2年目保育士が辞めたい原因は?退職のタイミングから転職のコツまで

保育士として2年目に突入した辺りで、退職や転職を真剣に考えてしまう保育士の方は多くいます。そのため、なぜこの時点で辞めたくなってしまうのか、不安に思う方もいるでしょう。

当記事では、2年目に突入した保育士が辞めたいと感じる原因から、2年目で職場を辞めるメリット・デメリット、実際に辞めるタイミングまでを詳しく解説します。また、2年目の保育士が転職を成功させるためのコツも紹介するため、これから転職を考えている方は、ぜひご覧ください。

2年目の保育士が辞めたいと感じる原因は?

保育士の1年目では、様々なことを学んだり、園の流れを知ったりと、やるべきことは山積みです。まさに怒涛のような日々を必死に過ごすことでしょう。そのため、2年目に入った辺りで保育士を辞めたいと感じる人も珍しくありません。ここでは、2年目の保育士が仕事を辞めたいと感じる代表的な原因を紹介します。

複雑な人間関係に悩む

2年目の保育士が辞めたいと感じる原因の一つ目は、「複雑な人間関係に悩む」ことです。 保育園は女性が多い職場ということもあり、人間関係に悩みが生じやすい環境です。そのため、2年目は特に悩みが顕在化する時期だと言われています。多くの保育士は2年目ともなると、仕事中にも多少の余裕が持てることもあり、物事を冷静に見られる頃です。

また、仕事内容に対して、自分なりの意見を出すようにもなります。そのせいで、先輩や同僚とぶつかり合うようになったり、嫌味を言われたりすることもあるでしょう。園長先生などに振り回される場合もあり、溜まりに溜まったストレスを実感する頃でもあります。

後輩指導に手が回らない

2年目の保育士が辞めたいと感じる原因の二つ目は、「後輩指導に手が回らない」ことです。保育園の方針にもよりますが、2年目に入ると後輩の指導を任されることがあります。昨年は自分自身も1年目だったこともあり、1年目の持つ不安に寄り添えるという意味では適任です。しかし、2年目では経験も実力も足りず、ほとんどの人が自分の仕事に必死で余裕を持つことができません。余裕のなさから、1年目の新人保育士に対して、感情的に怒ってしまうこともあります。自分が嫌だと思っていた先輩像を体現してしまうことで、自己嫌悪に陥ることもあるでしょう。もし日々の負担が大きすぎると感じるのなら、一度保育園側としっかり話し合うことも必要です。

保育士に向いていないと不安になる

2年目の保育士が辞めたいと感じる原因の三つ目は、「保育士に向いていないと不安になる」ことです。多くの保育士は理想に燃えて仕事をスタートします。しかし、実際に1年間保育士として働いてみることで、「保護者達からのクレームが辛い」「思ったように成長できていない」など、理想と現実のギャップに悩むことも少なくありません。
1年間真面目に向き合ってきたからこそ、やりがいのある仕事に対しての喜びだけではなく、重い責任と難しさが伴っていることを実感している頃でしょう。
また、これまで見逃されていたことでも、先輩や上司からの当たりが厳しくなったり、相談がしづらい空気を感じてしまったりと、追い込まれやすくなる時期です。そのせいで、保育士としての自分に自信を無くしてしまうことがあります。

2年目に突入した保育士を辞めるメリット・デメリット

メリットデメリット

2年目に突入してから保育士を辞めることでメリットもあれば、デメリットもあります。ここでは、2年目で保育士を辞めるメリット・デメリットを詳しく紹介します。

メリット デメリット
・採用されやすい
・新しいことにチャレンジができる
・ストレスとなっていた要因から解放される
・一からキャリアを積み重ねなければならない
・すぐに辞めてしまうという印象がつく
・ストレスの要因となっていた問題が改善されない可能性がある

すでに1年以上の職務経験があることで、一通りの仕事を理解していることは2年目としての強みです。同時に前の保育園の色に染まり切っていないところも、新人並みの柔軟さが期待できるため、歓迎されやすい傾向にあります。

また、実際の保育現場を知ることによって、新しい目標を見付けられた場合には、早々に方向転換を図ることも選択肢の一つです。新しいことにチャレンジする熱意を伝えられれば、希望する転職先からも高い評価を得られるでしょう。

