放課後等デイサービスを辞めたいと思う5つの理由と解決方法

放課後等デイサービスを辞めたいと思う5つの理由と解決方法

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放課後等デイサービスは、発達障がいを持つ子どもに支援や療育を行う施設です。障がいを持つ子どもに関する専門性が求められることから、さまざまな難しさがある仕事だと言えます。中には、放課後等デイサービスを辞めたいと考えている人もいるのではないでしょうか。

今回は、放課後等デイサービスを辞めたいと思う理由と、解決方法を紹介します。放課後等デイサービスを辞めたいと思うほどつらいと感じている人や、本当に辞めるべきか悩んでいる人は、無理のない範囲で適切な対応を取りましょう。

放課後等デイサービスを辞めたいと思う5つの理由

放課後等デイサービスを辞めたいと思う理由は、人によってさまざまです。しかし、多くの人が辞めたいと思う理由には共通のパターンがあります。まずは、どうして放課後等デイサービスを辞めたいと考えているのか理由を明らかにしましょう。

ここからは、放課後等デイサービスを辞めたいと思う5つの理由を解説します。

(1)子どもとの上手な接し方がわからない

発達障がいと一口に言っても、抱えている問題の内容や程度は、子どもによって異なります。子どもによっては、言葉でうまく説明できずに暴力や物の破壊に走る子、支援をしても「何でこんなことをしなければならないんだ!」と反抗する子もいます。

放課後等デイサービスにおいて障がいを持つ子どもと接する難しさを感じ、どのように接すればよいのかわからず悩む人は多い傾向です。

(2)保護者との人間関係がうまくいかない

放課後等デイサービスの職員と保護者とでは、子どもに対する立場が異なるため、時には意見や考え方が食い違うこともあります。

発達障がいを持つ子どもへの支援は、短期間で効果が見えるものではありません。しかし、子どもに対する支援がうまくいっていないと感じた親からの要望が最終的にクレームとなり、精神的なストレスを感じるケースは少なくありません。

(3)事故やトラブルなど仕事の責任が重い

放課後等デイサービスは一度に複数の子どもが利用するため、活動中に事故やトラブルが発生することは日常的です。

発達障がいのある子どもは、職員でも予想できない行動を取ることがあります。力の加減がわからない子ども同士がトラブルを起こすと、一大事になりかねません。仕事中は常に気を張っていなければならないため、精神的なストレスを感じることが多くなります。

(4)施設の運営方針に納得がいかない

実際に働く中で、施設の運営方針と自分の考え方が合わないと感じ、どうしても運営方針に納得できず、辞めたいと思う人も多い傾向です。

例えば、1人の子どもとじっくり関わりたいと思っていても、施設が大人数しか受け入れていなければ、自分が理想とする働き方は実現できません。特に、子どもに対して熱い気持ちを持っている人ほど、施設の運営方針とのギャップに悩みやすいでしょう。

(5)重労働にもかかわらず給与が低い

福祉業界は、全体的に需要に対する供給が足りておらず、人手不足の状態が続いています。放課後等デイサービスでの業務内容は、子どもへの支援から保護者対応、支援プログラムの考案まで、多種多様です。施設によっては、1人の職員が多岐にわたる業務を兼務していることもあります。

また、重労働にもかかわらず給与が低い施設も中には存在します。業務量と給与が見合っていないことで、現在の施設に不満を抱くケースは少なくありません。

放課後等デイサービスを辞めたいときの解決方法

放課後等デイサービスを辞めたいと思った理由によっては、問題を解決できる可能性があります。仕事に対する悩みが晴れることで、放課後等デイサービスの仕事が楽しく感じられるようになるでしょう。

ここでは、放課後等デイサービスを辞めたいと思った理由に沿って5つの解決方法を紹介します。

1. 【子ども】障がいに対する理解を深める

子どもとの上手な接し方がわからない場合は、障がいに対する理解を深めることが解決策となります。障がいに対する理解を深めることで、子どもが取った行動の原因がわかるようになり、一人ひとりに合ったアプローチが可能になるためです。

