家族旅行にオススメ!コスパ最強のクルーズ旅☆リピーター続出

家族旅行にオススメ!コスパ最強のクルーズ旅☆リピーター続出

みなさんは旅行の計画を立てるとき、クルーズ旅を候補に入れることはありますか? おそらくほとんどの人が「憧れるけど、私には一生縁がないかも」と思い込んでいるのではないでしょうか。

クルーズ旅は「高価」「格式高い」「年配の方がターゲット」といったイメージをもたれがちですが、それは昔の話。最近のクルーズ旅はとってもカジュアルで、若者や小さな子どもがいる家族でも存分に楽しめる内容になっているんです。ここではオススメのお得なクルーズ旅の魅力をロイヤル・カリビアン「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」の船内レポートを交えて紹介します。

「まるで動くホテル!」本格的なショーや豪華フルコースが全部無料!

2024年1月にデビューする「アイコン・オブ・ザ・シーズ」世界最大級の客船(写真提供:ロイヤル・カリビアン・インターナショナル)

クルーズ旅行の最大の魅力は、コスパが抜群に良いところ。宿泊費や移動費、食費すべてコミコミで1泊1万円台から楽しめるんです。また、荷物を船内に置いて身軽に寄港地観光できるので、子ども連れの家族旅行にピッタリ。

船内は、本格的なブロードウェイミュージカルや、大迫力のアイススケートショー、華麗なアクアシアターショーのほか、映画やスポーツ、アミューズメントが満載!

専門スタッフが常駐する無料の託児所では、年齢別に遊べるプログラムが用意されているので、新しい友達との国際交流を深めるチャンスも。短期留学のような体験ができるのも魅力です。子どもたちを託児施設に預けている間、ショッピングやスパ、カジノなどで、ゆったり大人だけの時間を過ごしてみませんか?

レストランやビュッフェで一流シェフの味が堪能できるなど、「まるで動くホテル!」といっても過言ではありません。驚きなのは、これらのサービスのほとんどがクルーズ料金に含まれているので無料だということ。コスパがよいというのも納得です。

お得に、安心して子どもも大人も楽しめるクルーズ旅は、家族旅行のトレンドになるかもしれませんね。

家族旅行を計画するときに費用面でいつも頭を悩ませている記者が「リピーター続出」「コスパ最強!」と話題のクルーズ旅を疑似体験。船内見学の様子をレポートします。

コロナ禍を経て、新時代の客船が日本に来航!

「ベストクルーズライン」を19年連続で受賞するなど、世界中のクルーズファンが注目するロイヤル・カリビアン・インターナショナルの保有する「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」

2023年8月12日、16.9万トンを誇る革新的な大型客船「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」が、4,000人以上の乗客を乗せて横浜大黒ふ頭にやってくると聞いてさっそく見学してきました!

日本にやってくるのはコロナ禍以来4年ぶりということで、船内見学会当日は、船内でセレモニーが催されお祝いムードに。

4年ぶりの横浜来航で祝賀イベントが開催されました。写真左から、港湾局みなと賑わい振興部長 宮田綾子氏、国土交通省海事局外航課 指田徹氏、横浜市港湾局長 中野裕也氏、ロイヤル・カリビアン・インターナショナルアジア太平洋地区マネージングディレクター兼副社長 アンジー・ステファン氏、国土交通省港湾局産業港湾課 久田成昭氏、スペクトラム・オブ・ザ・シーズ船長 ウー・フーミン氏
「さまざまな客船を積極的に受け入れることで、東アジアクルーズの発着拠点を目指してまいります」とは、横浜市港湾局長の中野裕也氏のコメント(写真右:ウー・フーミン船長)

クルーズ旅は最高のエンターテインメント!

船とは思えない充実したアクティビティの数々も魅力です。クルーズ船で世界一高い展望デッキとしてギネスにも登録された「ノーススター」や、スカイダイビングが楽しめる「アイフライ」のほか、「バンパーカー」や卓球を楽しめる屋内スポーツ施設、ロッククライミング、「フローライダー」(サーフィン)、子ども用水遊びエリアなどを完備。これらすべて無料で利用できるのが驚きです! 「船の旅は退屈そう」なんて考えている人も、一瞬でイメージが変わります。

無料で楽しめる人気の「バンパーカー」(写真提供:ロイヤル・カリビアン・インターナショナル)
サーフィンも無料で楽しめる!
クルーズ船で世界一高い展望デッキとしてギネスに登録された「ノーススター」(有料)海上約90mから360度の景色を見渡せる

屋内で気軽にスカイダイが楽しめる「アイフライ」(有料)も大人気のアクティビティ(写真提供:ロイヤル・カリビアン・インターナショナル)

本格ミュージカルやショーも無料で楽しめる!

