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保育士の仕事は、他の職種に比べて一般的に給料が低い傾向にあり、実際に「もっと稼ぎたい」「金銭的に心もとない」と悩んでいる保育士も少なくありません。そして、このような悩みを持つ保育士の中には、副業をしてお金を稼ぎたいと考える方も多いでしょう。

そこで今回は、保育士は副業が可能なのか、そしてもし副業が可能なのであれば、どのような職種がおすすめなのかについて徹底的に解説します。現在の給料に満足していない保育士や、副業を考えている保育士の方は、ぜひ参考にしてください。

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保育士の副業について

お給料

厚生労働省が発表した平成29年度「幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査」によると、私立・公立保育園それぞれの平均年収は以下のとおりでした。

私立保育園 314.5万円
公立保育園 335.8万円

出典:厚生労働省「平成29年度 幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査報告書」https://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/meeting/kodomo_kosodate/kijun_34/pdf/s1-2.pdf

そして、上記の年収を月収にすると、以下のようになります。

私立保育園 262,158円
公立保育園 279,797円

上記の表を見て分かるように、年収では公立保育園の方が高いものの、月収では私立・公立保育園とでそれほど大きな差はありません。
とは言え、私立・公立保育園どちらも他業種と比べて低めの金額と言えます。

非常勤や働き始めてすぐの保育士はこれよりもさらに給与が低い傾向にあるため、保育士としての給料だけでは生活を営むことすらギリギリという方もいるでしょう。

こういった給与事情から、生活費や娯楽のためにもっと稼ぎたいと考える保育士が、副業を検討するケースも少なくありません。

公立保育園と私立保育園の違い

前述した通り、公立保育件と私立保育園では年収に若干の差があるように、その他にもいくつか違いがあります。

最も大きな違いとして挙げられる点が、「運営元」です。
公立保育園が市や区などの地方自治体により運営されていることに対し、私立保育園には学校法人や民間企業など、さまざまな運営元があります。

そして、運営元の違いはダブルワークが可能か否かにも関係してきます。
具体的には、公立保育園の保育士は地方自治体により雇われている、いわゆる地方公務員という扱いになるため、副業は法律により禁止されています。

そのため、副業ができる保育士は、私立の保育園に勤めている保育士のみとなります。

副業を始める前に確認すべき4つのこと

保育士が副業を始める前には、以下4つのポイントを必ず確認しておきましょう。

■職場の就業規則

公立の保育園に勤める保育士は副業が禁止されていますが、私立の保育園ならばどこでも副業を許可しているというわけではありません。
就業規則として副業を禁止している保育園に勤めているにもかかわらず、副業を行ってしまうと、最悪の場合解雇となるリスクもあるため、就業規則は最も重要な確認事項と言えるでしょう。

■自身の体力・精神

自分の体力・精神面についての確認も重要です。副業をするということは、休みを削って追加で仕事を増やすということであり、体力はもちろん、精神的にも相応の消耗を伴います。
どのくらい消耗するのかは、実際に副業を始めてみなければわからないところもありますが、現時点で体力、精神力にあまり余裕がないという方には副業はおすすめできません。

■園児や保護者に会わない勤務地

副業をしていることがバレたくない場合には、園児や保護者といった保育士の仕事の関係者に会わない勤務地かどうかも確認しておいた方が良いでしょう。特に、近所のスーパーやコンビニなどは園児と保護者が訪れる可能性が高いため、注意が必要です。

■税金

副業がバレる理由としては、税金も大きな要因の一つです。
副業でお金を稼いだことで住民税が多く発生した場合、職場にバレて結果として副業に気付かれるというケースは少なくありません。税金については隠すことは難しいため、事前に税金で副業がバレるリスクについてはよく調べておくべきでしょう。

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保育士でも始めやすい!おすすめの副業4選

カフェ店員

ここまでで、実際に副業を始めてみたいと考えた方もいるでしょう。しかし、一口に副業と言ってもさまざまな職業があるため、どのような仕事をすればいいか迷うことも多くあるはずです。

