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保育士需要の高まりにより、現在では正職員だけでなく、多くの臨時職員も保育園で活躍しています。 臨時職員の保育士とは、言葉の通り、期間を限定して臨時で働く保育士です。臨時職員は、フルタイムで雇用される正職員とは待遇が異なります。ただし、臨時職員として働くメリットも数多くあります。 本記事では、正職員と臨時職員の保育士における仕事内容や待遇の違い、臨時職員として働くメリット、そしておすすめの求人サイトについて詳しく解説します。

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この記事の監修者

山本 あやか(保育士)

保育士・幼稚園教諭資格を持つ2児の母。保育士歴10年、現在はライターとして活動中。保育士経験を活かし、季節の行事に家族で手作りの飾りつけを楽しむのが趣味。

保育園における臨時職員とは?正職員との違いを徹底比較

保育園の臨時職員とは、「公立保育園において臨時で働く保育士」を指します。

公立保育園で働く保育士は、市区町村などの自治体が雇用する職員です。臨時職員の保育士は、一般企業におけるパートやアルバイトに近い雇用形態で、自治体によっては「会計年度任用職員」として採用されるケースもあります。

市区町村が臨時職員を採用する理由は、人手の補充や、産休や育休をとっている正職員の代替などさまざまです。雇用期間は自治体や募集条件によって異なりますが、6カ月から1年程度で契約されるケースが多く見られます。

ここでは、臨時職員と正職員の「仕事内容」と「待遇」の違いについて、詳しく説明します。

臨時職員と正職員の「仕事内容」の違い

保育園によっては、正職員と臨時職員で仕事内容に大きな違いがない場合もあります。正職員よりも臨時職員の比率が多い保育園も少なくありません。そのため、臨時職員にも正職員とほぼ同様の仕事が任せられています。

保育園では、1つのクラスを複数の担任で受け持つことが一般的です。 正職員と臨時職員が在籍する園では、主任担任を正職員が担当し、一般担任として臨時職員が配置されるケースもあります。

さらに、正職員の保育士が少ない保育園では、経験豊富な臨時職員が1クラスを1人だけで受け持つことがあります。

担任の仕事内容には、保護者への連絡帳の記入や、クラスの指導案・報告書などの書類作成が含まれます。臨時職員も同様の仕事を行う必要があります。

臨時職員と正職員の「待遇」の違い

臨時職員の「仕事内容」は正職員とほぼ同じですが、「待遇」に関する雇用条件は大きく異なります。

正職員に対する金銭面での待遇は、諸手当を含む月々の給料と年2回のボーナスです。一方で臨時職員の場合、時給制を採用している市区町村が多いものの、月給制のケースもあります。

また臨時職員の諸手当や賞与、退職金などの支給の有無は自治体や雇用条件によって異なりますが、支給されない場合もあります。そのため、年収に換算すると正職員と臨時職員では、大きな違いが出ます。

正職員は勤続年数に応じて昇給されますが、臨時職員はあまり昇給されない傾向にあります。臨時職員として契約更新して長期間働いたとしても、時給がアップする可能性は比較的少ない点が、臨時職員の待遇に関する特徴です。

保育士が臨時職員として働くメリット3選

正職員と比較すると、臨時職員の待遇は賞与や昇給などの面でやや低くなっています。しかし、臨時職員として働くこと自体に、待遇のデメリットを打ち消すだけのメリットがあることも事実です。

ここでは、保育士が臨時職員として働くメリットを3つ取り上げ、それぞれについて説明します。

〇メリット1:時間の融通が利く

臨時職員の場合、働く日数や勤務日、勤務時間の融通が利きます。臨時職員に対してシフト勤務の体制をとっている保育園の場合は、「早朝の2時間」「日中の5時間」などと、働く時間帯を選択することが可能です。

また、臨時職員は正職員に比べて残業が発生しにくい場合があります。ただし、実際の勤務状況は保育園ごとに異なります。所定の勤務時間外に仕事が及びにくいため、余暇の計画も立てやすいでしょう。残業が発生した場合でも、時給に加算されるため収入が増える点はメリットです。

保育士としてフルタイム勤務が難しい人にとって、時間の融通が利く臨時職員は魅力的な働き方の一つです。

〇メリット2:経験が積める

保育園によっては、臨時職員と正職員の仕事内容に大きな差がない場合もあります。 したがって、採用時は保育士としての経験が浅くとも、正職員と同様の仕事が任されることで、保育士としての実務経験を積める可能性があります。ただし、担当業務や責任の範囲は園の運営方針によって異なります。

さらに、臨時職員として複数の保育園に勤務することで、保育に関する幅広い知識や経験を得られます。いずれ正職員として働きたい人にとっても、将来のキャリアアップにつながります。

〇メリット3:子どもたちと関わりやすい環境で働ける

臨時職員と正職員では仕事内容に、ほとんど違いはありません。しかし、さまざまな会議への出席や保育園で起きたトラブルの対処、保護者への対応など、大きな責任を伴う仕事は正職員に任されることが一般的です。

保育園における管理業務が与えられなければ、子どもたちと過ごす時間は正職員よりも長くなる可能性があります。子どもたちとの関わりを求めて保育士となった人にとっては、臨時職員はメリットの大きい働き方であると言えるでしょう。

