチェックすべきことがあります。
まずは園児と職員の表情が明るく、笑顔が多いこと。園児一人ひとりに適切な保育がされていると伝わります。また職員間の連携がスムーズであれば、トラブルを未然に防ぐことができるので、仲良く遊ぶ園児の楽しそうな姿から、職員の人間関係も円滑であると想像できるでしょう。
そして、園長や主任といった上の立場の人が高圧的な態度でないか、こちらの質問に対して真摯な態度で答えてくれるか、などを観察してみましょう。その対応から人間性だけではなく、保育の仕事に対する姿勢が垣間見えるはずです。

キャリアアドバイザーからのコメント

転職で大切なことは情報収集です。とはいえ、求人票に掲載されている情報だけで、園の環境はなかなか見えてきません。情報は自分の目で見て、肌で感じて行いたいものですが、ひとりで行うには限界があります。そんなときは、『マイナビ保育士』のキャリアアドバイザーに相談してみませんか? 『マイナビ保育士』なら、転職のプロたちが抜群の情報収集力で求人票に掲載されていない情報をはじめ、知りたい情報すべてを集めます。
そのほか、面接対策や、面接日の日程調整、応募書類の添削などもすべておまかせです。一緒に新しい一歩踏み出してみませんか?