障がいに対する理解を深めるためには、現場経験を積むことも欠かせません。特に、放課後等デイサービスでの勤務経験が浅い人は、経験を積む中で子どもの見る視点がわかるようになれば、悩みが解決する可能性があります。

2. 【保護者】保護者の意見を尊重する

保護者との関係性に悩んでいる場合、保護者の意見を尊重することが解決策のひとつになります。保護者にとって子どもはかけがえのない存在です。そのため、放課後等デイサービスの職員として子どもの成長を考えた言動でも、保護者から見れば我が子を傷つけているように見えている可能性があります。また、健常児と比べてしまい、親がナーバスになっていることもあります。

保護者の目線になって意見を尊重することで、保護者とのよい関係を築ける可能性は高まります。放課後等デイサービスの職員として保護者に伝えたいことがある場合は、保護者の立場になって物事を考えるようにしてください。

3. 【責任感】職場のチームワークを高める

仕事の責任が重いと感じる場合は、職場のチームワークを高めることが有効です。放課後等デイサービスには、児童指導員や保育士など、さまざまな職員がいます。業務量や責任が特定の職種に偏っていることもあるでしょう。職員同士がうまく連携すると責任のバランスが取れるようになり、特定の人に大きな負担がかかることはありません。

チームワークを高めたいときは、現在の体制を見直すところから始めてください。もともとの業務振り分けや役割分担に問題がある可能性もあります。施設の体制を整えることで、問題の根本的な解決を図れるでしょう。

4. 【運営方針】再検討を周囲に働きかける

施設の運営方針に納得がいかない場合は、運営方針の再検討を周囲に働きかけてみてください。上司や同僚、施設の責任者などに相談することで、施設全体の意見として経営者に運営方針の見直しを促せる可能性があります。

また、自分が抱いている運営方針に対する疑問やギャップが、他のメンバーにとって新たな気づきとなることも少なくありません。運営方針の見直しを周囲と一緒に働きかけることは、子どもや保護者によりよいサービスを提供することにもつながります。

5. 【勤務条件】待遇のよい職場に転職する

勤務条件で悩んでいる場合は、待遇のよい職場への転職も視野に入れましょう。放課後等デイサービスは性質上、利用者の滞在時間が短いことから報酬単価が低く、給与などの待遇面を改善することは簡単ではありません。

「これまでの経験やスキル・資格を活かして福祉関係に転職する」「まったく違う業種で新たなチャレンジを始める」など、広い視野で転職先を探してみましょう。好待遇の職場に転職する確率を高めるためには、転職エージェントを活用することもひとつの方法です。

放課後等デイサービスを円満退職するためには?

円満に退社したいときは、下記の2点を意識してみてください。

・早めに退職を伝える
退職にあたっては、代わりとなる職員の採用や業務の引き継ぎが発生します。退職までの期間が短いと、採用や引き継ぎが間に合わず、人事担当者や同僚に大きな負担がかかってしまいまいます。退職する意思が固まったら、なるべく早くその旨を伝えてください。

・個人的かつポジティブな退職理由を伝える
退社の理由が施設に関することやネガティブなことである場合、施設側で改善するからと引き止められるケースがあります。「新たな分野に挑戦したい」など、個人的かつポジティブな退職理由であれば、施設側も背中を押してくれるでしょう。

まとめ

放課後等デイサービスを辞めたいと思う理由には、「子どもとの上手な接し方がわからない」「保護者との人間関係がうまくいかない」などがあります。ただし、悩みによっては解決することが可能です。まずは自分がなぜ辞めたいと思っているのか理由を洗い出し、適切な解決方法を模索してみてください。

放課後等デイサービスで働いている人の中には、保育士として活躍している人も多いでしょう。「ほいくらし」では、保育に役立つコラムや記事を掲載しています。すぐに現場で実践できる情報もあるため、ぜひ日頃の業務に活かしてください。

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