臨時職員の保育士求人の探し方

ここでは、臨時職員としての保育士求人の探し方について説明します。

臨時職員の保育士求人の探し方には、大きく分けて2つの方法があります。市区町村のホームページやハローワークをチェックする方法と、保育士専門の求人サイトを利用する方法です。

〇市区町村のホームページやハローワークなどで求人をチェックする

公立保育園が臨時職員を募集する場合、管轄の市区町村がホームページに求人情報を掲載したり、ハローワークを通して求人を募集したりするケースがよくあります。

自治体のホームページやハローワークを利用する方法は、臨時職員の求人を探す上で、以前から存在する一般的な方法です。

待機児童問題への対策事業を推進している市区町村の中には、常時、臨時職員の求人をホームページに掲載しているところがあるため、こまめにチェックしましょう。

保育士として就業するためには、資格に加えて保育士登録が必要です。手続きの要否や詳細は自治体等の案内に従ってください。

〇保育士専門の求人を取り扱うサイトで求人をチェックする

もう1つの探し方は、保育士専門の求人サイトをチェックする方法です。自治体のホームページを閲覧して仕事を探す方法に比べると、比較的新しい方法だと言えます。

保育士専門の求人サイトは、求職者に対するサポート体制がしっかりと整っています。自分で求人を探すことに不安がある人は、保育士専門の求人サイトを活用する方法もあります。

臨時職員の保育士求人は「マイナビ保育士」で探そう

保育士専門の求人サイトを利用して臨時職員を探す場合は、「マイナビ保育士」の利用をおすすめします。

マイナビ保育士には、自分で求人を探すマイページ会員サービスと、キャリアアドバイザーと共に求人を探す転職支援サービスがあります。いずれも、会員登録は無料です。

自分でじっくりと時間をかけて求人を探したい人にはマイページ会員サービス、就職や転職に不安を抱えている人には転職支援サービスの利用が向いています。

転職支援サービスのおすすめポイントは、保育士の就職や転職を熟知したキャリアアドバイザーによるサポートを利用できる点です。会員になると、求人の紹介や履歴書記入のサポート、面接日程の調整など多岐にわたってサポートを受けることができます。

求人情報が豊富でサポート体制も整っているため、自分の希望に合った職場を探しやすい点が特徴です。

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臨時職員の保育士に関するよくある質問

保育園の臨時職員とは何ですか?

保育園の臨時職員は「非常勤保育士」とも呼ばれる公立の保育所で限られた期間のみ働く保育士のことです。フルタイムとパートタイムの働き方があり、産休・育休をとる職員の代わりや一時的な人手不足の際に派遣されます。半年〜1年程度の勤務期間ですが非正規雇用ではなく地方公務員(会計年度任用職員)になります。仕事内容は正社員の保育士とそれほど変わりません。

臨時職員の保育士の給料や退職金はどうなりますか?

臨時職員の保育士の給料や退職金は正社員より少なめです。臨時職員の給料は時給制や月給制で残業が少ないため正社員より低い水準になります。以前は各種手当や賞与、退職金もありませんでしたが、2020年に創設された会計年度任用職員制度で基準を満たした臨時職員にも賞与や退職金、勤勉手当などが支給されるようになりました。

保育士が臨時職員で働くメリットはありますか?

保育士が臨時職員で働くメリットは、負担の軽さと時間の融通、保育経験です。
  • 負担の軽さ
    副担任やフリー保育士に配置される場合が多く、担任や指導案を担うことが少ない
  • 時間の融通がきく
    雇用契約で勤務時間が明確にされているため残業が少なく、プライベートと両立しやすい
  • 多くの保育経験が積める
    会議やトラブル対処などは正社員が行うため、長い時間保育に集中できる

臨時職員になるにはどうしたらいいですか?

公立保育園の臨時職員になるには次の流れが一般的です。
  • 自治体ホームページやハローワークで「会計年度任用職員 保育士」または「保育園 臨時職員」で求人を検索します。
  • 履歴書と保育士資格証の写しを提出
  • 書類選考と面接を受ける
  • 登録して欠員と自治体からの連絡を待つ
自治体によって違いがあるので詳しくは自治体窓口に確認しましょう。

臨時職員に向いているのはどんな人ですか?

公立保育園の臨時職員に向いているのは次のような人です。
  • 公務員保育士を検討している
    実際の公立の保育園の様子を期間限定で経験できます。
  • 立場や高い給与が必要ないベテラン保育士
    担任や指導からは引退して子どもと関わっていけます。
  • プライベートと両立できる保育がしたい
    残業が少ないためプライベートや子育てと両立できます。

まとめ

臨時職員の保育士は、仕事内容が正職員とほぼ同様となるケースが多い一方で、賞与や退職金が支給されないなど、給料面の待遇は異なります。しかし、時間の融通が利いたり、保育士としての経験が積めたりするなど、臨時職員として働くメリットは少なくありません。 保育士求人は市区町村やハローワークを通して探すこともできますが、キャリアアドバイザーによるサポートが充実している保育士専門の求人サイトの利用も大変便利です。 臨時職員のデメリットやメリットを知った上で、保育士として働くことを希望している人は、求人サイトを活用して、ぜひ理想的な職場を見つけてください。