子どもを惹きつける手遊び一覧!人気で簡単にできるネタ大集合

子どもを惹きつける手遊び一覧!人気で簡単にできるネタ大集合

保育活動に欠かせないのが「手遊び」です。子どもの月齢に合った手遊びを知っていれば、ちょっとした待ち時間や、子どもたちを惹きつけるときに役立ちます。この記事では、子どもたちに人気がある、簡単な手遊びをご紹介します。手遊びのレパートリーを増やして、子どもたちの興味・関心を惹きつけましょう!

活動に手遊びを取り入れるねらい

手遊びは、特別な道具を準備する必要がなく、場所を選ばずどこでも楽しめます。保育活動に手遊びを取り入れるねらいは、以下のとおりです。

  • 手指を動かすことにより脳の発達を促す
  • リズム感や表現力を養う
  • 歌詞を口ずさむことにより言葉の発達を促す
  • 手遊び歌により四季や文化を学ぶ

手遊びひとつで、ザワザワした雰囲気から集中モードに切り替えられます。また、子どもの興味を惹きつけて、次の活動にスムーズに移行できるのもうれしいポイントです。さまざまな手遊びを使いこなして、子どもたちをワクワクさせてあげたいですね。

盛り上がる&子どもを惹きつける手遊び一覧

子どもたちの前で手遊びしようと思ったときに「いつも何をしていたかな?」「ほかに使える手遊びはなかったかな?」と、焦ってしまう人も多いのではないでしょうか?幼児クラスにもなれば、同じ手遊びが続いたときに「またこれ~?」なんて声が飛び交うことも。

そこでおすすめしたいのが、自分だけの「手遊び帳」です。受け持ちのクラス、またはよく接する子どもの年齢に合った手遊びのタイトルを手帳に記録しておくと、困ったときに役立ちます。以下に、およその年齢別に分類した手遊びのタイトルをまとめますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

年齢別タイトル

0歳児/1歳児
コロコロたまご・まあるいたまご・りんごコロコロ・ひげじいさん・むすんでひらいて・パンダうさぎコアラ・おおきなくりのきのしたで・どんぐりコロコロ・キャベツのなかから・てをたたきましょう・いとまき・おはなしおはなし・ふうせんのうた・おおきなたいこ・いろんなめがね・こぶたぬきつねこ
2歳児/3歳児チョキチョキダンス・さかながはねて・いわしのひらき・はじまるよ・いっぽんゆびではくしゅ・おちたおちた・あたまかたひざポン・げんこつやまのたぬきさん・おべんとうばこのうた・いっぴきののねずみ・やきいもグーチーパー・グーチョキパーでなにつくろう・バスごっこ・ちっちゃなはたけ・やさいのうた・ガリガリかきごおり・にくまんあんまん・いっちょうめのドラネコ
4歳児/5歳児なっとう・わにのかぞく・なっとう・カレーライス・大きくなったらなんになる・おおさかうまいもん・やおやのおみせ・パンやさん・くいしんぼうのゴリラ・ならのだいぶつさん・おにのパンツ・こどもとこどもがけんかして・むしむしじゃんけん・すいかのめいさんち

とくに人気の手遊び!歌詞やアレンジも紹介

ここからは、上記のなかでも、とくにおすすめの手遊びをご紹介します。歌詞はもちろん、ポイントやアレンジも解説しますので参考にしてください。

コロコロたまご

歌詞

コロコロたまごは おりこうさん
コロコロしてたら ひよこになっちゃった
ピヨピヨひよこは おりこうさん
ピヨピヨしてたら コケコになっちゃった
コロコロピヨピヨ コケコッコー
コケコがないたら よがあけた

ポイント

・ゆっくりやさしく歌いましょう
・お昼寝の子守歌にもおすすめです

りんごコロコロ

歌詞

りんごコロコロ りんごコロコロ
みかんカンカン みかんカンカン
ピーマンピーピー ピーマンピーピー
キャベツがキャー キャベツがキャー

パイナップルプル パイナップルプル
ぶどうがウー ぶどうがウー
とうもろコシコシ とうもろコシコシ
しいたけシー しいたけシー

ポイント

・「グーチョキパーでなにつくろう」のメロディーに合わせて歌います
・「しいたけシー」で子どもたちを静かにさせられます

ひげじいさん

歌詞

とんとんとんとん ひげじいさん
とんとんとんとん こぶじいさん
とんとんとんとん てんぐさん
とんとんとんとん めがねさん
とんとんとんとん てはうえに
キラキラキラキラ てはおひざ

