保育園の登園とは?保育士と保護者の注意点と登園時間を解説

保育園の登園とは?保育士と保護者の注意点と登園時間を解説

これから保育士として働く方や、子どもが入園するという方の中には、登園や降園の時間やルールが気になる方もいるでしょう。保育園の朝は保育士も保護者も非常に忙しい時間であり、短時間で子どもを安全に受け渡しすることが大切です。実際の登園時に備えて、登園時間における対応・注意点も押さえておくのがよいでしょう。

当記事では、保育園の登園・降園の意味や時間、また保育士と保護者に分けて登園時の注意点について解説します。

1. 登園とは?

登園とは、保育園や幼稚園に子どもが行くことを指します。通園バスを運用する保育園もあるものの、基本的に保護者が子どもを園まで送り届ける形が一般的です。登園は子どもが保育園で過ごす一日のスタートであり、保護者と保育士が連携することでスムーズに進みます。

登園時には子どもの様子や体調の変化など、保護者から保育士へ情報共有が行われるケースが大半です。漏れのない情報共有により、保育士は子どもの状況を把握し、適切な対応ができるようになります。

2. 降園とは?

降園とは、保育園や幼稚園での一日の保育が終了し、子どもが帰宅することを指します。保育園では、保護者自身で子どものお迎えに行く形が一般的です。
降園時にも登園時と同様に、保護者と保育士が連携して子どもの一日の様子や成長を共有することが大切です。保育士からの情報提供により、保護者は子どもの日々の様子や学びの成果を家庭でも引き続きサポートできるようになります。また、降園時は子どもの持ちものや次の日の準備などにも注意が必要です。

3. 保育園の登園時間・降園時間

開園時間は、保育園ごとに異なる基本保育時間によって決まります。また、保護者の働き方によって保育園を利用できる基本の時間が、「保育標準時間」と「保育短時間」に分けられます。

【保育標準時間】

主にフルタイムで働く保護者向けに提供する保育時間です。原則8時間、最大11時間の利用を想定しています。朝8時から夕方6時までの保育時間が一般的です。

【保育短時間】

主にパートタイムで働く保護者向けに提供する保育時間です。午前中だけや午後の数時間だけといった形での提供が多いものの、園によって時間帯の詳細は異なります。保育園を利用可能な時間は、原則として1日8時間までです。

「保育標準時間」と「保育短時間」のいずれも、保育園の通常保育時間を超える場合、施設が対応していれば「早朝保育」や「延長保育」を利用できます。保育園を選ぶ際は、基本保育時間や保育標準・短時間の違いを考慮して、登園時間・降園時間を確認することが大切です。

1. 保育園の登園時間

一般的な保育園の登園時間は、朝の7時から9時の間です。保護者の出勤・登校などに合わせ、子どもを保育園に送り届けられるように設定されています。

保育標準時間で保育園を利用できる場合、平均的な登園時間は7時から8時頃です。一方、保育短時間で利用する場合、午前中だけの保育であれば登園時間が8時から9時頃に設定される傾向にあります。

利用可能な時間帯は園によっても異なるため、子どもが通う保育園の具体的な開園・登園時間については、園の案内やホームページを確認しましょう。

2. 保育園の降園時間

一般的な保育園の降園時間は、夕方の17時から18時の間です。保護者の多くが仕事や学業を終えてから、子どもを迎えに行けるように設定されています。

保育標準時間で利用可能な場合、平均的な降園時間は17時半から18時頃です。一方、保育短時間で利用する場合、午前中だけの保育であれば降園時間が12時から13時頃に設定されます。午後に利用する場合は、16時から17時頃が多めです。

大半の保育園では、降園時間への対応がシビアな傾向にあります。必ず時間内に到着できるように心がけ、間に合わない場合は早めに延長保育を申し込みましょう。

4. 【保育士】登園時の注意点

保育園の登園時に、保育士が注意すべき点は以下の通りです。

●笑顔で挨拶をする

登園時は保護者や子どもを笑顔で迎え、ほがらかに挨拶をしましょう。明るく元気な挨拶は子どもの不安を和らげ、安心して保育園での生活をスタートさせられます。保護者も子どもを安心して保育士に任せられるでしょう。

●子どもの気持ちを受け止める

子どもが登園時に感じる不安やストレスを否定せず、優しく子どもの気持ちを受け止めましょう。泣いている子どもには柔らかい言葉や優しい態度で接し、安心感を与えることが大切です。