一方で、前の保育園の退職理由や転職先への志望動機が曖昧のままだと、忍耐力のない人間だと思われてしまう可能性があります。

さらに、転職先選びにおいても、常に正しい判断を下せるとは限りません。転職しても状況が改善されず、むしろ悪化してしまう場合もあります。転職を考えているのなら、事前に希望する保育園の情報をしっかりと収集するようにしましょう。

保育士2年目を辞めるタイミングは「年度末」

春の風景と女性

保育園を辞めるタイミングは「年度末」が最適です。退職を告げる際も、翌年度の計画を立て始めることの多い、11月頃までに意思表示することで、円満退職できる可能性が高くなります。

保育園は年度単位で運営され、人員の配置もそれに沿って行われています。年度途中で保育士が減ってしまうと、残された先生方にしわ寄せがいってしまうでしょう。クラス担任などを任されているようであれば、なおさらです。

また、子ども達にしても、急に大好きな先生がいなくってしまうことは喜ばしくありません。きちんと子ども達を進級させてから退職することで、自分にとってもキャリアアップに繋げることができます。

ただし、心身ともに疲れてしまい、不調を感じるようであれば、自分の健康が最優先です。大事故を引き起こさないためにも、限界が来る前に思い切って辞めてしまい、自分の心身の回復に努めるようにしてください。

2年目の保育士が転職を成功させるためのコツ

秘訣を知っている女性

現在の職場において、抱えている悩みごとの解決が見込めないと思われるなら、転職という選択肢も悪いものではありません。

しかし、転職するのであれば、可能な限り早い段階から次への準備を始めておくことが必要です。

最後は、2年目の保育士が転職を成功させるために押さえておくべきコツを解説します。転職で失敗しないためにも、ぜひ活用してください。

解決したい悩みに優先順位をつける

現在の職場に対して複数の悩みがある場合、どの悩みから解決していきたいのか、優先順位を付けることが大切です。

たとえば、給料の低さが一番の悩みである場合、今よりも給料アップが見込める保育園を基準として探す必要があります。しかし、数多くある求人の中には、他にも目移りしてしまうような魅力的な労働条件も珍しくありません。

最も大事な条件を忘れて転職先を選んでしまうと、一番の悩みが解決されないまま、不満を抱き続けることとなってしまいます。悩みを解決できる保育園かどうかを、きちんと意識しながら、求人を探しましょう。

見通しを立てる

悩みを解決することも大切ですが、保育士人生においてどのような方向に進んでいきたいか、ある程度の見通しを立てることも重要です。
自分に合った職場を見付けるためにも、まずは自分の向き不向きや、将来への展望といったものを、しっかりと見つめ直すようにしてください。
退職理由を述べる際にも「スキルアップがしたい」「もっと理想の保育に関わりたい」など、今後のキャリアについて積極的な考えを示すことで、好印象を与えることができます。

保育士の転職サイトを利用する

実際に転職活動を始めるのなら、保育士の転職サイトを利用すると良いでしょう。転職サイトに記載されている保育園には、スタッフが直接足を運んでリサーチしているものもあり、信頼度の高い情報が多い傾向です。また、通常の求人情報には載ることのない非公開求人など、好条件の待遇が望める求人も多くあるため、今よりも良い環境の職場に出会いやすくなります。転職サイトによってはプロのコンサルタントが専属でサポートしてくれることも、安心して転職活動を行えるポイントです。求人探しだけではなく、面接対策や細かい条件の交渉まで行ってもらえるなど、疑問や不安の解消にも対応してもらえるでしょう。

まとめ

保育士として働きだしてから2年目でも、辞めたいと思ってしまうことを引け目に感じることはありません。職場での悩みは金銭面以外にも、人間関係や責任の増加、自信の喪失など様々な事情が原因となります。

一方で、転職は新しくスキルアップを狙えるチャンスでもあります。どのような理由で転職活動するにも、事前の情報収集は必要です。数多くある求人情報から、自分の希望通りの転職先を選ぶためには、大変な労力と時間が掛かります。今回の記事を参考に、ぜひ転職サイトを利用して、より良い職場と巡り会ってください。