机に置かれた退職願の画像

どんなに今の職場を辞める決心が固くても、思いついたときすぐに「辞めます!」などと言ってしまう人はほどんどいないはずです。責任ある社会人として、円満な退職に向けてまずはどのような手順を踏むべきなのでしょうか?

辞める時期は慎重に考えよう

仕事を辞めたくなる衝動は、一年を通じていつ訪れても不思議ではありません。だからといって、自分の都合や感情だけで大事な決断をくだすことは、周囲に多大な迷惑をかける結果につながります。とくに、担任を持っている場合は、子どもたちへの影響を考えて時期を慎重に検討することが好ましいでしょう。
また、一般的には保育士の求人は年度切り替えの10~3月に増える傾向があります。次の職場へのスムーズな移行をめざすなら、この時期を目安に考えるとよいでしょう。
ただし、さまざまな事情により年度途中で辞めざるを得ない場合もあるかと思います。その際には、誠意を持って報告と引き継ぎ作業、また周囲へのフォローを万全にしておくなどできる限りの体制を整える実行力が欠かせません。

退職の意思を伝えるベストタイミングとは

スケジュール帳とペンを持つ手を写した画像

退職の意思を伝えるにあたって、もっとも注意すべき点はそのタイミングです。常に人手不足である保育業界において、慣れている保育士が辞めることは大きな痛手です。そのため、必ずといっていいほど引き留められるでしょう。
自分の決心が揺るぎないものであれば、園側にかける迷惑や負担を最小限に抑えるためにも、早めに退職の意思を伝えなければなりません。法的には2週間前に伝える義務がありますが保育士の仕事は園児一人ひとりのようすを把握していることや、保護者との関係性も重視されるため、遅くても1~2カ月前には伝えるのが望ましいでしょう。
また、園長へ直接切り出すのではなく、主任など直属の上司をとおすことを忘れずに。たとえ仲がよくても、同僚には決定するまで口外しない方が余計なトラブルを引き起こさずに済むでしょう。

スムーズな引き継ぎで円満退社

笑顔の女性を写した画像

円満に退職するためにも「立つ鳥跡を濁さず」という言葉を忘れずに。まずは自分が辞めた後に、同僚にどれくらいの負担がかかるのか、どの業務に問題 が生じる可能性があるのかなど、綿密にシミュレーションする必要があるでしょう。
子どもたちだけではなく保護者に対しても、マニュアルどおりではないきめ細やかな対応を求められる保育士という仕事。一人ひとりに適した指導や対処方法があるので、注意事項をわかりやすくまとめておきましょう。
また保護者の視点で見ると、自分の子どもをかわいがってくれた保育士には人一倍愛着が湧くものです。利用者を不安にさせないためのフォローも忘れないようにしましょう。伝え漏れがないように、責任感を持って最後まで務め上げようとする姿勢こそが、スムーズな引き継ぎと円満な退社につながっていくのです。

キャリアアドバイザーからのコメント

転職活動を行うときにチェックしておきたいのが、年間を通じてもっとも求人数が増える時期です。ピークは9月~12月1月~3月です。保育士不足とはいえ、人気の保育園は、早々に応募を締め切られてしまうこともあります。理想の職場に出会うためにも、転職活動は計画的に、ゆとりを持って行いましょう。夏ぐらいから転職活動を始めれば、余裕を持って活動できますし、満足度の高い求人に出会える確立がぐんと上がります。
また、転職先を考えるときは、「給料アップ」などの希望条件も大切ですが、「活躍できる職場はどこか」という観点で探すことも大切です。その際、口コミや噂、条件面だけを参考にせず、実際に面接・見学に行くなどして、自分自身の目で見て、肌で感じ、しっかりと情報収集をすることが転職活動成功のポイントです。
とはいえ、「ひとりで転職活動を行うのは不安」――そんなときは『マイナビ保育士』のキャリアアドバイザーに直接会って、転職の悩みを相談してみてください。頼れるキャリアアドバイザーに「会う」ことで「叶えたい転職」が実現できます。一緒に夢を叶えるための新しい一歩を踏み出してみませんか?