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保育士の求人数は、毎年7月から9月にかけて右肩上がりに増えていきます。転職を考えているなら、動き出すのは今が最高のタイミング。ここでは、保育士の転職市場を知り尽くしたキャリアアドバイザーが、あなたにとってベストな保育園を見つけるために、絶対に押さえておきたい保育士求人を選ぶポイントをお教えいたします。

まずは「なぜ転職したいの?」を明確に整理!

転職理由を明確に!

転職活動において、「とりあえず家の近くの求人情報を適当に集める」ことからスタートするのはNG。やみくもに求人票だけ手元にそろえても、迷う材料が増えるだけです。何よりもまず、転職を希望する理由をしっかりと整理してください。あれもこれもと欲張りすぎないのが基本ですが、どうしても複数にわたるなら、紙に書き出して優先順位を明確にするとよいでしょう。

方針が明確になっていれば、求人情報のチェックや施設見学を的確に行うことができます。たとえば、給料アップをめざすために転職する人と、人間関係を理由に転職する人では、確認すべきポイントがまったく違ったものになるはず。また、面接で志望動機を伝える際も、説得力のある話をすることができます。

ライフプランに応じた無理のない働き方を組み立てよう!

ライフプランに応じた無理のない働き方を組み立てよう!

理想を追い求めることもひとつの道ではありますが、しっかりと現実に目を向けることも大切です。特に「家庭内で育児や介護を担っている」「ブランクが長い」といった事情がある場合は、理想に固執しすぎず、ライフプランに応じて無理のない働き方を選択することを意識してみましょう。

たとえば、「正社員としてフルタイムで働くのは難しいかも......」という場合は、パートタイムや時短勤務ができる園を視野に入れて、柔軟に情報収集を。その際、「正社員と仕事内容に違いがあるか」「育児中の保育士が活躍しているか」「育児が落ち着いたら正社員登用の可能性があるか」といった点は忘れずに確認しておきましょう。

後悔しない転職のために、求人票のココをチェック!

求人票はココをCHECK!

CHECK 1

「基本給」と「手当」は分けて確認

「基本給が少なめでも手当てでカバーできればOK!」と思いがちですが、賞与や退職金のベースは基本給になることが一般的なため、注意が必要です。自分と同じような経歴の人の平均年収を確認できると安心です。もちろん、昇給の頻度や賞与の実績(年〇回○カ月分)、残業代の扱い(みなし残業代の有無など)も忘れずにチェックしましょう。なお、「職歴が長い人も転職したら新人と同じ給料」というイメージがあるかもしれませんが、職歴に応じて加算してくれる園もあります。これまでの経験をしっかりと評価してくれる園を見つけたいですね。

CHECK 2

休日は「年間休業日数」で比較

「週休2日制」という言葉は、「毎週2日間の休みがある」のではなく、月に1回以上2日間の休みがある週があり、ほかの週は1日以上の休みがあるという意味。毎週2日間の休みがある場合は「完全週休2日制」となるので気をつけましょう。さらに保育園の場合、土日・祝日にも交代制で出勤があるなど勤務が不規則になるケースが多いため、「4週〇休制」「8週〇休制」といった表現をすることも。複数の園を比較するときは、1年を通して規定の休日数を合計した「年間休日数」をチェックすると分かりやすくなります。

CHECK 3

「本当のアクセスのしやすさ」にも注目

最寄り駅だけを見て「近いから大丈夫」、駅からバス利用というだけで「不便そうだからやめておこう」などと判断するのは早合点かもしれません。同じバス利用でも、「通勤時間帯にどのくらいの頻度で運行している?」「乗車時間は?」「混雑具合は?」と具体的に見ていくと、十分に通勤しやすい範囲内であることも。毎日のように通う場所ですから、「本当のアクセス」を知ったうえで判断することが大切です。

平均年収や年間休日数などは、公開されている求人票には明記されていないケースも少なくありません。具体的な数値を比べて判断したいとき、求人票には掲載されていない園内の雰囲気などの情報を収集したいときは、保育士転職を知り尽くした、マイナビのキャリアアドバイザーにご相談ください。あなたにピッタリの保育園をご紹介するだけでなく、気になる園の情報を収集はもちろん、履歴書・職務経歴書の書き方のアドバイスや、それぞれのタイプに合わせた面接対策、日程調整などをすべて無料で行います。