子どもの発達支援「2時間泣き続けることも…2歳児、敏感タイプの対応は？」｜保育療育の専門家 藤原里美
「やりたい保育に出会えるチャンネル」をコンセプトに運営する 保育士チャンネル【シゴトLive】。これからの保育のカタチやすぐに役立つ実践例などを動画で配信しています。
今回のテーマは「子どもの発達支援」
日々、多様な発達の子やクラスの気になる子と向き合う現場の保育者たち。そんな保育者からの相談を受けて、具体的な対応方法を『保育・療育のプロフェッショナル』藤原里美さんがお答えしています。
2歳児「嫌な気持ちを引きずってしまう。2時間くらい泣き続けることも…」
Q.2歳児の男の子の相談です。嫌なことがあって泣いてしまうと、気持ちを切り替えるまでに時間がかかります。長いときには2時間ほど泣いていることも…。
また、周りの雰囲気を敏感に感じ取るタイプで、他のお友だちが泣いているのを見て、つられて泣いてしまうこともよくあります。その子が、園で落ち着いて楽しく過ごせるようになるには、どのようにアプローチしたらよいでしょうか？
（保育士3年目 小規模保育園勤務）
保育療育の専門家 藤原里美さんからの回答
A.発達支援で関わるお子さんの中には、周りの雰囲気をよく感じ取る敏感なタイプの子もいます。例えば、他の子が怒られているのをみて、自分を怒られたように感じて泣いてしまったり…。
友だちにつられて泣いてしまう場合は、泣いている子とは「場所を分ける」作戦がいいかもしません。まだ2歳児さんなので、内面的にはまだまだ未熟で、気持ちを切り替えるのは難しいです。まずは、別のお部屋に誘導するなど、システム的に場所を変えて、気持ちが切り替えやすくなる環境をつくってみましょう。
友だちにつられて泣いてしまう場合は、泣いている子とは「場所を分ける」作戦がいいかもしません。まだ2歳児さんなので、内面的にはまだまだ未熟で、気持ちを切り替えるのは難しいです。まずは、別のお部屋に誘導するなど、システム的に場所を変えて、気持ちが切り替えやすくなる環境をつくってみましょう。
さらに詳しいアドバイスや対応方法は、こちらの動画の中で回答しています。
ぜひ、ご覧ください♪
この動画は、 保育士チャンネル【シゴトLive】に掲載中。他にも、クラスの気になる子への具体的な対応方法や発達支援の知識など、藤原里美先生が解説しています。ぜひ参考にしてみてください！
一般社団法人チャイルドフッド・ラボ代表理事。臨床発達心理士・早期発達支援コーディネーターSV・保育士。
公立保育園勤務時に自閉症児の担当になったことをきっかけに，発達障害の支援について学び始める。その後、子ども専門病院等での勤務を経てチャイルドフッド・ラボを設立。研修やオンライン講座、You Tubeチャンネルなどを通じ、支援の必要な子どもとそのご家族、支援者のバックアップをしています。実践を大切にする保育・療育のプロフェッショナル。
Youtube: 藤原里美の発達支援ルーム
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