市町村によっては、年長で「竹馬」を戸外遊びに取り入れている園もありますが、年々減少しているようです。ご家族のつくったオリジナルの「竹馬」を園庭の中を自由に裸足で動く遊びは、バランス感覚や体力づくりにもとても良いとされています。「乗ったことがある人しかわからないたのしさ」が、「竹馬」です。空中を歩いているように軽やかな気分を味わってみましょう。

【準備するもの】

１　竹馬セット（竹２本、板2枚、針金）
２　角を覆う布やビニールテープ
３　足をのせる板にかぶせる大人用の靴下（任意）
４　足の親指と中指の間にはさむホースのようなもの（任意）
５　飾り用のテープや人形（任意）

【遊び方】

１　イラストのように竹に板をはさみ、針金で固定します。作り方は「竹馬セット」の説明書をご確認ください。

２　竹馬を作る際、足をのせる部分にケガのないよう布を巻きつけたり、靴下を履かせたりします。また、まだ足が小さいので指をうまくはさめない場合は、絵のようにやわらかいホースなどを固定すると、乗りやすいでしょう。

３　はじめのうちは、片方は竹馬に乗り、もう片方の足は平均台に乗ってバランスをとれるように練習します。

４　平均台の練習を重ねるうちに、先生の補助で歩けるようになります。その後は、先生の支えを離れてひとりで歩けるようになれば、成功です。ジャンプ技や後ろ下がりなど、それぞれの技で遊べるようになるといいですね。