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「スムーズに転職するなら、年度切り替えの4月入社が当然!」と考えている人も多いでしょう。しかし、一般的には中途半端なタイミングと思われがちな夏の転職にも、実はメリットがあることを知っていますか? どういうことなのか見ていきましょう。

【最適な時期】-人気求人は夏から急増!?

海に向かって砂浜でジャンプする女性3人組を写した写真

そもそも夏は、来年4月に入社する人材を確保するために、保育士の求人数がだんだんと増え始める時期です。とくに新規オープンの保育園は、早めの準備が必要となるため、6月ごろから情報が公開されることも。いつの入社をめざすにしても、よりよい条件の求人情報を早めに確保するためには、7・8月ごろからリサーチを始めるのがおススメです。

年度途中である夏から入社する保育士を募集する園も、意外と少なくありません。というのも、新学期がスタートしたあと、「新卒の保育士が早々に退職してしまった」「新しい主任保育士の力量が及ばす現場が回らない」といった想定外の事態に陥ることがあり、行事が目白押しの秋に向けて態勢を立て直す必要があるからです。

【メリット】- 夏の転職でライバルに差を付ける!

横を向いて並ぶ女性たちの中で、一人こちらを向いてガッツポーズをする女性を写した写真

あえて夏に動こうと考える保育士はまだまだ少数派のため、ライバルが少ないことは転職上のメリットだといえるでしょう。保育学生の就職活動が本格化する秋には、その対応に追われてどの園もバタバタしがち。逆に、まだ学生たちが実習で忙しい夏は、時間をかけて園見学ができたり、面接などの日程に融通を利かせてもらったりしやすいのです。

また、入社後に比較的ゆっくりと園になじんでいけることもメリットのひとつです。子どもが新たな環境に慣れるまでの4~5月、そして大型行事が続く秋から冬にかけては、どうしても園内が慌ただしくなってしまうもの。しかし、多くの園でそれほど大きなイベントがなく、希望保育のみの対応となる期間もある7~8月ごろは、落ち着いた環境で業務を覚えていきやすいと考えられます。

【まとめ】-「なぜ今か?」を説明できるように!

スーツ姿で話をする女性を写した写真

夏の転職において心配されるのは、「年度の途中で職場を変えるのは責任感がないから?」と志望先から思われてしまうおそれがあること。とくにクラス担任を務めていた保育士であれば、あいまいな説明でその場をしのごうとすると、かえって印象を悪くすることもあるので注意が必要です。相手にマイナスの印象を与えないためには、「なぜ、このタイミングで転職したいのか」について筋の通った説明をすることが欠かせません。

とはいえ、「人間関係でトラブルになった」「体力的についていけなかった」などの理由をストレートに伝えるのも、採用の可否に影響が出ないか心配になってしまいますね。あらかじめ第三者に話を聞いてもらい、適切な内容かどうか精査してもらうと安心でしょう。その相談相手としては、志望園のカラーを理解したうえで、どのような伝え方をすれば相手に伝わりやすいかアドバイスできる、マイナビのキャリアアドバイザーが適任です。