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九州の南にある鹿児島県は自然に囲まれた県である一方、交通の利便性も良く、観光地としても人気があります。

鹿児島県の待機児童数は減少傾向にあるものの、令和元年時点で16,772人もの児童が保育所などに入所できていないことが実情です。そこで鹿児島県は、鹿児島県で保育士として働きたい人に向けて、移住に関する支援制度などを実施しています。

当記事では、鹿児島県における「家賃補助・社宅制度・住居手当」の保育士求人について解説します。また、鹿児島県で実施している家賃補助・社宅制度の支援策や、各エリアの求人状況・家賃像場も紹介するため、鹿児島県で保育士としての就業を検討している人はぜひ参考にしてください。

鹿児島県における「家賃補助・社宅制度・住宅手当」の保育士求人状況

まずは、鹿児島県における「家賃補助・社宅制度・住宅手当あり」の保育士求人状況について解説します。

下記は、鹿児島県における保育士の求人数です。全求人数はマイナビ保育士に掲載している求人数をもとに算出した件数、「家賃補助・社宅制度・住宅手当あり」の求人数は、各制度・待遇をフリーワード検索して絞り込んだ件数となります。

鹿児島県における保育士の求人状況
全求人数 54件
「家賃補助・社宅制度・住宅手当あり」の求人数 約38件

(出典:マイナビ保育士/ https://hoiku.mynavi.jp/

鹿児島県における「家賃補助・社宅制度・住宅手当あり」の保育士求人数は約38件であり、全求人数の約7割を占めています。就職先を探している保育士にとって、住宅に関する支援が充実している鹿児島県は、好条件の職場を見つけやすい地域だといえます。

鹿児島県における「家賃補助あり」「社宅制度あり」「住宅手当あり」の保育士求人の特徴は、以下のとおりです。

●施設によって住宅手当として受けられる額が異なる
鹿児島県における住宅手当の支給額は、月額1.2万~4万円と幅が広く、施設によって異なります。鹿児島県では、月額1.7万円を上限とする施設が多い傾向です。

なお、住宅手当の支給は正社員(正職員)のみなど、条件を設けている施設も中にはあります。鹿児島県で保育士として働くにあたって、住宅手当の支給を受けたい場合は、求人内容のみならず、施設に直接確認しましょう。

●借り上げ社宅のある求人は鹿児島市に集中している
鹿児島県で借り上げ社宅がある施設は、中心部にある鹿児島市に集中している傾向です。鹿児島市以外では、西表島市や薩摩川内市で借り上げ社宅を利用できる施設があります。

鹿児島県で住宅費を抑えつつ保育士として働きたい場合は、鹿児島市を中心に求人選びをすることがおすすめです。鹿児島市は県の中心に位置するため、他のエリアに住んでいる人もアクセスしやすいでしょう。

【保育士向け】鹿児島県が実施する家賃補助・社宅制度の支援策

雄川の滝

鹿児島県では、保育士の住居関連の待遇を改善するために、さまざまな支援制度を設けています。鹿児島県内の各自治体が実施する家賃補助・社宅制度を把握しておくことで、住宅にかかる経済的な負担を軽減することが可能です。

以下では、鹿児島県が実施している家賃補助・社宅制度の支援策を2つ紹介します。支援策の詳細を確認し、対象者に該当する場合は積極的に活用することをおすすめします。

保育士宿舎借り上げ支援事業

鹿児島市では、市内の保育所を対象に、保育士宿舎借り上げ支援事業を実施しています。保育士宿舎借り上げ支援事業とは、国・自治体が保育所などに対して、保育士がアパートなどを借り上げた際に家賃の一部を補助する事業のことです。

下記は、鹿児島市における保育士宿舎借り上げ支援事業の概要です。

対象者 下記をすべて満たす保育所
・学卒者を雇用した保育所
・採用者が働きはじめてから10年以内の人
補助金 1人あたり月額8.2万円(上限)
補助率 国:1/2
市町村(特別区含む):1/2
※保育所などの設置者が実施する場合:国1/2、市町村1/4、保育所などの設置者1/4

(出典:鹿児島市「鹿児島市で保育の仕事をしよう!」/ https://www.city.kagoshima.lg.jp/hoiku/hoikupanf.html

宿舎借り上げ支援事業の制度は、事業の対象となる人と対象・ならない人の公平性などを鑑みて、令和3年度に見直されます。また、年度の切り替えによって応募条件が見直される可能性があるため、制度を利用する際は必ず確認するようにしましょう。