ここからは、保育士の方でも始めやすい代表的な仕事を4つ紹介します。

コンビニや飲食店の店員

コンビニや飲食店は街の至るところにあり、通いやすい場所にあることが多いため、その店員として働くという選択肢は有力です。

深夜や早朝といった、保育士の業務と被らない時間帯だけ勤務できるという店舗もあり、そのような店舗では平日でも副業ができるというメリットもあります。

時給としては1000円弱の店舗が多く、週に2回程度働くだけでも、月に5万~7万円ほどの収入を手に入れることができます。

ベビーシッター

ベビーシッターサービスは、子どもと関わる仕事であるという点で保育士とも共通しており、保育士が始めやすい副業の一つです。

需要の高い職種でもあることから、比較的求人を見つけやすいという利点もあります。加えて、保育士の資格を持つ方は利用客から人気があり指名が入りやすいという点も、保育士の副業に向いている大きな理由です。

ベビーシッターは時給も比較的高い傾向にあり、働く場所にもよるものの、保育士資格を持っていれば1500~2000円の時給を貰えるケースも珍しくありません。
週に1日働いただけでも、月に3万~4万円ほどの収入を手に入れることができるでしょう。

塾講師やピアノの先生

塾講師やピアノの先生などの仕事も、子どもたちと接する仕事内容であることから、保育士のスキルを活かせる副業と言えます。特に、人に何かを教えることが得意だという方にとっては非常におすすめです。

時給は塾講師でおよそ1200円、そしてピアノの先生は幅が大きく、1000~2000円ほどが相場となっています。週に1日6時間程度働けば、月に2万~4万円の収入を手にすることができるでしょう。

ライターや内職

在宅ライターや内職といった在宅ワークの仕事も、保育士の方にはおすすめの副業です。在宅ワークはその名の通り、自宅から出ずに仕事ができるため、仕事の関係者に外でばったり出会ってしまい、副業がバレてしまうリスクがありません。

自宅で仕事ができるため、通勤に時間や交通費をかける必要がなく、いつでも空いた時間にすぐに作業を始めることができます。また、ライティングの仕事では育児系などのジャンルもあるため、保育士の仕事経験を活かすことができる場合もあります。
内職も、手先を使う仕事が多いため、保育士として園内の飾り付けなどの経験がある方には適性があると言えるでしょう。

しかし給料面においては、単価や仕事の早さといった細かな条件により大きく異なる上、仕事の依頼を受けることができなければ報酬が出ないため、不安定な副業であるとも言えます。逆に、元からスキルを持っている方であれば、他の副業よりも多く、かつ楽に稼ぐことができるでしょう。

保育士は副業よりも転職で給料を上げよう!

履歴書

ここまで、保育士の副業について解説しましたが、給料を上げる方法には副業以外にも「転職」という手があります。むしろ、特に今の職場にこだわりがある、というわけではないのであれば、思い切って転職することをおすすめします。

副業はあくまで本業の収入を補うためのものであり、本業の保育士の給料に改善が望めないようであれば、転職して副業の必要がない状態を目指す方が良いでしょう。
転職により本業で十分なお金を得られるようになれば、Wワークでお金を補填するよりも体調面や精神面に余裕ができるため、結果的に充実した生活を送ることへとつながります。

毎日たくさんの子どもたちの世話をする保育士は、意外と身体的な負担がかかってしまいます。
せっかくの休日を、「お金のため」と副業で身を削ってしまうことになる前に、まずは一度求人サイトの情報を見て、現在の職場よりも良い環境で働けそうな求人を探してみてはいかがでしょうか。

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まとめ

保育士の給料は他の業種と比べて低い傾向にあり、特に非常勤や若い保育士は給料だけでは生活が厳しい場合もあります。そのため、保育士の中には副業を考える方も少なくありません。

ただし、そもそも公立保育園では法律で副業が禁止されており、私立の保育園でも就業規則で副業を認めていないところもあります。副業を考える際には自身の体力や精神力の問題だけでなく、副業がバレるリスクについて事前にきちんと確認しておきましょう。

また、そもそも副業は本業の収入を補うためのものです。本業である保育士の収入が上がる見込みがないようであれば、思い切って転職を考えることも一つの手だと言えるでしょう。