【保育】保育士が負担を感じる行事やめます!園長の決断
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今回のテーマは「保育園の行事の見直し」についてです。
京都府にある塔南保育園の職員の皆さんにその決断の背景を伺いました。
この動画は、 保育士チャンネル【シゴトLive】に掲載中!他にも、「いろんな保育を知りたい」を叶えるコンテンツを配信しています。ぜひ参考にしてみてください!
職員は行事の準備に追われていた
ー塔南保育園 理事長・園長
コロナ禍をきっかけに、どうすれば子ども主体の保育をより実現できるかを考え、行事や保育内容の見直しを行いました。
それまでは、他の園に負けないくらいのたくさんの行事を実施していました。発表会では大きなホールを貸し切り、プロ顔負けの音響や照明を使い、創作展では大工さんに依頼して本格的に室内の装飾なども行っていました。華やかな行事が実施できた一方で、現場の先生たちは準備に追われ、夜遅くまで残業をすることもありました。
また、行事があることで日常の保育にも影響が出てしまうという側面もありました。先生たちは、行事本番で親御さんに子どもの成長をみせたいという想いから、どうしても子どもたちに怖い顔で指導してしまっていたように思います。
上の子が同じ園に通っていた保護者の方は、それまでの華やかだった行事を知っているので、「どうして変えたんだ!」と批判を受けることもありました。
でも、今振り返ると、子ども中心ではなく保護者向けの行事になってしまっていたと思います。
子ども中心の行事にするには?
ー保育環境研究家 木村歩美さん
行事にかかる時間や労力はとても大きいと思います。練習や準備に時間がかかるので、子どもの本当にやりたいことができなくなり、子どもたちの日常が変わってしまうことが保育現場でよくみられています。
また、大人が行事に囚われていくことで、保育者も心の余裕がなくなり、子どもとの関係性に影響することもあります。
「なぜ運動会や発表会をするのか」「本当に練習をする必要はあるのか」行事の意義を原点から見直し、行事の在り方を園ごとに再構築していく必要があると思います。
続きは動画でご覧ください♪
◆塔南保育園(京都府京都市):https://tounan.tounanhoikuen.com/index.html
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