た行( 3 )

Category
試し行動とは、大人の気を引いたり、大人の気持ちを探ったりするために、わざと迷惑をかけるような行動を取ることです。叱られても同じことを繰り返し、どこまで許してもらえるのかを試すこともあります。試し行動の多くは、相手の愛情を確認するためと言われています。
低体重児とは、身体機能が未熟な状態で生まれた赤ちゃんのことで、低出生体重児とも呼ばれます。 赤ちゃんは生まれたときの体重によって細かく分類され、生まれたときの体重が2,500g未満の赤ちゃんは低出生体重児、1,500g未満の赤ちゃんは極低出生体重児、1,000g未満の赤ちゃんは超低出生体重児となります。
特別支援教育とは、障害のある幼児児童生徒の自立や、社会参加を目標とした主体的な取り組みを支援する教育です。2007年4月の学校教育法に位置づけられた特別支援教育では、本人の持つ力を高め、生活や学習の困難を改善したり克服したりするための指導や支援が求められています。
つかまり立ちとは、赤ちゃんがテーブルや壁などにつかまりながら自分の力で立つ動作のことです。ハイハイとつたい歩きの間の行為であり、早ければ生後6か月頃からつかまり立ちを行うようになります。
デカルコマニーとは、紙に絵の具を塗り、乾かない内に紙を半分に折って転写させる絵画技法です。デカルコマニーはフランス語で「転写する」を意味する「décalguer」から来ています。また、画家のマックス・エルンストやサルバドール・ダリにも、デカルコマニーを用いた作品があります。
トイレトレーニング(トイトレ)とは、子どもがトイレで排泄できるようにするためのトレーニングです。トイレトレーニングは一般的に2歳半〜3歳頃に始めることが多くなっていますが、「この時期から必ず始める必要がある」という決まりはありません。
チックとは、自分の意思とは関係なく、素早い身体の動きや発声が起こる症状のことです。まばたきや咳払い、鼻すすりといったチックの症状は子どもに現れることが多くありますが、大抵の場合はそのまま軽快します。しかし、なかには症状が再発したり、大人になってからも強い症状が持続したりするケースもあります。
手遊びとは、歌の内容やリズムに合わせて、手指の動きを楽しむ遊びです。手遊びは活動の導入や話の前に取り入れることで、子ども達の注目を集めることができます。子どもに人気の手遊びを年齢別でストックしておくと、柔軟に対応できるため役立ちます。
「とびひ」は、細菌によって感染する皮膚の病気で、正式な病名を「伝染性膿痂疹」と言います。基本的には、発症している子ども自身が患部を触ることで、水ぶくれやかさぶたが全身に「飛び火」のように広がります。多くは他人に感染させることはありませんが、かきむしった部分から出た体液に触れた人が感染する可能性もあります。
脱水症状とは、体内の水分が足りていない状態のことです。人間の体の6割は水分でできており、水分が不足すると喉の渇き、体のだるさ、立ちくらみ、吐き気などが自覚症状として現れます。脱水症状が進行すると、手足の震え、体温上昇、不眠などが起こります。