女性2人の保育士が外で子どもを抱いている

バタバタと慌ただしく毎日を過ごしているうちに、あっという間に年度末。「身動きがとりにくい」と考えられがちなこの時期ですが、できるだけ早い転職や復職を望んでいるなら、意外にも狙い目であることを知っていましたか?

1.求人数が多くライバルが少ない春の転職がオススメ!

さくらと複数の木の人形

保育業界において、求人件数がピークに達するのは秋頃だといわれています。その時期から時間をかけて就職活動を行うのがひとつの理想ではありますが、その時期を逃したとしても、転職や復職を完全にあきらめてしまう必要はありません。

実は、年度末である2~3月にかけて、再び保育士の求人件数は伸びる傾向にあるのです。その理由は、冬に行われたクラス編成の結果、保育士不足に陥ることがあるから。特に、現職保育士の急な退職や、新卒保育士の内定辞退などがあると、園側としては大問題です。4月に新学期が始まる前に、必要な保育士数を急いで確保しなければなりません。また、入園予定の子どもたちの人数が変動したり、特別なサポートが必要な子がいると判明したりすると、追加で保育士が必要になることもあります。

有効求人件数と有効求職者数

参照:厚生労働省「職業別一般職業紹介状況」

厚生労働省が発表する職業別一般職業紹介状況の数字を見て年間を通して売り手市場だということがわかります。中でも3月と9月~11月の秋頃に求人件数のピークが来ています。

2.春の転職・復職が「おトク」な理由とは?

スマホを見て驚く女性

このように、年度末の求人では「突然、追加の人員が必要となった」という事情が背景にあるケースが少なくありません。いわば緊急度の高い求人であるため、「保育士の有資格者であれば、経験年数が少なくてもOK」など、募集要件のハードルが低いことも。また、就職活動を行っている人が少なめの時期であることから、比較的ライバルが少ない環境でもあります。このように、年度末の求人は「おトク」な条件が整っていることもあるため、挑戦する価値は十分にあるのです。

なお、新年度に入ってからも、「新人保育士が担当するクラスのフォローが必要」「リアリティーギャップで新卒保育士が早々に退職してしまった」といった事情から、5~6月にスポット的に求人が出ることもあります。こちらも、競争率が低く狙い目であるため、あきらめずに情報収集を続けることが大切です。

3.「急募」「高収入」など求人広告の魅力的なキャッチコピーに要注意!

求人情報誌とスマホ

このように、転職のオフシーズンと思われがちな春から初夏にかけても、希望する職場で働けるチャンスはたくさん転がっています。一方で、この時期だからこそ気をつけなければならないポイントもあります。それは、「急募!」という情報に焦って飛びつかず、園の保育方針や雇用条件などをしっかり確認すること。入職してからミスマッチが判明したり、待遇が大幅に悪化してしまったりする事態は避けなければなりません。また、現在も他の園で働いている場合は、「どのタイミングで退職できるのか」という問題もクリアする必要があります。

短い時間のなかで的確に情報収集し、大きな決断を下すのは、決して簡単なことではありません。「こんなはずじゃなかった......」という悲劇を避けるためには、プロのサポートを得るのも賢い選択です。早めの転職・復職を希望するときこそ、マイナビのキャリアアドバイザーへ相談してみましょう。