見学会当日は「トゥセブンティ」で来航セレモニーが開催されました

270度が楽しめる展望ラウンジ「トゥセブンティ」は、昼間は見晴らし抜群のラウンジですが、夜になるとハイテクを駆使したショースペースに早変わり。ライブパフォーマンスやデジタルマッピングのほか、6基のロボットアーム付き巨大スクリーンが織りなす幻想的で本格的なショーを堪能できます。インドア派もアウトドア派も大満足間違いなしです。

高級レストランのフルコースを堪能!船で味わう世界のグルメ

魔法にかけられた不思議の国をイメージした有料レストラン「ワンダーランド」(有料)

景色やエンターテインメントもさることながら、旅の楽しみといえば「食」。クルーズでは、高級レストランのようなフルコースの料理から、ピザやハンバーガーなどカジュアルな食事やスイーツまで全部無料で楽しめます。メインダイニングで優雅に食事をしたり、ビュッフェレストランでカジュアルに好きな食事を楽しんだり、その日の気分で選べるのが◎です。同じレストランでも朝・昼・晩で違うメニューなので長期クルーズでも飽きません。キッズメニューがあるので、小さな子どもが一緒でも困らないのもうれしいポイントです。

特別な日には、有料のレストランでディナーを楽しむことも。世界的なイタリアンシェフ、ジェイミー・オリバーの「ジェイミーズイタリアン」や、驚きに溢れる創作料理が楽しめる「ワンダーランド」など、個性的なレストランが多数そろっているので、食事の時間が待ち遠しくなりそうです。

ロボットが自動でカクテルを作ってくれる「バイオニックバー」は見ているだけでも楽しい!(カクテルは有料)

ファミリー向け親子2世代・3世代旅行にぴったりの広々客室も!

写真はバルコニー客室(※)、デッキに出ると大海原の絶景と潮風を肌で感じられる贅沢な時間を堪能できる
(※船によって同じ客室でも部屋のレイアウトが異なります)

親子2世代、3世代旅行などファミリー向けの広々客室のほか、スイート客室、バルコニー客室、海側客室、内側客室などバリエーション豊富な客室タイプが用意されています。

まだある! 魅力的なクルーズ船4隻

ロイヤル・カリビアン・インターナショナルには、今回見学させていただいた「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」のほかにも、魅力的な客船が26隻もそろっています! ここでは、そのなかから注目の4隻をピックアップしてご紹介しましょう。

世界最大級「アイコン・オブ・ザ・シーズ

アイコン・オブ・ザ・シーズ(写真提供:ロイヤル・カリビアン・インターナショナル)

2024年1月にデビューする、「アイコン・オブ・ザ・シーズ」の総トン数は25万トン。乗客・乗員をあわせて最大9,950名を収容できる世界最大の客船です。全長365m、20階建ての広大な船内には「8つの街」が広がり、まるで超巨大テーマパークのよう。洋上最大となるウォーターパークや円形状のアイスアリーナ、美しい滝が宙を流れるアクアドーム、40以上のダイニング&バー、そして世界トップクラスのシンガーやダンサーによるエンターテインメントプログラムなどが用意されており、子どもから大人まで心から満足できること確実です。

18階建て洋上の街「ユートピア・オブ・ザ・シーズ

ユートピア・オブ・ザ・シーズ(写真提供:ロイヤル・カリビアン・インターナショナル)

2024年7月にデビュー予定のユートピア・オブ・ザ・シーズも、乗客・乗員をあわせて約8,000名が乗船できる巨大客船です。洋上の街とも言うべき船内には、リゾートスタイルのプールやウォータースライダー、ジップライン、アイスケートリンクといった多彩なアクティビティ施設を完備。季節の花々が咲き誇る「セントラルパーク」や、回転木馬をそなえた昔なつかしい遊園地「ボードウォーク」など、リラックスして過ごせる施設もそろっているので、大人も子どももバケーション気分を満喫できるはずです。

