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徳島県は、住みやすい県として人気があり、徳島県への移住者は増加傾向にあります。令和元年度に徳島県外から移住してきた人は、過去最大の1,844人です。これから徳島県への移住を考えている人・ファミリー世帯は少なくないでしょう。

(出典:徳島県「令和元年度における徳島県への「移住者数」について」/ https://www.pref.tokushima.lg.jp/ippannokata/kurashi/chihososei/5045982/

また、徳島県は、「第二期徳島県子ども・子育て支援事業支援計画」を実施するなど、待機児童の早期解消に取り組んでいる自治体でもあります。

(出典:徳島県「「第二期徳島県子ども・子育て支援事業支援計画」について」/ https://www.pref.tokushima.lg.jp/ippannokata/kenko/kosodateshien/5036609/

当記事では、徳島県で保育士として働きたい人に向けて、家賃補助のある求人の状況や、県が独自に実施している支援策を紹介します。

徳島県における「家賃補助・社宅制度・住宅手当」の保育士求人状況

徳島県で保育士として働くにあたって、家賃の面で生活にかかる負担を減らしたい人は、求人情報の家賃補助・社宅制度・住宅手当に注目することがおすすめです。下表では、徳島県における「家賃補助・社宅制度・住宅手当あり」の保育士求人数を紹介します。

徳島県における保育士の求人状況
全求人数 28件
「家賃補助・社宅制度・住宅手当あり」の求人数 約2件

(出典:マイナビ保育士/ https://hoiku.mynavi.jp/

徳島県における保育士求人のうち、「家賃補助・社宅制度・住宅手当あり」のいずれかに該当する求人は、現在2件あり、下記の特徴があります。

●2件とも「住宅手当あり」の求人である
徳島県における「家賃補助・社宅制度・住宅手当あり」の保育士求人2件は、いずれも住宅手当を支給するとしています。住宅手当が支給されれば、住居の選択肢が広まる他、家計も助かるでしょう。特に、賃貸住宅に住む、または住んでいる人にとっては、魅力的な特徴であると言えます。

●住宅手当には上限や職場規定が設けられている
住宅手当が支給される2つの求人は、上限額や職場規定が設けられています。上限額が設定されている場合は、「想定していたよりも金額が少なかった」といった事態に陥らないよう、事前に金額を確認しておくことがおすすめです。

また、職場規定が適用される場合は、採用面接などで確認しておくとよいでしょう。ただし、「住宅手当の内容によって就職先を決めているのだろうか?」と応募先から誤解されないように、基本的には転職エージェントを通して聞く方法がおすすめです。

なお、掲載されている求人情報が更新されれば、「家賃補助・社宅制度・住宅手当あり」の求人数は増減する可能性があります。

【保育士向け】徳島県が実施する家賃補助・社宅制度の支援策

風景

保育士業界は、全体的に賃金が高水準とは言えないため、各自治体で保育士に対する家賃補助・社宅制度を実施している場合があります。

徳島県でも、県独自に保育士への支援策を実施しています。事前に支援内容や利用条件を確認しておけば、生活にかかる負担を少しでも軽くすることが可能です。ここでは、徳島県が実施する家賃補助・社宅制度の支援策を2つ紹介します。

保育士就職準備金貸付事業

保育士就職準備金貸付事業は、保育士資格を所有しているものの現在は働いておらず、これから保育士として就職する人(潜在保育士)が利用できる支援制度です。家賃補助に関する制度ではないものの、就職や引越しに必要な費用を貸し付けてもらえます。

対象者 下記3つの条件を満たす人
(1)保育士登録を済ませている
(2)下記の施設・事業を離職済または経験していない
・保育所、幼保連携型認定こども園、幼稚園
・家庭的保育事業
・小規模保育事業
・事業所内保育事業
(3)徳島県内の保育施設に新たに勤務する
貸付額 最大20万円(1人1回のみ)
貸付金の使用用途 ・就労にあたって子どもの預け先を探す場合の費用
・就労に必要な被服購入費や研修費用
・引越し費用
・通勤に使用する自転車やバイクなどの購入費用
返還免除の条件 就職後、2年間保育業務に従事すること

