「保育士向いてない...」と思ってしまう人の5つの特徴|対処法も紹介

昔からずっと夢だった保育士になった人の中には「実際に仕事をしてみると、保育士に向いてないと感じる」と悩んでいる人もいるでしょう。保育士の業務は決して楽ではないため、子どもが好きという理由だけではできない仕事だと実感する場面も少なくありません。

では、保育士に向いている性格や能力とはどのようなものでしょうか。

ここでは、自分は保育士に向いてないと感じてしまう人の特徴や性格を紹介するとともに、向いてないと感じたときの対処法についても詳しく解説します。

保育士に向いてないと思ってしまう人の特徴や性格

俯く保育士

保育士の仕事として最初に思い浮かぶことは、子どもと一緒に遊ぶことではないでしょうか。しかし、保育士の仕事内容は非常に多岐にわたります。

<保育士の仕事内容>

  • 発表会や遠足などの行事・イベントを企画して運営する
  • 子どもが歌う際にオルガンやピアノを伴奏する
  • お手紙など、保護者向けの書類を作成する
  • 保護者との懇談会を開く

上記のようなさまざまな仕事を通し、保育士に向いてないと感じる人もいます。
では、具体的にどのような性格の人が「保育士に向いてない」と考えるのでしょうか。

ここからは、保育士に向いてないと思う人の特徴や性格を解説します。

体力に不安がある

元気いっぱいの子どもと一緒に走り回ったり、子どもを抱っこしたりすることが多いため、保育士は体力がないと厳しい仕事であると言えます。
しかし、体力に多少の不安があっても、業務をこなす中でだんだん体力がついてきます。そのため、保育士として大切なことは、日常生活の中で自分の体調管理ができるかどうかです。

<保育士が行うべき体調管理>

  • 睡眠不足にならないよう早めに寝る
  • バランスの良い食事を取る
  • 感染症にかからないよう手洗いやうがいを徹底する

しっかりと体調管理ができていれば、体力がなくても、保育士として活躍することは可能です。

汚れることに苦手意識がある

衣服などが汚れることに苦手意識がある場合、「保育士に向いてない」と感じる人が多い傾向にあります。

保育園にいる子どもがおもらししたり、食べ物を吐いたりすることは、日常茶飯事です。おむつ交換や汚物・嘔吐物の処理もすべて保育士の仕事であるため、汚いことは苦手だからという理由で避けることはできません。保育士として働く以上、仕事中に汚れる場合があることは覚悟しておきましょう。

最初は苦手だったとしても、仕事で何度も汚れるうちに「汚れること」への苦手意識が払しょくされる可能性もあります。
「自分を変えるチャンス」だと考え方を切り替えて、苦手な仕事にも積極的に取り組んでみましょう。

人と話すことが苦手

保育士に求められる適性には「人が好きであること」「コミュニケーション能力が高いこと」が挙げられます。つまり、人と接することがそれほど得意ではない場合は、保育士の仕事が向いてないと感じるかもしれません。

最近では子どもや保護者だけでなく、近隣住民のトラブルにも保育士が対応することが増えています。そのため、誰からも好感を持たれるような笑顔で上手にコミュニケーションを取ることは、保育士として非常に重要です。

とはいえ、人前で話すことが慣れていない場合、最初は誰でも緊張します。最初は人と話すことが苦手で緊張しても、何度も会話するうちにリラックスできるようになり、自ずとコミュニケーション能力も身に付くでしょう。

子どもが好きではない

保育士として働くためには「子どもが好きであること」が必須条件だと考えている人は少なくありません。中には「保育士という仕事の安定性に惹かれた」「周囲から薦められた」といった理由から、子どもが好きでなくとも保育士になった人もいるでしょう。
しかし「子どもが好き=保育士の適性がある」とは限りません。

保育士の仕事で何より大切なのは、子どもと真剣に向き合うことです。子どもの遊び相手になるのではなく、悪いことをしたら厳しく指導することも、保育士に求められる要素となります。子どものためになる行動を取れるのなら、子どもが苦手でも保育士として活躍できる可能性があるでしょう。

職場の人間関係がうまくいかない

まだまだ保育の現場は女性中心であり、女性特有の人間関係の難しさに悩んでいる人は多いでしょう。また、保護者からの理不尽なクレームで自己嫌悪に陥り、職場の人間関係がぎくしゃくする場合もあります。人間関係がうまくいかないと「保育士に向いてないのでは?」と考える人は少なくありません。

職場の人間関係で思い悩んだときは、ポジティブ思考に切り替えましょう。「でも」「どうせ」とネガティブに考えても、現状を打開することはできません。うまくいかないときこそ、前向きな考え方を維持することをおすすめします。それでもつらいときは、同僚や友人、家族に相談するとよいでしょう。

保育士に向いてない人はいない

保育士とこども

保育士の適性がないからといって、保育士が向いてないわけではありません。保育士の仕事は、親の代わりに子どもの成長をサポートすることです。親の向き・不向きがないように、保育士にも向き・不向きはないと言えます。

親や子どもに個性があるように、保育士にもさまざまな個性があります。「外遊びは苦手でも絵本の朗読は得意」「人と話すことは苦手だけど書類作成は得意」など、個性を発揮して働くことが、保育士として非常に大切なことです。

それでも悩むときは、保育士に向いてないこと以外の原因が考えられます。

保育士ではなく働いている保育園が向いてない可能性がある

毎日出勤することが苦痛に感じる場合は「自分は保育士に向いてない」と感じた最初のきっかけを思い出してみましょう。保育園の先輩や同僚から「あなたは保育士に向いてない」と言われたことはありませんか?もし言われたことがあるのなら、保育士という職業ではなく、勤めている保育園が向いてない可能性があります。

保育園によって教育方針や特色はさまざまです。たとえ保育士としての資質があったとしても、園の方針やカラーが合わないケースはめずらしくありません。
保育園の職場環境に合っていないことが、人間関係の軋轢を生んでいる場合もあります。

職場環境や人間関係が原因の場合は思い切って転職する

職場環境や人間関係が原因で「保育士の仕事に向いてない」と悩んでいるときは、迷わず転職を考えてもよいでしょう。保育園の雰囲気に合わず、職場の人間関係も悪化している場合は、勤務する保育園を変えるだけで悩みを解消できる可能性があります。

基本的に、保育園の教育方針やカラーが合っていないと、自分の特色を活かして働くことは難しくなります。合わない職場で無理して働き続けると、ストレスで心身に負担をかけるだけでなく、子どもにも良い影響を与えません。

「保育園の方針に納得できない」「頑張っても人間関係が改善されない」という人は、転職の検討をおすすめします。転職する際は、自分の個性を活かせる保育園、良好な人間関係を築ける保育園を探してみましょう。

「保育士に向いてない」と感じるのは、自分の適性の問題ではなく、まったく違う事柄が原因かもしれません。「こういう性格だから向いてない」と決めつけるのではなく、今働いている保育園が本当に自分に合っているのかどうかを考えてみてください。

まとめ

今回は、保育士に向いてないと感じている人の特徴や性格、保育士に向いてないと思うときの対処法を解説しました。

たとえ体力に自信がなかったり、人と話すことが苦手だったりしても、保育士に向いてない人はいません。親や子どもに個性があるように、保育士にも個性があって当然です。「保育士に向いてない」と感じるときは、自分の個性と向き合い、その個性を生かせる働き方を考えてみましょう。

それでも自分は保育士に向いてないと感じる場合は、勤務する保育園が合っていない可能性もあります。保育園の職場環境や人間関係が原因で「保育士に向いてない」と感じるのなら、一度転職を検討するとよいでしょう。