就職準備金貸付事業

鹿児島県では、保育士の資格を持ちながら保育士として働いていない潜在保育士を対象に、就職準備金貸付事業を実施しています。就職準備金貸付金事業は家賃補助に関する制度ではありませんが、就職する際に必要となる資金を貸し付けしており、引越し費用などにも利用可能です。

下記は、鹿児島市における就職準備金貸付金事業の概要です。

対象者 下記をすべて満たす人

・対象施設または事業を離職した人、または勤務経験のない人
・鹿児島県内の保育所などに保育士として新たに勤務する人(復職を含む)
・鹿児島県内の保育所などで保育士として週20時間以上勤務する人
・鹿児島県が実施する、令和元年度の復職支援研修「たのしい保育」に参加した人
補助金 20万円以内(1人1回限り)
貸付利子 無利子

(出典:鹿児島県社会福祉協議会「鹿児島県保育士修学資金貸付等事業のご案内」/ http://www.kaken-shakyo.jp/minsei/r1_hoikukashituke.html

当事業は、鹿児島県内の保育所などに2年間継続して保育士業務に従事した場合、全額免除となります。1年以上保育士業務に従事した場合は、一部が免除されます。保育士として長く勤めたいと考えている人は、就職準備金貸付金事業を積極的に活用しましょう。

なお、令和3年度の募集に関しては、未定である点に留意してください。

【市区町村別】鹿児島県の保育士求人状況と家賃相場

最後は、鹿児島県の保育士求人状況と家賃相場について解説します。鹿児島県で保育士として働くにあたって引越しを検討している人は、ぜひ参考にしてください。

下記は、鹿児島県内で求人数が多い4つの市における、1K/1DKの家賃相場と保育士求人数をまとめた表です。なお、家賃相場は不動産サイト・住宅サイトを参考に、保育士求人数はマイナビ保育士に掲載している求人数をもとに作成しています。

1K/1DKの家賃相場 保育士求人数(※)
鹿児島市 約3.8万~4.9万円 37件
日置市 約3.2万~4.1万円 3件
霧島市 約2.9万~3.7万円 5件
姶良市 約3.3万~4.2万円 2件

(出典:マイナビ保育士/ https://hoiku.mynavi.jp/

鹿児島県の中でも、特に保育士求人数が多い市は、県庁所在地である鹿児島市です。他のエリアと比べて圧倒的に求人数が多く、理想の職場を見つけやすいといえます。ただし、鹿児島県の中心であり、最も人口が多い人気のエリアであるため、他のエリアよりも家賃相場が1万円前後高い傾向にある点に注意が必要です。

鹿児島市に次いで保育士求人が多い霧島市の家賃相場は、上記4市の中で最も低く、家賃を抑えたい人にとって最適のエリアだといえます。正社員から非常勤・パートやアルバイトまで幅広く人材を募集しており、希望する雇用形態で働くことも可能です。

日置市・姶良市の保育士求人数と家賃相場は同程度となっています。どちらも県の中心に位置する鹿児島市と隣接していることから、霧島市よりも家賃相場が高い傾向です。

鹿児島県でより多くの選択肢から自分の希望に沿った職場を見つけたい場合は、鹿児島市で求人を探すと良いでしょう。家賃相場は高めであるものの、家賃補助・社宅制度を実施している施設も多く、支援事業を活用することで安く住宅を借りることが可能です。

まとめ

鹿児島県における「家賃補助・社宅制度・住宅手当あり」の保育士求人数は、県全体の求人数の約7割を占めています。鹿児島県が実施する主な家賃補助・社宅制度の支援策は、いずれも家賃に関する負担を減らすことができます。制度の対象者である場合は、ぜひ活用しましょう。

家賃補助・社宅制度を実施している施設は、鹿児島市に集中している傾向です。また、鹿児島県で最も保育士求人が多いエリアは鹿児島市であり、家賃を抑えたいと考えている人は、鹿児島市で保育士求人を探すと良いでしょう。

鹿児島県で保育士として活躍できる場所を探している人は、転職支援サービス「マイナビ保育士」をご利用ください。マイナビ保育士では、無料の会員登録を行うことで、専門のキャリアアドバイザーによる転職サポートを受けることができます。保育士として就職・転職する際はぜひご活用ください。

※当記事は2021年4月現在の情報を基に作成しています

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