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保育士になるためには、保育士試験に合格する必要があります。保育士試験は出題範囲が広く、合格率も低い試験です。

保育士試験に合格したい場合は、まず保育士試験の概要を把握しましょう。また、勉強方法や勉強時のポイントを把握することで、合格する可能性は高くなります。

今回は、保育士試験の概要と、勉強方法を解説します。合格するために押さえるべきポイントも解説するため、保育士を目指す人は参考にしてください。

​保育士の国家試験とは?

保育士の資格を取得するためには、国家試験の受験が必要です。試験は筆記試験と実技試験の2種類があり、筆記試験には、教育原理・社会福祉・子どもの食と栄養などの9科目があります。実技試験は、音楽表現・造形表現・言語表現の3科目です。

●保育士試験の流れ

保育士試験は、春と秋の年2回開催されます。保育士試験を受験する際は、受験申請をしたうえで、受験手数料を支払いましょう。 保育士試験における一連の流れは、以下のような内容です。

願書入手 4ヵ月ほど前から願書配布が始まるため、入手する
願書提出・受験手数料払込 受験手数料を支払い、受験資格などを確認のうえ願書を提出する
筆記試験 2日間の日程で行われる
実技試験 筆記試験の合格者のみ受験できる

保育士試験の受験手数料は、12,950円です。ただし、幼稚園教諭免許状保持者など試験が免除される場合、受験手数料は2,650円となります。

実技試験は、筆記試験を全科目合格した人のみ受験可能です。ただし、筆記試験の各科目に一度合格すると、それぞれ3年間の受験免除が与えられます。したがって、3年のうちに全科目合格すれば、筆記試験を通過することが可能です。

●保育士試験合格率

厚生労働省の「保育士試験の概要」によると、保育士試験における合格率は15%~25%を推移しています。ただし、実技試験の合格率は70%~90%と高い数値です。

(出典:厚生労働省「保育士試験の概要」/https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11901000-Koyoukintoujidoukateikyoku-Soumuka/0000088256.pdf

保育士の国家試験に関して、出題科目や合格率をより詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてください。

「保育士の国家試験とは?科目や難易度を知って合格を目指そう」

保育士試験の勉強方法

勉強する女性二人

保育士試験の勉強法には、主に通信講座を利用して勉強する方法と、市販の対策本を用いて独学する方法があります。

通信講座を利用する大きなメリットは、手厚いサポートを受けられる点です。教材には、過去の保育士試験における傾向と対策が綿密に行われており、わかりやすく学習できるよう作成されています。添削サービスを実施している講座もあるため、第三者の客観的な視点が得られることも利点です。

一方、独学では通信講座よりも少ない費用で試験勉強ができるでしょう。ただし、自分のペースで進めることができる分、モチベーション維持が難しいデメリットも存在します。自身の傾向やライフスタイルに合わせ、適切な勉強方法を選択してください。

【筆記試験】勉強をするうえでのポイントは?

ここからは、筆記試験を勉強するうえでの5つのポイントを解説します。勉強を始める際は、まず目標設定や勉強計画を立てることから始めてください。

全体を把握しておくことで、自身の到達度を客観的に把握することができます。余計な不安や焦りが少なくなり、勉強をスムーズに進めることができるでしょう。

〇目標を決める

目標は、試験勉強を継続して続けるために大切な要素です。保育士試験の筆記試験は容易なレベルではなく、相応の勉強量を求められます。 目標を決める際には、将来どのような仕事をしているかという長期的な視点と、毎日何をするかという短期的な視点を持ちましょう。特に、毎日の目標はハードルを高くせず、達成しやすい事項にしてください。

小さな目標をコツコツと達成することが、勉強を継続するコツです。

〇勉強計画を立てる

次に、勉強計画を立てます。計画は大まかなものでも構いません。試験日までの日数を逆算し、いつの時期にどの科目を学習するか、スケジューリングをします。スケジューリングをするためには、早い段階で保育士試験の過去問を解き、どの科目を重点的に勉強するべきか把握するようにしてください。

勉強のスタイルは、問題集ベースがおすすめです。問題集を解き、解答集を読み込むことで、知識が派生して覚えられます。筆記試験日までに、問題集を3回ほど解けるようにスケジューリングしましょう。

〇得意な科目と不得意な科目を把握する

保育士試験を受験するときは、得意な科目と不得意な科目の把握が大切です。保育士試験では、全科目で一定水準の得点を獲得する必要があり、不得意科目の克服が重要となります。

自身の不得意な科目を把握できた後は、不得意科目を重点的に学習しましょう。メリハリをつけて勉強することで、効率的な学習が可能です。

〇ノート作りを効率よくする

時間効率の良い勉強をするためには、ノート作りの優先順位を下げましょう。書くことは暗記方法の1つとして有効な手段であるものの、時間を大量に消費するデメリットがあります。

ノートを作る際には付箋メモなどを活用し、できるだけ負担なく、効率よく勉強できるようにしましょう。通信講座や市販のテキストをノート代わりとし、自身でノートを作らない方法もあります。

〇過去問を活用する

保育士試験に限らず、筆記試験のある試験において、過去問の活用は鉄則です。勉強計画を立てる時期や、計画の中間地点など、適度なタイミングで過去問を解いてみましょう。過去問を解くことで、その時点での学習水準を把握することができます。

過去問は公式サイトに公開されていますが、市販の過去問題集の利用もおすすめです。市販の過去問題集には、過去問の意図や必要な情報が解説されています。解説を読み込むことで、保育士試験の傾向を肌で感じることが可能です。

【実技試験】対策方法はある?

保育士試験の実技試験には、音楽表現・言語表現・造形表現の3科目があります。実技試験には筆記試験のような正答がないため、対策が困難です。ただし、教室や動画など身近なリソースを活用すれば、対策ができます。

〇教室などを活用する

音楽表現では、ピアノやギター、アコーディオンを演奏します。ピアノやギターの教室は民間のものが多数あるため、音楽表現対策に活用が可能です。

〇インターネットの動画を活用する

インターネットには、音楽表現や言語表現に関する動画が多数投稿されています。通信講座でも動画を配信している業者があるため、積極的に活用しましょう。

​試験に合格した後は求人を探そう!

求人を探す保育士

保育士の資格試験に合格した後は、実際に保育士の求人を探しましょう。「保育士の求人」と一口に言っても、公立の保育施設や私立の保育施設など、さまざまな求人があります。それぞれで昇給や福利厚生に違いがあるため、事前に求人情報の精査が必要です。

保育士の求人情報を調べる際は、保育士専門の求人サイトをおすすめします。保育士求人に特化されているため求人を検索しやすく、掲載されている求人数も多いサイトがほとんどです。また、保育士へのお役立ち情報を掲載している求人サイトもあります。

保育士専門の求人サイトのなかでも、マイナビ保育士は求人者の満足度が高いサイトです。多数の求人情報や求人特集が掲載されており、かんたん条件で検索できる検索システムが設置されています。保育士の求人を検討している人は、マイナビ保育士を利用しましょう。

まとめ

ここまで、保育士試験の概要と勉強方法に関して、合格するために押さえるべきポイントも含めて解説しました。

保育士試験の合格率は15%~25%という水準であるため、試験に合格するためには相応の勉強量が必要です。あらかじめ目標を立てたり、過去問を解いたりして、勉強を効率よく進めていきましょう。

試験に合格した後は、求人を探す必要があります。求人を探すときは、保育士専門の求人サイトである、マイナビ保育士を利用してください。