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すでに国家資格を持っている保育士さんですが、さらに+αの資格を取れば理想の転職やキャリアアップにつながります。興味のある分野や特技を活用できる分野の資格にチャレンジして、自分の個性と能力を最大限に発揮した保育をめざしてみませんか?

保育の道を究めたい人におススメの王道資格

保育の仕事とつながりが強い、王道とも言える資格がこちら。子どもや保護者に携わるプロとしての能力を底上げし、転職や独立にも有利に働きやすいことが特徴です。

ピアノを弾く女性保育士の写真

幼稚園教諭(国家資格)
幼稚園への転職を考えている場合はもちろん、幼保連携型認定こども園で働く保育教諭となるためにも、保育士資格に加えて幼稚園教諭免許状が必要になります(2015年4月から5年間は経過措置で、どちらかのみで可能)。なお、2020年3月までの間(予定)、3年以上の実務経験がある保育士については、大学等で8単位のみ取得すれば幼稚園教諭免許状を受けることができる特例が実施されています。

子どもを預かる、ベビーシッターの写真

認定ベビーシッター(民間資格)
公益社団法人全国保育サービス協会の実施する研修(養成研修、現任研修)を修了し、かつベビーシッターの実務経験がある人が、認定試験(90分:選択式+記述式)に合格することで資格を取得できます(指定校制度による認定もあり)。ベビーシッターの仕事は資格なしでも可能ですが、この資格を取得して協会に登録することで、利用者の信頼度がアップします。

子どもの世話をする、スーツ姿の女性の写真

認定子育てアドバイザー(民間資格)
「妊娠期から思春期まで子育てに不安な親にアドバイスできる」保護者支援のプロとして、保育園はもとより、地域や企業などで幅広く育児に関する相談に乗ることができます。特定NPO法人日本子育てアドバイザー協会の実施する養成講座を受講後、認定試験に合格することで取得できます。

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子どもとの多様な関わり方を可能にする資格

興味・関心がある分野について一定の知識を得て、特徴的な保育に生かすことができる資格もあります。その分野に力を入れている園に転職を考えている場合は、自分のやる気を具体的にアピールすることにもつながりますね。

森林の写真

森林インストラクター(民間資格)
森林に関する知識を正しく伝え、野外活動の指導を適切に行うことができます。アウトドアやキャンプ、豊かな自然を生かした保育に興味がある方にぴったりです。一般社団法人全国森林インストラクター協会の実施する試験(筆記、実技、面接)に合格することで取得できます。

野菜を手に持つ女性の写真

食育インストラクター(民間資格)
食について実践的に学び、食育に関する指導者となるための資格で、子どもに食の楽しさや大切さを伝えたいという方に向いています。プライマリーから1級までの5段階にレベル分けされており、特定NPO法人日本食育インストラクター協会による研修会の受講、推薦校での単位取得、筆記試験などによって資格を取得できます。

パソコンを手に笑顔を見せる、外国人女性の写真

保育英語検定(民間資格)
英語教育に力を入れている保育園やプリスクールだけでなく、外国人の在住率が高い地域で働く保育士にとっても、英語力は重要な能力の一つです。一般社団法人保育英語検定協会による保育英検では、乳幼児の保育に特化した英語力を身につけることができます。1~5級(準1級含む)の6段階が設定されており、合格した級に応じて、「イングリッシュエキスパート保育士(1級)」「イングリッシュサポート保育士(3級)などと呼称できます。

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プラスαの資格が活かせる保育園を探してみませんか?

資格取得のために学習したことは必ず自分の身になり、現場に生かすことができるはず。キャリアアップのためだけでなく、保育士としての自信を深めるためにも、新たな学びに挑戦することは有効です。マイナビ保育士のキャリアアドバイザーなら、長年のキャリアと実績で、プラスαの資格が活かせる保育園をご紹介いたします。相談はもちろんすべて無料です。『資格を活かして働きたい!』そんな保育士さんの希望に全力でお応えいたします。

【後編はこちら】
保育士のキャリアアップにつながる「+αの資格」とは?(後編)