本日のセミナー内容を説明するいわいざこ先生

今回のテーマは工作。折り紙や廃材での『造形あそび』

マイナビ保育士では9月2日(日曜)に恒例の『保育士のための実力アップセミナー ~明日からもっと遊べる!もっと描ける!』(東京・新宿 JR新宿ミライナタワー25階・マイナビルーム)を開催いたしました。この日のテーマは保育に活用できる簡単な工作造形あそびです。イラストレーター・造形作家・漫画家としてご活躍中の、いわいざこまゆ先生を講師にお招きし『身近な素材を活用しよう! 折り紙・廃材で造形あそび』と題したセミナーは、受講者一同、いわいざこ先生から「目からウロコ」の工作秘術を伝授されつつ、約3時間にわたって工作に熱中いたしました――。

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ちょっと一工夫で「ゴミ」が宝物に!

工作には無限のイマジネーション、すでにそこにあるある素材(主に廃材)を利用して新たなモノを生み出す工夫、すなわち「生きる力」となるエッセンスが詰まっています。折り紙やトイレットペーパーの芯、牛乳パックなどを利用した工作、それらを利用した「ちょこっとシアター」なども披露されました。

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いわいざこ先生は、まず「折り紙」というシンプルにして複雑な遊びに詰められた、さまざまな工夫や技術、そして国内では聖徳太子や推古天皇の時代から存在すると言われる歴史と魅力、保育あそびへの活かし方を説明してくれました。そして現在、100円ショップ等で気軽に購入できる折り紙の種類や遊びに応じての「折り紙の選び方」についても教えてくれます。「山折り」「谷折り」など口頭や図面だけでは、園児たちに伝えづらい技術の伝え方についても、秘伝を伝授してくれます。

普段は使い終わったら、そのまま「ゴミ」として廃棄されてしまうトイレットペーパーの芯や牛乳パックも、マスキングテープを巻くなど、ほんの少しだけオリジナル加工するだけで、子どもたちが目を輝かせて欲しがる宝物へと化けます。それはまるで魔法のような「錬金術」です。

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トイレットペーパーの芯とひもを材料にしてネックレス、さらに芯を細かく切って、マスキングテープで加工してイヤリングを制作。実際にこの日、いわいざこ先生が耳に着けていたピアスは、先生自身がトイレットペーパーの芯とマスキングテープで手作りしたモノでしたが、先生自身の口から種明かしされるまで、その素敵なピアスがトイレットペーパーの芯で作られたモノだとは、セミナー参加者一同の誰もが気がつきませんでした...。

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牛乳パックこそ最高の工作素材

「撥水加工してあるので水に強い。素材自体が硬くないので切りやすい。セロハンテープでとめても、すぐにはがすことができる」と、いわいざこ先生が「工作素材としての牛乳パック」の有り余る魅力を熱弁したところで、セミナーの後半からは牛乳パック、折り紙、色画用紙、マスキングテープを駆使してのお家作りに入ります。

ここでは、すでに工作熱が蘇りつつあった参加者がそれぞれ「驚異の集中力」を発揮。思い思いのデザインで牛乳パックをベースとしたタテ長のハウスを制作。全員が終了時間ギリギリまで作品作りに没頭し、大テーブルの上に用意された街の気に入った場所に、それぞれが完成した家を配置して豪華なジオラマが完成しました。一同、それぞれの家の仕上がり具合に感嘆し、色とりどりなハウスが並んだにぎやかな街並みを、さまざまな角度から記念撮影しつつ、約3時間にわたるセミナーは終了となりました。

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単に工作のコツや素材選びを学ぶだけでなく、子どもたちと遊ぶ際のテクニック、注意点、導入の仕方などについても言及され、実りの多いセミナーとなりました。

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いわいざこ先生のプロフィール

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【いわいざこまゆ先生】イラストレーター・造形作家・漫画家
1980年、鹿児島県鹿屋市出身。短大卒業後に保育士として7年勤務し、現在は保育分野をベースとしたイラストレーター、造形作家、漫画家と多岐にわたって活動中。現在も暇を見つけては「助っ人保育士」としてご近所の保育園で子どもたちと触れ合っている。月刊『PriPri』(世界文化社)にて4コマ漫画『まゆ先生の保育な毎日』を連載中のほか、月刊『実践障害児教育~イラストでよくわかる!すぐできる!子どもが困らない指導の工夫』(学研プラス)のイラストを担当。また保育人におなじみの、知育・情報サイト『Chiik!』にて、子育てアイデアやコラム執筆など多彩に活躍中。

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