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秋田県は、季節の分かれ目がはっきりしており、四季折々の風情が楽しめる自治体です。

秋田県には保育士を確保する取り組みとして、家賃補助・社宅制度・住宅手当のいずれかを採用している保育施設があります。住宅に関する手当がある保育施設に就職できると、少ない負担で物件を借りることが可能です。

この記事では、秋田県における「家賃補助・社宅制度・住宅手当」を採用している保育士求人状況、秋田県で実施されている保育士向けの支援制度を紹介します。市区町村別の家賃相場・保育士求人状況も解説するため、保育士として秋田県で働くことを検討している人は、ぜひ参考にしてください。

秋田県における「家賃補助・社宅制度・住宅手当」の保育士求人状況

下記は、「マイナビ保育士」に掲載されている秋田県の保育士求人数および、「家賃補助・社宅制度・住宅手当あり」の求人数をまとめた表です。

秋田県における保育士の求人状況
全求人数 13件
「家賃補助・社宅制度・住宅手当あり」の求人数 約3件

(出典:マイナビ保育士/ https://hoiku.mynavi.jp/

秋田県では、認可保育所・認定こども園・企業内保育所から、保育士求人が出されています。仕事内容に違いはありませんが、認定こども園で働く際は「保育士資格」「幼稚園教諭免許」のどちらも必要になる、企業内保育所では少人数保育が基本となるなど、施設形態によって必要な資格・免許や保育人数が異なります。

「マイナビ保育士」に掲載されている、秋田県の「家賃補助・社宅制度・住宅手当あり」の求人の特徴は下記の通りです。

●長期休暇を用意している求人がある
「夏季休暇」「年末年始休暇」などの長期休暇を設けている求人があります。まとまった休暇があるとリフレッシュしやすく、仕事とプライベートのメリハリが付けやすくなるというメリットがあります。

また、長期休暇がある求人では隔週で土曜日は出勤となるものの、日曜・祝日は休みとなり、ほぼカレンダー通りの生活を送ることが可能です。そのため、家族・知人と一緒に休日を過ごせるでしょう。

●認可保育所の求人で住宅手当が採用されている
秋田県では、認可保育所から出された求人で住宅手当が採用されている傾向です。住宅手当を採用している認可保育所は、すべて社会福祉法人が運営している施設であり、園児を100名程度受け入れる体制が整えられています。

また、開所時間が長い施設では7時~20時半まで保育をしており、シフト制で仕事をこなすこととなります。月給や賞与に大きな違いはないため、出勤時間・勤務形態を加味したうえで、住宅手当を採用している認可保育所の求人を選びましょう。

【保育士向け】秋田県が実施する家賃補助・社宅制度の支援策

風景

秋田県には、市区町村が独自で実施している保育士向けの支援制度がいくつかあります。住んでいる地域で何らかの支援策が行われている場合は、制度を上手く活用すると固定費を抑えることが可能です。

下記では、秋田市および能代市で実施されている、保育士向けの支援制度を紹介します。

【秋田市】奨学金返還助成

秋田市が実施している「奨学金返還助成」は、市内の対象施設に就職する保育士の奨学金返還を補助する制度です。同制度を活用すると、実費負担を抑えて奨学金の返還を行うことができます。家賃補助に関する制度ではありませんが、奨学金を借りている人は返還助成を受けることによって、固定費を削減できるでしょう。

下記は、奨学金返還助成の概要をまとめた表です。

対象者 下記の項目をすべて満たす保育士
・秋田市に住民登録をしている人
・対象施設に1年以上雇用される見込みがある人
・1週間あたりの就労時間が30時間を超えている人
・奨学金の貸与を受けて返還予定、もしくは返還中の人
補助金 最大100万円(年間上限額20万円)
助成期間 5年間
申請受付期間 2022年度末まで

(出典:秋田市「奨学金返還助成(保育士・保育教諭)」/ https://www.city.akita.lg.jp/kurashi/kosodate/1005999/1009956/1012561.html

