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驚愕反射とは、音や光などの刺激に対して驚いたり跳ね回ったりする動きのことで、「モロー反射」とも呼ばれます。驚愕反射は赤ちゃんが生まれつき持っている原始反射の1つで、音や光に反応して腕を万歳するように広げ、何かに抱きつくような姿勢を見せるのが特徴です。
協同遊びとは、幼児が共通の目的に向けて一緒に協力し、調整や役割分担などをしながら遊んでいる状態のことです。4~5歳頃の子ども達に多く見られ、子どもが遊びに参加する発達段階の最後の段階です。一緒にままごとをしたり、ルールを意識したゲームをしたりします。
母乳だけで子どもを育てることを母乳栄養、母乳以外の乳汁や加工品などを用いて育てることを人工栄養と言い、母乳栄養と人工栄養を併用することを混合栄養と言います。混合栄養には、母乳を与えた後に不足分を人工栄養で補うケースや、母親が就労している時間帯のみ人工栄養を用いるケースなどがあります。
家庭的保育とは、保育者の居宅やマンションなど家庭的な場所で、0〜2歳の乳幼児を対象に小規模な保育を行うサービスです。2015年に施行された「子ども・子育て支援新制度」において、自治体の認可事業として地域型保育給付の対象となっています。
コーナー保育とは、制作活動やおままごと、積み木といった遊びのジャンルごとにスペースを設け、子ども達に遊びたい場所を自由に選ばせる保育方法です。子どもの意思や個性を尊重する保育形式であることから、導入する保育園や幼稚園が増えています。
劇遊びとは、子どもの想像の世界の中で、イメージした「ふり」や「つもり」などを表現して楽しんだり、そうした様子を見たりする遊びです。劇遊びはごっこ遊びとは異なり、友達と一緒に絵本などの登場人物になりきって楽しみ、物語のストーリーなどに親しみをもって取り組みます。
戸外遊びとは、公園や園庭など、建物の外で遊ぶことです。身体を思いっきり動かしたり、自然に触れたりする機会になり、子どもの健全な発達を促すことができます。戸外遊びは「外遊び」「戸外活動」などと呼ばれることもあります。
休日保育とは、保育園の休日にあたる日曜日や祝日に保育が必要な子どもを預かる制度です。 サービス業をはじめとしたシフト制の勤務体系で働いている人や、緊急時に頼れる親戚が身近にいない人は、休日も施設での子どもの保育を必要とする場合があります。こうした多様化する保護者のニーズに対応するため、自治体が指定する一部の保育施設では...
家庭教育とは、保護者が子どもに対し、家庭内で行う教育のことです。文部科学省では、家庭教育について「家庭は安らぎのある楽しい居場所であり、家庭教育はすべての教育の出発点」としています。 子どもは家庭で家族と触れ合うことで、基本的なマナーや生活習慣、豊かな情操や人に対する思いやりといった幅広い感情を育みます。
月案とは、保育における指導案の一種であり、年間指導計画における保育目標を達成するために月ごとに作成されるものです。月案では、1か月の保育のねらいや保育活動、活動を通して予想される子ども達の姿を大まかに設定します。月案は年間指導計画と同様、長期的な保育の見通しを立てるための指導案です。