保育士の仕事着はTシャツやジャージなど動きやすい服装ですが、転職面接時のときはどんな服装をしていけば良いのでしょうか?
このような疑問をお持ちの方に向けて、当記事では、保育士の面接時の服装やメイク、持ち物についてご紹介いたします。
面接において第一印象はとても大事です。服装に関して不安な方はこの記事を読み、万全の状態で面接に挑めるようにしましょう!
目次
保育士の面接で好印象を与える服装のポイント
保育士の面接で好印象を与える服装のポイントは、「清潔感があること」と「誠実さがあること」です。
そのため、園の方から「動きやすい服装できてください」などの指定がない場合は、原則スーツを着用して面接に挑むようにしましょう。
清潔感がある
良い第一印象を与える上で一番気を付けたい点が「清潔感がある」ことです。
例えば、スーツにしわが多い、汚れているなど、普段スーツを着ないからこそ疎かになっている点はありませんか?
こういった点は清潔感がなく、相手に悪い印象を与えてしまいます。
転職活動を始めるタイミングで着用するスーツやワイシャツをクリーニングに出し、いつ面接が入っても大丈夫なように準備しておきましょう。
誠実さがある
普段、子供や保護者と関わる機会が多いこともあり、「誠実さ」も重要になってきます。
派手なネイルやアクセサリーはもちろんの事、メイクに関しても濃くなりすぎずナチュラルメイクを心がけましょう。
また、男性保育士の場合は髪型や髭を整え、面接に行く前に必ず鏡の前でチェックするようにしてください。
保育士の面接時の服装に関するマナー
次にヘアスタイルやメイクなど、ポイント毎に気を付けて欲しい点をまとめました。
前述の「清潔感」や「誠実さ」を踏まえた上で、以下の点に気を付けていきましょう。
ヘアスタイル
髪が顔にかかると表情が暗い印象になるので、結んだり、ピンで留めたりするなどして耳を出すようにしましょう。
ロングヘアーの方は後ろで髪を束ねるなどして、すっきりした印象を持たせることが大切です。
髪の色についてですが、明るすぎる茶髪だとあまり良い印象を持ってもらえないこともあるため、黒髪か自然な茶色にした方が無難です。
男性保育士の方は整髪料をつけすぎるとかえって逆効果になってしまうため、整える程度に抑えた方が良いでしょう。
メイクなど
社会人の基本的なマナーとして、ノーメイクではなくナチュラルメイクを心がけましょう。
つけまつげやカラーコンタクトは華美な印象を与えてしまうためNGです。
面接時のメイクは気合を入れすぎてついつい濃くなりがちなので、事前にナチュラルメイクの練習をしておくことをお勧めします。
男性保育士に関しては無精ひげがないか、直前にチェックするようにしましょう。
アクセサリー類
繊細な子どもの肌を傷つけないためにも、爪は短く切り揃えておきましょう。
ネイルは濃く、派手なものは避けた方が無難です。
また、手荒れやささくれなどは面接前にケアし、できるだけきれいな状態を保つように心がけましょう。
ピアスやイアリング、ネックレスなどアクセサリー類については、極力つけない方が無難です。
靴・カバンなど
靴やカバンは落ち着いた色が無難なため、黒や茶色を選択するようにしましょう。
女性の場合ヒールを履くかと思いますが、その際は高くなりすぎないように3~5センチのシンプルなものにしてください。
また、靴は意外と汚れが目立つこともあるので、面接前にはしっかりと磨くことが大事です。
足元が汚れていると、せっかく整えた髪型やスーツに悪影響を与えてしまうため気を付けましょう。
カバンはブランド物のバッグなどは避け、シンプルかつ足元で自立できるタイプを選ぶと良いですね。
普段から身につけるべき最低限のマナーや社会人としての振る舞い
面接に向けて服装をしっかり整えたとしても、実際の面接の場でマナー違反をしてしまってはせっかくの準備が無駄になってしまいます。
そのため、面接時には丁寧な対応を心がける必要がありますが、普段の言葉遣いや立ち居振る舞いは身体に染み付いているため、無意識のうちに本来の自分の姿が相手に伝わってしまうこともあります。
たとえ素が出てしまっても困らないように、普段から正しい言葉遣いや社会人としてのマナーをしっかりと身につけておきましょう
表情は明るく
表情は明るく、口角を上げて柔らかい笑顔を見せます。
不安そうな顔や無表情では、子どもを相手にする仕事には向いていないと思われることもあるため注意してください。
話し方はハキハキと元気よく
話し方はハキハキと元気よく、相手が聞き取りやすいように語尾までしっかりと発音しましょう。
ついつい自信がない場合は声が小さくなりがちですが、そういう時こそしっかりと発音することで、相手に良い印象を与えることができます。
元気な挨拶や笑顔
見落としがちですが、面接の間だけではなく、その前後のようすも見られていることを忘れないでください。
子どもたちやスタッフ、すれ違う保護者に対しても、明るく元気な挨拶や笑顔を向けるように心がけましょう。
面接官からの質問に対する返答内容と受け答え
服装やマナー、立ち振る舞いがしっかりできたら、あとは面接官からの質問に対する返答内容ですね。
特に前の職場を退職した理由や志望動機についてはついつい本音が出てしまいがちなので、言い回しや内容について入念に準備しておくよう心がけましょう。
前の職場を退職した理由
転職の場合、前の職場を退職した理由を必ず聞かれます。
その際に、しどろもどろになったり、言葉に詰まったりするようでは、不信感を抱かれてしまうかもしれません。
たとえどんな理由であっても、前向きな気持ちで退職に至ったことを誠実にアピールするようにしましょう。
また、前の職場を悪くいうことはあなたのイメージを悪くするため、あくまでも自分の意思を優先したことを強調してください。
志望動機について
志望動機については、その保育園独自の取り組みや他にはない魅力に、保育士としての自分の目標を交えて答えると印象がよくなります。
また自己PRでは、ありきたりなことだけでなく、あえて短所も織り交ぜつつ自分らしい個性を出していくといいでしょう。
面接に関してより詳しく知りたい方は「保育士の面接でよくある質問と回答例」の記事もご参考ください。
キャリアアドバイザーからのコメント
「面接に自信がない」「何を答えたらいいの?」そんな悩みは、『マイナビ保育士』のキャリアアドバイザーに相談してみませんか? 転職のプロが、マンツーマンで苦手な面接対策を行ってくれます。そのほか、面接日の日程調整や、応募書類の添削などもすべておまかせです。ひとりで心細かった面接も、キャリアアドバイザーと一緒なら鬼に金棒。一緒に新しい一歩踏み出してみませんか?
【あわせて読みたい】
【転職サポート】保育士の面接マナーはこちら