奨学金返還助成の対象施設は、「認可保育所」「認定こども園」「小規模保育事業」「事業所内保育事業」「企業主導型保育事業」です。認可外保育所は対象外になる点に注意してください。

1週間あたりの就労時間が30時間を超える人が対象となるため、パートでも1日6時間×5日出勤する人であれば条件を満たせます。

奨学金返還助成を申請する際は、「奨学金返還助成候補者認定申請書」「在職証明書」「住民票の写し」など、複数の書類が必要です。詳しい概要については、秋田市の公式サイトをチェックしてください。

また、保育士向けの奨学金返還助成の受付は2022年度末で終了となるため、同制度を受けたい人は早めに申請しましょう。

【能代市】保育士等就労奨励金

能代市の「保育士等就労奨励金」は、保育士の確保・待機児童の発生を防ぐことを目的に実施されている制度です。

就労奨励金の使用用途は個人に委ねられているため、家賃に充てることも可能です。また、同様の制度は大仙市でも実施されています。

下記は、能代市の保育士等就労奨励金の概要をまとめた表です。

対象者 下記の項目にすべて該当する人
・2019年以降に能代市内の保育所・認定こども園に常勤職員として就労する人(能代市立の保育所は除く)
・保育士資格または幼稚園教諭免許を保有している人
支給金額 1年度で最大20万円
支給期間 2年間
※1年度1回支給
申請期間 ・1回目:勤務開始から6か月以内
・2回目:勤務開始から1年経過した日から6か月以内

(出典:能代市「保育士等就労奨励金について」/ https://www.city.noshiro.lg.jp/kurashi/kosodate/hoikusho/15641

保育士等就労奨励金では、支給条件が3つ定められており、満たす条件によって5万円または10万円の支給金が交付されます。

対象者の条件にある「常勤職員」とは、1か月あたり20日出勤かつ1日6時間以上勤務する職員を指します。そのため、パートで対象者の条件を満たすことは難しいでしょう。

また、保育士等就労奨励金の受給後1年以内に退職した場合は、奨励金の返還が命じられることに注意してください。

【市区町村別】秋田県の保育士求人状況と家賃相場

就職・転職に伴い転居する人は、市区町村別の家賃相場と給与額を照らし合わせたうえで、住居を選ぶことが大切です。

下記は、市区町村別の1K/1DKの家賃相場と、保育士求人数をまとめた表です。

1K/1DKの家賃相場 保育士求人数(※)
秋田市 約2.7万~5.7万円 4件
横手市 約3.2万~4.8万円 4件
大館市 約2.5万~5.2万円 2件
由利本荘市 約2.5万~4.4万円 1件

(※出典:マイナビ保育士/ https://hoiku.mynavi.jp/

秋田県には、人口が多い市区町村に保育士求人が多くあります。一方、郡部には保育士求人が少ないため、効率よく求人情報を集めたい人は、秋田市・横手市・大館市などの秋田県の主要都市から調べてみましょう。

秋田県の家賃相場は、市区町村によって大きな差は見られません。ただし、秋田市のJR奥羽本線秋田駅周辺には、家賃が5万円以上の物件が多くあります。商業施設・病院などが複数あり利便性が高いため、1K/1DKの物件であっても家賃は高く設定されている傾向です。

しかし、家賃が5万円以上の物件に住むと固定費が高くなり、生活が難しくなる可能性があります。そのため、家賃3万~4.5万円の物件を選べば、ゆとりのある暮らしを送れるでしょう。

まとめ

家賃補助・社宅制度・住宅手当があると、月々の家賃負担を軽減できます。秋田県には、保育士を確保するために、住宅に関する手当を採用している保育施設がいくつかあります。住宅に関する手当を採用している施設では、長期休暇を用意していることが多く、プライベートを充実させやすい傾向です。

秋田県では、市区町村が独自で保育士に向けた支援制度を実施しています。たとえば、秋田市では「奨学金返還助成」を、能代市では「保育士等就労奨励金」を行っています。いずれも住宅に直接関わる制度ではありませんが、固定費を抑えることが可能です。

※当記事は2021年9月現在の情報を基に作成しています

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