20171130_bonus_main_01-thumb-690x350-417.jpg

ボーナス充実求人特集 賞与4ヶ月以上も!

年末が近づくにつれて気になるのが「冬のボーナス(賞与)」。勤務先や雇用形態によって金額に大きな差が出ることもあるボーナス(賞与)ですが、ほかの保育士さんがどのくらいもらっているのか、気になったことはありませんか? 今回は、全国の私立保育園で働く現役保育士さん(20~40歳代中心)にアンケートを実施。話題にしにくいけど、やっぱり気になるみんなのボーナス事情を、こっそりチェックしちゃいましょう!

みんなのボーナスはどれくらい?

気になるけれど、なかなか聞けないお金の話。保育士さんのなかでも「高給・好待遇」といわれるのが、公立の保育園で働く保育士さんです。公立の保育士さんは、地方公務員となるため、勤続年数に応じて昇給していきます。練馬区を例に挙げて見て見ると、平均月収31.7万円、平均賞与(年間)171.2万円、平均年収が657.9万円と保育士全国平均と比べてみると、約1.8倍という高い水準となっています。一方で、低いといわれる保育士さんの全国平均はどうでしょうか? 平均月収24.8万円、平均賞与(年間)65.8万円、平均年収が363.7万円と、一般的に指摘されているように安い水準になっています。

■公立保育士と全国保育士の給料比較

公立保育所の保育士
(東京都練馬区)
保育士全国平均
平均月収 31万7058円 24万8300円
平均賞与(年間) 171万2104円
[月給の約2.6カ月程度]※1
65万7600円
[月給の約1.3カ月程度]※1
平均年収 657万9364円 363万7200円※2
平均年齢 45歳 31.3歳

参照:厚生労働省「平成28年度 賃金構造基本統計調査

練馬区「平成28年度 練馬区人事行政の運営等の状況の公表

※1 平均賞与÷2÷平均月収にて算出

※2 平均月収×12+平均賞与にて算出

では、年代別ではどうでしょうか?

保育士年代別年収・ボーナス額のグラフ。※データは下記に記載

参照:厚生労働省「平成28年度 賃金構造基本統計調査

※年収は月収×12カ月+年間賞与にて算出

上記グラフ使用データ

年間賞与 月収 年収
40代 94.2万円 29.8万円 451.7万円
30代 81.1万円 25.4万円 385.4万円
20代 44.5万円 20.8万円 294.1万円

データを見てみると、役職に就くことの多い40歳代からかなり上昇していくことが分かります。年間に支払われるボーナス額は、20歳代が44.5万円、30歳代が81.1万円、40歳代が94.2万円でした。

雇用形態別にボーナスの平均額を見ると、正規職員が46.6万円、契約職員が16.0万円、パート・アルバイトが5.3万円と、かなりの落差があります。そもそも、労働時間・日数からして違うため当然といえば当然ですが、あらためて金額差を見ると驚きがあるかもしれませんね。一方、パート・アルバイトのボーナスでは、支給されたとしてもお小遣い程度という、ちょっとつらい現実が見て取れます。

1回あたりの雇用形態別ボーナス額のグラフ パート・アルバイト:5.3万円 契約社員:16万円 正社員:46.6万円

「保育士に関する調査」(楽天リサーチ調べ)

夢が膨らむ!「臨時収入が入ったら......」

それでは、ボーナスのような臨時収入が入ったとき、みなさんはどのような使い道を考えているのでしょうか? 「もし、100万円の臨時収入が入ったらどうする?」という質問への回答トップ3を見てみましょう。

臨時収入の使い道についてのグラフ 第3位:買い物 第2位:旅行 第1位:貯金

「保育士に関する調査」(楽天リサーチ調べ)

アンケートの結果、半数近い人(45.5%)が「貯金」を選ぶという手堅い結果に。「将来が不安なのでしっかり貯めておきたい」といった声が多く寄せられました。一方、「使う派」の最大の使い道となったのが第2位の「旅行」(25.2%)。まとまったお金が入ったら、自分へのご褒美としてちょっとぜいたくな旅に行きたい......と夢を膨らませる人が多いようですね。

第3位は「買い物」(8.4%)ですが、その内容は人によってさまざま。洋服やコスメといった自分の楽しみに使う人もいれば、テレビなど金額の張る家電を購入する人、中には「仕事に必要な保育関連の本やグッズを買う」という見上げた人も。ほかにも、「子どもの学費」「車や住宅のローン返済」「リフォーム費用」「結婚費用」など、さまざまな使い道が浮かび上がってきました。

ボーナスの支給は必須ではない!?

今回のアンケートでは、約80%の私立保育園でボーナスが支給されていることが分かりました。しかし、そもそもボーナスの支給は法的に必須のものではないと知っていましたか? いわば「一生懸命働いてくれた労働者へのお礼」としての意味合いが強く、あくまでも特別に支給されているものに過ぎないのです。ただし、ボーナス制度を設ける場合は就業規則において支給条件などを明記しなければならず(相対的必要記載事項)、その規程に従った支給が義務付けられます。ボーナスに関して不満を感じたら、まずは職場の就業規則の賞与規程をチェックしてみるといいでしょう。

キャリアアドバイザーからのコメント

いかがでしたでしょうか? みなさんのボーナス額は、平均と比べてみて多かったですか? それとも少なかったですか?
どうしても、賞与額に納得できない場合は、ボーナスの支払い実績が多い施設に転職を考えるのもひとつの道です。とはいえ、面接などでお金の話はしにくいもの......。そんなときは、マイナビ保育士のキャリアアドバイザーに相談してみてはいかがでしょうか? 現在のお給料への不満や疑問も専任のキャリアアドバイザーが無料でご相談に乗ります。さらに、求人票では分からない職場の雰囲気や保育園の保育方針などについてもアドバイスさせていただきます。
年収を上げるために転職を希望する保育士さんは多くいらっしゃるので、ぜひマイナビ保育士のアドバイザーにご相談ください。アドバイザーとの面談では希望の年収や勤務先のイメージなど、お気軽にご相談くださいね。