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待機児童問題解消のために保育の受け皿を増やすべく、保育士さんの待遇を改善していこうという流れが強まっているのをご存じですか? ここでは、全国的にも保育士不足が深刻な東京23区について、保育士さん確保のためのさまざまな取り組みをご紹介します。

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各都道府県別の待機児童の状況は?

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厚生労働省の「待機児童及び待機児童解消加速化プランの状況について」によると、全国の待機児童数は23,553人、東京都はその約1/3の8,466人となっています。こうした待機児童問題の裏には保育士不足の問題があり、とくに東京23区の保育士不足は深刻です。こうした問題を解消すべく、各自治体はさまざまな取り組みを行っています。

参照:厚生労働省「待機児童及び待機児童解消加速化プランの状況について」

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おトクに世田谷区に住める、住宅借り上げ支援制度

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就学前人口が増加し続けていることもあり、待機児童の数が1,198人(平成28年4月時点)と日本全国でもっとも多い世田谷区。平成32年4月までに2万1,584人分の保育定員を確保しようと、保育士確保対策にも力が入っています。

そんな世田谷区で行われているのが、保育士さんのための「宿舎借り上げ支援制度」です。平成27~32年度までの間、区の認可保育園などで働く保育士さんが園の借り上げた住宅に入居する場合、月額賃料8万2,000円までの補助が保育運営事業者に行われるというもの。つまり、この制度を利用する園の住宅に住めば、とっても安い家賃で世田谷区に住むことが可能なんです(場合によっては自己負担なしの可能性も)!

この制度のうれしいところは、一般的な認可保育園はもちろん、区の認証保育園や一時預かり事業、一部の認可外保育施設など、補助対象となる施設の範囲が非常に広いこと。また、支援の対象となる保育士さんは、1日6時間以上かつ月20日以上の勤務であれば、非常勤採用や契約社員でも補助対象となるんです。

リニューアルされた世田谷区の保育人材情報サイト「せたがやHoiku Work」では、保育施設のエリアごとの検索はもちろん、職場レポートといった現場の情報も充実しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

待機児童数が200人以上の地方自治体

※単位(人)

順位 都道府県 市区町村 待機児童数
1 東京都 世田谷区 1,198
2 岡山県 岡山市 729
3 沖縄県 那覇市 559
4 千葉県 市川市 514
5 東京都 江戸川区 397
6 東京都 板橋区 376
7 沖縄県 沖縄市 360
8 大分県 大分市 350
9 香川県 高松市 321
10 東京都 渋谷区 315
11 東京都 足立区 306
12 東京都 目黒区 299
13 東京都 府中市 296
14 兵庫県 明石市 295
15 東京都 調布市 289
16 東京都 江東区 277
17 大阪府 大阪市 273
18 東京都 三鷹市 264
19 東京都 中央区 263
20 東京都 中野区 257
21 東京都 台東区 240
22 東京都 北区 232
23 沖縄県 浦添市 231
24 大阪府 吹田市 230
25 東京都 大田区 229
26 大阪府 豊中市 217
27 静岡県 浜松市 214
28 宮城県 仙台市 213
29 千葉県 船橋市 203

参照:世田谷区

参照:厚生労働省「待機児童及び待機児童解消加速化プランの状況について」

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総合的な支援で保育士を応援する大田区

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大田区では、平成30年までに保育サービス定員を700人分増やすため、認可保育所はもちろん、地域型保育事業や認証保育所を積極的に開設しています。一方で、保育士さん確保のために多角的な対策を講じているのも大田区の特徴です。そのひとつが、平成29年度より開始予定の「保育士応援手当(仮称)」。区内の私立保育園常勤保育士さんを対象に、月額1万円を支給するといううれしいい事業です。

そのほかにも、就職した保育士さんが実践的な保育スキルを学べる「保育実践力強化研修」を実施しています。これまでに、専門家を招いてのダンスや体操、工作をワークショップ形式で学ぶ内容などがあり、大田区内の保育園で働く保育士さんなら誰でも参加可能です。また、大規模な「大田区私立保育園就職フェア」が開催されるなど、保育学生や潜在保育士さんがベストの就職先を見つけられるよう出会いの場も提供しているのです。

大田区でも、平成28年8月に私立保育園就職情報サイトの「おおた ほいく・ぽ~と」がオープン。施設情報の検索はもちろん、履歴書の書き方といった就職活動のノウハウやイベント情報も掲載されているため、これから大田区で就職を考えている方にはピッタリです。

参照:大田区

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全国初!保育士のための奨学金返済支援を始めた足立区

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足立区では、全国で初となる「保育士奨学金返済支援事業」を実施しました。日本学生支援機構奨学金や東京都育英資金など、貸与型の奨学金を利用して保育士資格を取得してから足立区の私立保育施設に就職すると、返済のため費用を一部補助してくれるというものです(教育ローンは対象外)。3年間に渡って、毎年最大で10万円の補助を受けることができるため、奨学金を返済しながら働こうとがんばる保育士さんにはとっても助かる制度です。
平成29年度にも同様の支援事業が行われる可能性があるため、興味のある方は足立区のウェブサイトをチェックしておきましょう。

保育士さんのための取り組みは、23区内でもそれぞれ特色があります。自分の住んでいる区はもちろんのこと、勤務地として考えている区でどのようなサポートを受けられるか確認することで、思わぬおトクな制度を発見できるかもしれませんよ。

参照:足立区

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キャリアアドバイザーからのコメント

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