本場ミュージカルも「オアシス・オブ・ザ・シーズ

オアシス・オブ・ザ・シーズ(写真提供:ロイヤル・カリビアン・インターナショナル)

全長361m、18階建の広大な船内には、7つの街が広がっています。船内には、1,000名以上を収容できる巨大なメインシアターや、華麗なアイススケートショーが楽しめるアイススケートリンク、シンクロナイズドスイミングのショーが見られるアクアシアターなどのアミューズメント施設が充実。メインシアターでは、トニー賞受賞のブロードウェイミュージカル「キャッツ」が無料で楽しめちゃいますよ! フルコースが楽しめるメインダイニングやイタリアン、日本食、メキシカンの専門店など、40以上がそろう飲食店も注目です。

レジャー設備が充実「エクスプローラー・オブ・ザ・シーズ

エクスプローラー・オブ・ザ・シーズ(写真提供:ロイヤル・カリビアン・インターナショナル)

エクスプローラー・オブ・ザ・シーズのコンセプトは、「船内で地上のあらゆるレジャーを楽しめる」というもの。その言葉通り、船内にはアイススケートリンク、ロッククライミングの壁面、船上サーフィン、スポーツコートなど、たくさんのレジャー設備が用意されています。全長122mの巨大アーケードには、ショップやカフェ、パブなどが建ち並ぶほか、ダンスパーティやレセプションパーティなどのイベントも開催。世代を選ばないカジュアルな雰囲気なので、家族旅行にもぴったりです。

ロイヤル・カリビアン・インターナショナルのアジア航路について

「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」を中心に、今後のクルーズカレンダー(アジア航路のみ)を紹介します。
ぜひチェックしてみてください!

●スペクトラム・オブ・ザ・シーズ シンガポール/日本間を巡る珠玉のアジアクルーズ
・2023年9月19日出航 日本・ベトナム・香港周遊クルーズ12泊13日
・2023年10月1日出航 日本・沖縄・香港・ベトナム周遊クルーズ12泊13日

●2023年8月~2024年3月 スペクトラム・オブ・ザ・シーズ シンガポール発着クルーズ
・マレーシアショートクルーズ3泊4日
・マレーシア・プーケット島クルーズ4泊5日
・【年末年始】2023年12月28日出航 マレーシア・プーケットホリデイクルーズ5泊6日(※日本人コーディネーター乗船)など

●2024年4月~2025年2月 スペクトラム・オブ・ザ・シーズ 上海発着クルーズ
・福岡・沖縄・長崎・熊本・鹿児島などへ主に寄港(4~7泊)

●2024年12月~2025年1月 スペクトラム・オブ・ザ・シーズ 香港発着クルーズ
・沖縄・石垣島・鹿児島・宮崎・長崎・福岡などへ寄港(5~9泊)
・ベトナムショートクルーズ4泊5日

●2024年11月~3月 アンセム・オブ・ザ・シーズ シンガポール発着クルーズ
・マレーシアショートクルーズ3泊4日
・マレーシア・プーケット島クルーズ4泊5日など
※アンセム・オブ・ザ・シーズはスペクトラム・オブ・ザ・シーズの同型船です

🚢日本語公式ホームページで予約受付中🚢
クルーズイズム
ロイヤルカリビアンクルーズ 日本語公式サイト

まとめ

いかがでしたか? プールや託児施設、子ども向けのフードメニューなど、家族連れにうれしいサービスが盛りだくさんのクルーズ旅。割引期間に予約をすれば、4人家族の国内旅行よりも割安ということも。

また「円安で海外旅行は割高になりそうなのでちょっと…」という人も、クルーズ旅なら船代金に宿泊費、食費、アクティビティ代などすべてが含まれているのでお財布にも安心。

取材前は「クルーズ旅行なんて高嶺の花」と思っていましたが、実はクルーズ旅行はコスパ良しの身近な旅でした。3泊4日のショートクルーズもあるので、家族旅行の選択肢として考えてみてはいかがでしょうか?

取材・文/野口 燈 撮影/山本 未紗子(株式会社ブライトンフォト)

この記事をSNSでシェア