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奈良県は県面積の大部分を山地が占めており、地域による人口の偏りも大きい県です。人口は約132万人であり、多くが奈良市や生駒市など県北西部に集中しています。県北西部は京都府・大阪府とも隣接しており、保育士求人が多いエリアです。

奈良県は保育士の人材確保に積極的であるため、奈良県で保育士として働きたい人は保育士への補助・支援制度も活用しましょう。

奈良県における保育士事情

奈良県で保育士求人を探しているのであれば、奈良県の保育士事情をしっかり把握しましょう。事前に保育士事情を把握しておくことで、求人内容と実際の勤務環境のミスマッチを防げるだけでなく、不満なく働き続けることが可能です。

ここからは、奈良県における保育士の保育士事情として、気になる勤務時間・給料相場・求人状況をそれぞれ詳しく解説します。

勤務時間

保育士の仕事は激務と言われることも多くあります。プライベートの時間をしっかり確保して働きたいという保育士は、長時間の残業がないかの確認もあわせて、平均的な勤務時間を調べることが大切です。

奈良県における保育士の平均勤務時間は、下記表の通りとなっています。

男性 データなし
女性 165時間
男女計 165時間

出典:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査」」/ https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2019/index.html

男性保育士の勤務時間はデータなしとなっているものの、女性保育士と男女計の勤務時間はともに165時間となっています。1日の労働時間を8時間とした場合、165時間は約20日分の勤務時間となるため、奈良県における保育士の勤務時間は標準的な数字です。

また、奈良県における保育士の勤務時間は施設によって違いがあります。認可保育園は勤務時間を夜20時までと設定している施設が多く、一方の認定こども園や院内保育所の施設は18時や18時30分と短いことが特徴です。

育児などの事情で、なるべく早い時間に帰宅したいのであれば、勤務時間が比較的短い施設を探してみましょう。

給料相場

保育士の給料相場は、地域の最低時給額などにも影響を受けます。奈良県で働く保育士の給料相場を、全国平均と比較して見てみましょう。

奈良県 約366万円
全国 約363万円

(出典:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査」/ https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2019/index.html

奈良県で働く保育士の給料相場は約366万円と、全国平均の約363万円よりもやや高い水準です。そのため、奈良県で働く保育士は比較的高収入を狙いやすいと言えます。

また、奈良県と隣接している近畿地方の4県についても比較すると、京都府は378万円であり、大阪府は369万円と、奈良県よりもやや高い給料相場です。しかし、三重県は343万円、和歌山県は332万円となっており、奈良県の給料相場は近隣県と比較しても平均的、もしくは高い部類に入ることがわかります。

出典:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査」/https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2019/index.html

求人状況

奈良県の保育士は、全国平均よりも比較的高い給料相場で働いていることからわかるように、奈良県は保育士の求人需要が高いエリアです。一部地域の保育施設では、人材確保に向けた積極的な取り組みも行われています。

また、奈良県では待機児童の解消が課題となっており、令和2年4月1日時点で198人の待機児童が発生していました。

出典:厚生労働省「保育所等関連状況取りまとめ(令和2年4月1日)を公表します」/https://www.mhlw.go.jp/content/11922000/000678692.pdf

奈良県の待機児童数は減少傾向を見せているものの、待機児童ゼロに向けた対策として、保育施設の拡充や保育人材の確保を進めていることが現状です。

さらに奈良県では、保育士の現状を知るために保育士実態調査を実施し、現役保育士・潜在保育士・新規就業者の3者に向けた対策も開始しました。保育士資格の取得支援や再就業支援だけでなく、キャリア構築支援も着実に実行されているため、奈良県の保育士は手厚い支援体制のもとで業務に励めます。

奈良県が進める保育士への補助・取り組み

奈良県が進める保育士への補助・取り組み

保育士として働くためには、資格取得や就職準備のためにお金がかかります。奈良県は保育士に対する補助・取り組みを多く行っているため、積極的に利用しましょう。

ここからは、新しく保育士として働きたい、保育士資格を取得したい人に役立つ2つの制度を紹介します。

就職準備金貸付事業

就職準備金貸付事業は、奈良県内で働く保育士の確保を目的に設けられた、保育士の就職準備にかかる資金を一部貸付する制度です。保育士資格を持っているものの保育士として働いていない人や、保育士資格を取得したばかりの人が利用者として想定されています。

