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1歳6ヶ月児童健康診査は、1歳半を過ぎ2歳までの乳幼児を対象に、発育・発達の状態を診断するものです。健診は「母子保健法」によって、市区町村の実施が義務付けられた法定健診です。 目的は、医師や保健師が子どもの健康状態や発達を診ること、歯磨きや栄養状態の指導、子育てに関する相談の受け付けなど多岐にわたります。
ECECは、乳幼児期における教育と保育を指した「Early Childhood Education and Care」の略語です。ECECは、保護や養育だけを示すのではなく、乳幼児との関わりを通じて生きる力を育むすべての営みを言います。
一斉保育とは、保育士が作成した指導計画の明確な目標に沿って、子ども達が一斉に同じ活動に取り組む保育です。指導計画は園全体やクラス・グループ単位で作成されており、子ども達が1つのゴールに向かって一緒に活動することで、協調性やルールを身につけるという狙いがあります。
以上児とは、「3歳以上児」の略で、保育園では3歳〜5歳の子どものことです。また、0歳~2歳の子どものことは「未満児」と言います。どちらの言葉もあまり一般的ではなく、主に保育現場で使用されています。
育児不安とは、育児・育児行為から呼び起こされる漠然とした不安や恐れの感情のことです。育児不安には、大きく分けて「育児についての不安」「子どもの成長や発達に対する不安」「育児能力に対する不安」「育児の負担や束縛感に対する不安」の4つがあります。 不安が続いたり大きくなったりすることで、「育児ノイローゼ」へと変わっていく場...
インクルーシブ保育とは、障害の有無や国籍、年齢などにかかわらず、すべての子どもの多様性を受け入れた保育方法です。小さい頃から自分とは違う部分を持った子どもと一緒に生活することで、子ども達が違いに対する偏見や差別意識を持たないようにすることができます。
溢乳(いつにゅう)とは、授乳後に「赤ちゃんの口から少量の母乳がだらだらと吐き出されること」を指します。嘔吐との違いは、吐いた母乳の量と、吐く勢いの違いです。溢乳は生理現象のため、基本的には病院を受診する必要はありません。ただし、体重の増加が少ない、機嫌が悪いなどの症状がある場合は受診が必要です。 また生理現象か病的な意...
異年齢保育とは、0〜5歳の乳幼児期にあたるさまざまな年齢の子ども達が、同じ空間で一緒に遊んだり生活したりする保育のことを言います。年齢の違う子どもと関わることで協調性や社会性が養われることをねらって、全国的にさまざまな園で導入されています。
一語文とは、「マンマ」「ブーブー」など、1つの単語で意味が成り立つ文のことです。子どもは、1歳前後で 一語文を話すようになります。特に、唇を閉じて破裂させるような発音の「両唇音(りょうしんおん)」である、パ行やバ行、マ行の発音が得意です。また、大人の発する言葉をまねできるようになります。
院内保育園とは、病院に勤務する医師や看護師が子どもを預ける保育園のことを指します。病院内や、病院の近くに併設してある場合がほとんどです。一般的な保育園との1日のスケジュールに大きな違いはありませんが、病院の時間に合わせて朝早くから夜遅くまで開園している場合もあります。