ガッツポーズをする笑顔の保育士

ようやく志望する園から内定をもらえた! 自分の進む先が決まって一安心......となりがちですが、転職活動はまだ終わっていません。現在の保育園を円満退社するために、基本的なことを確認しておきましょう。

1.園に辞意を伝えるベストタイミングとは?

【ポイント】

■法律では2週間前

■退職意思は1カ月前を目安に

■卒業・入園の多忙期を避け、年末ごろまでに

1-1:法律では2週間前

そもそも民法では、「(雇用期間の定めがない場合)退職する2週間前までに、退職する旨を雇用主に伝える」ということが決められています。しかし、ここまでギリギリのタイミングで辞意を伝えるのは、職場でのトラブルにもつながりかねず、理想的とはいえません。

1-2:退職意思は1カ月前を目安に

雇用契約書などのなかで、民法で定められている2週間よりも前に予告するよう定められていることもありますから、確認が必要です。一般的に、退職の意思を職場へ伝えるのは、辞める1カ月前を目安にすることが多いようです。

1-3:卒業・入園の多忙期を避け、年末ごろまでに

しかし、保育士の場合は少し事情が異なります。というのも、園児の人数に合わせて、配置しなければならない保育士の人数が規定されている以上、保育士の退職は園の運営にダイレクトに響いてしまうから。一般企業と比べると、かなり早めに辞意を伝えるのがマナーといえるでしょう。年度末である3月に退職する場合は、クラス編成を決める関係から、年末ごろまでには話を通しておくのが無難です。それ以外の時期でも、退職する約3カ月前には辞意を伝えておきたいものです。

2.スムーズに退職するための流れを知っておこう

退職願いを書いている女性の手元

【ポイント】

■退職の意思は主任クラスの先生へ伝えてから園長へ

■事前相談があることを伝え、落ち着いて話せる場所で

■口頭だけで伝えるのではなく必ず書面に残す

2-1:退職の意思は主任クラスの先生へ伝えてから園長へ

退職することを最初に伝えるのは、一般的には直属の上司です。保育園であれば、主任の先生が該当することが多いでしょう。主任の了承を得てから、あらためて園長へ話を通すのが基本的な流れです。同僚などへ先に伝えてしまうと、意外なところから情報が漏れてしまい、話がこじれかねないため注意しましょう。

2-2:事前相談があることを伝え、落ち着いて話せる場所で

退職の意思を伝えるときは、あらかじめ「ご相談したいことがあります」と伝え、落ち着いて話せる場を設けるようにしましょう。もちろん、メールやSNSアプリなどで辞意を伝えるのはNGです。

2-3:口頭だけで伝えるのではなく必ず書面に残す

園側と十分に相談のうえ、退職するタイミングが決まったら、後任のスタッフへ引き継ぎを行います。引き継いだスタッフがそのままあなたの業務を担当するとは限りませんし、あとから「言った・言わない」と問題が起こるのも避けたいところ。口頭で伝えるだけで良しとするのではなく、しっかりと書面に残すことが大切です。引き継ぎ資料には、担当するクラスの子どもや保護者、任されていた行事の運営などについて、特に配慮が必要な点を中心にまとめていきましょう。また、後から担当する人が困らないよう、担当クラスや自分のデスクの整理整頓をしておくことも重要です。

3.「辞めないで!」と引き止められて困らないために

OKサインを出す保育士

【ポイント】

■転職先を決めてから辞意を伝える

■退職理由を具体的に話しすぎない

辞めたいと伝えても、スムーズに受け入れてもらえるとは限りません。「現場が回らなくなってしまう」「子どもたちも悲しむ」といった理由で、辞めないよう説得されることもあるでしょう。そこで大切なのは、「転職先を決めてから辞意を伝えること」「退職理由を具体的に話しすぎないこと」の2つです。

3-1:転職先を決めてから辞意を伝える

次の職場が決まっている場合には、そもそも引き止めに応じることができない状況ですから、確固たる意志を持って退職の相談ができるはずです。

3-2:退職理由を具体的に話しすぎない

「給与が低いから」「忙しすぎるから」といった、現在の園に関する理由を具体的に話してしまうのはお勧めできません。その点を改善すれば働き続けてくれる、という受け取り方をされかねないためです。

保育業界は想像以上に狭い世界ですから、自分自身の将来のためにも、円満退社しておくに越したことはありません。できる限り園側にも配慮し、「立つ鳥跡を濁さず」で退職することで、気持ちよく次のステップに進めるといいですね。

4.マイナビ保育士を利用して円満退職

インカムを付けて電話の応対をしている笑顔のキャリアアドバイザー

退職前でも後でも、一人で転職活動を乗り切るのは困難なことも多いでしょう。そこで活用していただきたいのが「マイナビ保育士」の転職支援サービスです。

思うように動けないことが多い在職中の転職も、情報収集やスケジューリングを親身になってお手伝い。転職先との間で雇用条件の交渉を代行することも可能です。逆に、退職後にブランクができてしまって心配......というときも、内定を得やすい履歴書の書き方や面接の受け方をお伝えし、日程調整や面接の同行までサポートします。

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