対象者 下記すべての応募要件を満たす人
・指定の施設を離職した、もしくは指定の施設における業務経験がない
・奈良県内の保育所等で、保育士として新たに勤務する
・保育士として週20時間以上の勤務を行う
・保育士修学資金貸付で就職準備金の加算を受けていない
貸付額 最大40万円(貸付額は年度によって変動あり)
返還免除の条件 奈良県内の保育所等で、継続して2年間を保育士の仕事内容に従事する

出典:奈良県「保育士修学資金貸付等事業」/​https://nara-shakyo.jp/pages/205/

就職準備金貸付事業は、保育士として就職するにあたり発生する準備費用に利用できることが魅力です。

資金使途には、就職に伴う転居費用や入居時の礼金・手数料、さらに被服費や自身の子どもに関する保育にかかる費用などがあります。貸付額は年度によって変動し、貸付人数の上限もあるため、利用する際は制度の要綱をしっかり確認しましょう。

保育士修学資金貸付事業

保育士修学資金貸付事業は、奈良県内で質の高い保育士を養成・確保することを目的に設けられた、保育士養成施設に在学する学生を対象に修学資金の一部貸付を行う制度です。

対象者 下記すべての応募要件を満たす人
・奈良県内の指定された保育士養成施設に在学する
・保育士養成施設の推薦を受けている
・保育士養成施設を卒業し、奈良県内の保育所等で、継続して5年間を保育士として従事する意思がある
・他の都道府県等による、同種の修学資金事業を利用していない
貸付額 ・月額:5万円以内(総額120万円以内)
・入学準備金:20万円以内
・就職準備金:20万円以内
・生活費加算:生活扶助基準における居宅(第1類)の該当区分額以内(加算の対象者のみ)
返還免除の条件 下記すべての条件を満たす人が、貸付額全額の免除となる
・保育士養成施設を卒業してから1年以内までに保育士登録を行う
・奈良県内の保育所等で、継続して5年間を保育士の仕事内容に従事する

出典:奈良県「保育士修学資金貸付等事業」/​https://nara-shakyo.jp/pages/205/​

4年制大学に在学している学生も、本制度を総額120万円以内の範囲で利用できます。ただしこの場合、月額の貸付額は2.5万円以内と上限が低くなるため注意してください。

【奈良県】保育士求人を探す際のポイント

保育士求人を探す際のポイント

最後に、奈良県で保育士求人を探す際のポイントを、2つ紹介します。

〇高収入で働きたいなら認可保育園の求人を選ぶ

奈良県の認可保育園が出している求人募集は、比較的高い月収・年収を提示している傾向にあります。住宅手当や資格手当もしっかり支給してくれる施設が多いため、高収入を得たい人は認可保育園の施設形態で求人検索してみることがおすすめです。

〇子育て中なら育休取得実績あり・子育て支援を行っている施設の求人を選ぶ

育休取得実績があったり、子育て支援を行ったりしている施設は、保育士の育児に理解があります。求人情報をよく確認して、子育てしやすい施設の求人に応募しましょう。

奈良県で保育士の求人を探すなら、「マイナビ保育士」がおすすめです。マイナビ保育士は奈良県の保育士求人が多数掲載されており、一般には公開されない「会員限定の非公開求人」もあります。

専属アドバイザーが転職のサポートや履歴書作成・面接の相談対応も行うため、保育士の求人探しにはぜひマイナビ保育士をご利用ください。

まとめ

奈良県では保育士として働き始めたい人への支援や、現役保育士に対するキャリア構築支援を行っており、保育士が働きやすい環境づくりを進めています。県内の保育士需要は高く、給料相場も約366万円と、全国平均よりも高い水準です。

また奈良県では、県内で転職・就職を考えている保育士に役立つ制度や取り組みも行われており、働きやすい環境とも言えるでしょう。

奈良県における保育士の就職・転職活動は、奈良県の保育士求人を多数保有しているマイナビ保育士をぜひご利用ください。

※当記事は2021年1月現在の情報を基に作成しています

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