東京都北区の園で防災訓練 地震から園児を守るのはサルとダンゴムシのポーズ

東京都北区の園で防災訓練 地震から園児を守るのはサルとダンゴムシのポーズ

3月11日、東京都北区で地震防災訓練「シェイクアウト」が行われ、保育園や学校、企業など56団体が参加しました。

「シェイクアウト」という言葉はあまり聞きなれないかもしれませんが、アメリカ発祥の訓練法です。地震が発生した際は「まず低く」「頭を守る」「動かない」の3つを守ることが基本になります。

地震発生時は大人も動揺してしまうもの。子ども自身が自分の命を守れるようになることが理想でしょう。そこで教えたいのが「サル」のポーズ、「ダンゴムシ」のポーズです。

サルのポーズは机がそばにあるときに取りたい姿勢です。下にもぐって両膝を床に付け、机の脚を両手でしっかりつかみます。

ダンゴムシのポーズは机がないときに取りたい姿勢です。正座で座って手で頭をおおい、うずくまります。しかし、落下物や倒れてくるものがない環境が前提です。

いざという時にすぐポーズを取れるよう、防災訓練で子どもたちに教えておくと安心です。

文/ほいくらし編集部

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【出典】
ダンゴムシポーズで身を守る 北区の保育園で防災訓練 [東京都]【朝日新聞デジタル】
ダンゴムシのポーズ & サルのポーズ 大地震から命を守るために!【慶應大学SFC 防災社会デザイン研究室】

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