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配置基準とは、保育士1人につき何人の子どもを保育できるか、子どもの年齢ごとに定められた保育士の人数のことです。配置基準は、厚生労働省「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準第(三十三条)」に定められており、基準を満たさないと認可保育園を運営できません。
パーテンはアメリカの社会学者です。パーテンは研究により、子どもの遊びの段階には、遊びの観点と子ども同士の関わり方によって6つの段階があると考えました。子どもは遊びを通して学び成長していくため、それぞれの段階に応じた環境設定や対応が必要です。
パターンブロックは、1960年代にアメリカで小中学校用の算数教材として開発されました。正三角形やひし形など6種類の形を組み合わせて図形をつくる知育玩具です。楽しく遊びながら、図形についての理解や数学的な思考を育てることができるため人気を集めています。
腹ばいは、赤ちゃんがお腹を下にして寝そべる「うつ伏せ姿勢」のことです。赤ちゃんがうつ伏せ姿勢になり、頭を持ち上げたり首を動かしたりする動作のことを腹ばいと呼ぶこともあります。
把握反射とは、手のひらや足の裏に刺激を受けたときに、赤ちゃんの意思とは関係なく握りしめる反射動作のことです。手の把握反射を手掌把握反射、足の把握反射を足底把握反射と言います。原始反射の1つで、手掌把握反射は出生直後から生後4か月頃まで、足底把握反射は出生直後から生後10か月頃まで見られます。
発達とは子どもの心身が成長することで、言語能力や運動能力、認知能力が向上することを指します。保育所保育指針では、発達段階に合わせた保育が基本とされており、保育士にも子どもの発達段階に応じた支援が求められています。
パラシュート反射とは、赤ちゃんの両脇を支えて水平を保った状態から、突然頭を下げたときに両腕で身体を支えようとする動作のことです。姿勢反射の1つで、大脳皮質中脳が発達した生後6か月から10か月頃に見られるようになります。
発達段階とは、多くの子どもに共通する身体的・精神的・感情的な成長の段階です。子どもの成長には一人ひとりに個人差がありますが、大まかな流れは共通しています。発達段階に応じた保育の展開は、子どもの健やかな成長のサポートにつながります。
場面緘黙(かんもく)とは、家の中や家族との間では会話ができるものの、保育園や幼稚園といった特定の場所では話せないなどの症状を指します。原因は明確になっていませんが、子ども自身の「不安になりやすい」気質だけではなく、心理的要因や社会的要因など複数の要素が影響していると考えられています。
パネルシアターとは、フランネル生地(ネル生地)を巻いたボードを舞台に、Pペーパーと呼ばれる不織布で作った絵人形を動かして展開する人形劇です。1973年に誕生したパネルシアターは、長い間、保育現場で愛されてきました。子ども達と対話したり歌ったりしながら楽しめるため、子どもの積極性や観察力を高められます。