●保護者とのコミュニケーション

登園時は保護者とのコミュニケーションが重要です。子どもが家で過ごしている間の様子や体調にいつもと違いがないか、些細な変化も聞き漏らさないようにしましょう。困り事があるようであれば、短時間でも親身になって相談に乗り、保護者と信頼関係を築くことが、円滑な保育につながります。コミュニケーションを取る対象が偏らないよう、公平に接することも大切です。

●子どもの健康チェック

子どもたちの登園に際しては体調や体温をチェックし、異常があれば速やかに保護者に連絡しましょう。また、社会情勢や子どもの体調によっては手指消毒やマスクを着用するなど、感染症対策の徹底が重要です。

●登園時の記録・情報共有

子どもの登園時刻や体調、保護者からの連絡事項などを記録し、必要に応じて他の保育士と共有しましょう。保育士全員が子どもの状況を性格に把握すれば、緊急事態にも適切な対応が可能です。記録しておけば伝達ミスを防止でき、後で振り返る際に役立つメリットもあります。

登園時は子どもたちにとって一日の始まりであり、保護者にとっても大切な子どもを預ける場面です。丁寧な対応や適切なコミュニケーションを心がければ、子どもが安心して保育園生活を送れ、保護者との信頼関係を築けるでしょう。

5. 【保護者】登園時の注意点

保育園の登園時に、保護者が注意すべき点は以下の通りです。

●時間厳守

保育園の登園時間を守り、早すぎたり遅すぎたりしないようにしましょう。登園時間を破ると子どものリズムが乱れるだけでなく、園の職員や他の保護者にも迷惑がかかります。登園に遅刻する場合は、早めの電話連絡が必須です。

●時間に余裕を持たせる

遅刻を防ぐためにも、登園の準備や移動時間に余裕を持たせましょう。子どもと一緒にゆとりのある時間を過ごすことで、登園時のストレスを軽減できる可能性も高まります。

●登園ルートを複数確認する

事故や渋滞などのトラブルに対応できるよう、いくつかの登園ルートを確認しましょう。遠回りになる場合でも、安全な道を優先して選ぶことがポイントです。

●子どもの体調を無視しない

子どもの体調が悪い場合や病気の疑いがある場合は無理に登園させず、家で休ませるか病院へ連れて行きましょう。また、当日は調子が戻っていても、前日に異常が見られた場合は保育園側に伝えることが大切です。

●保育園とのコミュニケーション

子どもの様子や健康状態に変化があった場合、登園時に保育士へできるだけ正確かつ詳細に伝えましょう。事前に連絡事項のメモを用意しておくと、スムーズに伝えられます。また、感染症発生・流行時などは園からの連絡やお知らせを確認し、必要に応じて適切な対応を取ることが大切です。

●挨拶やマナー・ルールを守る

保育園に登園する際は、保育士や他の保護者に対して挨拶し、マナー・ルールを守りましょう。保護者が笑顔で明るく振る舞えば、子どもも安心して過ごしやすくなります。なお、感染症罹患によるお休みの後は、ほとんどの保育園で登園届もしくは登園許可証が必須です。

以上の注意点を押さえ、保護者として子どもの安全で快適な保育園生活をサポートしましょう。さまざまな状況に対応できるよう、事前に準備や情報収集を行っておくと、スムーズに登園しやすくなります。

まとめ

保育園では子どもが保育園に行くことを登園といい、一日の保育を終えて子どもが帰宅することを降園と言います。登園時間は朝の7時から9時まで、降園時間は17時から18時までが一般的です。保護者の働き方によって保育園利用時間が変わると、登園時間や降園時間も変化するため注意しましょう。

登園のタイミングで保育士は笑顔で子どもと保護者を迎えることが大切です。また前日や当日の子どもの体調や様子を保護者から聞き取り、担任の先生に伝えることも重要となります。

保護者は遅刻しないよう、朝は余裕を持って準備しましょう。遅刻する際はできるだけ早く保育園に連絡します。また前日や当日の朝に子どもが発熱や怪我をしたといった連絡を、事前に伝えておくのも大事です。

「ほいくらし」では、保育や子育てに関するさまざまな情報を発信しています。保護者の方が抱える子育てに関する疑問や悩みを解決する記事も掲載しているため、ぜひ困った際はお役立てください。

※当記事は2023年4月時点の情報をもとに作成しています

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