(出典:徳島県福祉人材センターアイネット「保育士修学資金等貸付事業について」/ https://ainet-tokushima.jp/?page_id=1768

返還が免除となる要件は「2年間従事した場合」となっており、徳島県内で保育士として腰を据えて働きたいと思っている人であれば、決して難しくありません。引越し費用だけでなく、子どもの預け先や被服購入費など、幅広い目的で使用できることも特徴です。

転居を伴う就職では、引越し代など新生活を始めるための多大な費用が発生します。また、徳島県は都市部のように交通網が発達しておらず、徒歩だけでは移動が困難です。勤務地によっては移動手段を準備するために同制度を利用してもよいでしょう。

UIJターン保育士応援事業

UIJターン保育士応援事業は、県外の人が徳島県内の認可保育施設などに保育士として採用された際に、一時金が支給される制度です。「待機児童の解消」を目指し、令和3年度からの緊急措置として設けられました。

対象者 下記4つの条件を満たす人
(1)保育士資格または幼稚園教諭免許を持っている
(2)徳島県内に居住する
(3)市内の認可保育施設または企業主導型保育施設において、正規職員の保育士・幼稚園教諭・保育教諭として、新たに勤務する
(4)下記のいずれかに該当する
・徳島県外に15年以上居住し、就業により徳島県内に転入する
・徳島県外で1年以上の業務経験があり、転職により徳島県内に転入する
・徳島県内の保育士養成学校を修了してから1年以内に同学校に就職・転入する
補助金 合計50万円
【内訳】
・移住一時金:20万円
・応援一時金:30万円

(出典:徳島市「あなたの保育士資格を徳島市のために活用してくれませんか(UIJターン保育士応援事業)」/ http://www.city.tokushima.tokushima.jp/smph/kosodate/ikuji/201530a2020hoikushi.html

UIJターン保育士応援事業は、引越し費用や移住にかかる旅費・賃貸の礼金・手数料など、多岐にわたって利用可能である上、募集定員の限度がありません。

ただし、UIJターン保育士応援事業は、3年間限定の緊急対策です。そのため、徳島県内で保育士として働くことを検討している人は、早めに決断し、申請することがおすすめです。

【市区町村別】徳島県の保育士求人状況と家賃相場

下表では、徳島県内で保育士求人が多いエリアにおける、家賃相場の目安と求人数を紹介します。なお、家賃相場は不動産・住宅サイトを、保育士求人数はマイナビ保育士に掲載された求人数を参考にした数値です。

1K/1DKの家賃相場 保育士求人数(※)
徳島市 約3.6万~4.4万円 15件
鳴門市 約3.1万~4.2万円 4件
小松島市 約3.4万~4.0万円 3件
名西郡石井町 約3.6万~4.1万円 2件
板野郡北島町 約3.6万~4.0万円 2件

(出典:マイナビ保育士/ https://hoiku.mynavi.jp/

徳島県内では、県庁所在地である徳島市の保育士求人数が圧倒的に多いことがわかります。家賃水準については、徳島市が最も高い結果であるものの、他の市町とも大きな差はないと言えるでしょう。

徳島県内の家賃相場や保育士求人数を左右する要素として、人口の違いが挙げられます。令和3年6月1日時点での徳島市の人口は251,491人である一方で、表中で2番目に人口が多い鳴門市は、54,106人です。

(出典:徳島県「徳島県の人口」/ https://www.pref.tokushima.lg.jp/statistics/month/jinkou/

人口の多い徳島市は、子どもを持つ家族も多く暮らしているため、保育士の需要が高まりやすく、保育士求人も他エリアと比べて多い傾向にあります。

求人数が多いと、応募先の幅が広がり、高待遇の勤務先を選ぶことも可能です。また、現在、徳島市では家賃補助ありの求人が出ていないものの、他のエリアと比較すると物件数が多くあるため、家賃を相場以下に抑えることも不可能ではないでしょう。

まとめ

徳島県では、保育士就職準備金貸付事業・UIJターン保育士応援事業など保育士が転居や移住する際に活用できる支援事業が行われています。

県庁所在地でもある徳島市に保育士求人が集中しているため、転職先の選択肢を広げたい人は、徳島市を中心に探すことがおすすめです。

なお、転職の際はマイナビ保育士の転職サポートをぜひご利用ください。マイナビ保育士では、家賃補助を受けられる求人の紹介はもちろん、書類作成や面接対策など、転職におけるあらゆるサポートを行っています。

※当記事は2021年7月現在の情報を基に作成しています

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