ポイント

・アンパンマンにもアレンジ可能です
・「手はおひざ」で集中する姿勢につなげられます

チョキチョキダンス

歌詞

ラララみぎて ラララみぎて
ラララみぎてを くるくるぱっ!
ちょきちょきダンスを みんなでおどろう
タタ タ タタタ イエイ!

ラララひだりて ラララひだりて
ラララひだりてを くるくるぱっ!
ちょきちょきダンスを みんなでおどろう
タタ タ タタタ イエイ!

ラララりょうて ラララりょうて
ラララりょうてを くるくるぱっ!
ちょきちょきダンスを みんなでおどろう
タタ タ タタタ イエイ!

ポイント

・向かい合って座るときは、鏡になるよう反対の手を使いましょう
・手遊びを通して右と左を覚えられます

さかながはねて

歌詞

さかながはねて ぴょーん
あたまにくっついた ぼうし

さかながはねて ぴょーん
おめめにくっついた めがね

さかながはねて ぴょーん
おくちにくっついた マスク

ポイント

・「ぴょーん」で腕を大きく回します
・「おしり→パンツ」「あし→くつした」などのアレンジも可能です

なっとう

歌詞

なっとうなっとう ネーバネバ
なっとうなっとう ネーバネバ

こつぶなっとう おおつぶなっとう
おかめなっとう みとなっとう

ポイント

・食育にもおすすめの手遊びです
・最後の「とう!」でジャンプすると盛り上がります

ちゃつぼ

歌詞

ちゃちゃつぼ ちゃつぼ
ちゃつぼにゃ ふたがない
そこをとって ふたにしろ

ポイント

・ゆっくりやさしく歌いましょう
・お昼寝の子守歌にもおすすめです

わにのかぞく

歌詞

わにのおとうさん わにのおとうさん
おくちをあけて パカッ
めだまぎょろぎょろ めだまぎょろぎょろ
およいでいます

わにのおかあさん わにのおかあさん
おくちをあけて パカッ
おっぱいボヨヨヨン おっぱいボヨヨヨン
およいでいます

わにのおにいさん わにのおにいさん
おくちをあけて パカッ
きんにくモリモリ きんにくモリモリ
およいでいます

わにのおねえさん わにのおねえさん
おくちをあけて パカッ
おけしょうパタパタ おけしょうパタパタ
およいでいます

わにのあかちゃん わにのあかちゃん
おくちをあけて パカッ
みるくごくごく みるくごくごく
およいでいます

ポイント

・腕を大きく開いてわにの口を再現しましょう
・カバやサイなどの動物でアレンジしても楽しめます

カレーライス

歌詞

にんじん たまねぎ じゃがいも ぶたにく
おなべで いためて グツグツにましょう
おしお カレールー とけたら あじみて
こしょう いれたら はいできあがり
もぐもぐ むしゃむしゃ おみずも ごくごく
なんだか ちからが モリモリわいてきた

ポイント

・食育にもおすすめの手遊びです
・給食がカレーの日に取り入れてみてくださいね

いわしのひらき

歌詞

いわしのひらきが しおふいてパッ!
それ ずんずんちゃちゃ ずんずんちゃちゃ
ずんずんちゃちゃ ホッ!

にしんのひらきが しおふいてパッ!
それ ずんずんちゃちゃ ずんずんちゃちゃ
ずんずんちゃちゃ ホッ!

さんまのひらきが しおふいてパッ!
それ ずんずんちゃちゃ ずんずんちゃちゃ
ずんずんちゃちゃ ホッ!

しゃけのひらきが しおふいてパッ!
それ ずんずんちゃちゃ ずんずんちゃちゃ
ずんずんちゃちゃ ホッ!

くじらのひらきが しおふいて パッ!
それ ずんずんちゃちゃ ずんずんちゃちゃ
ずんずんちゃちゃ ホッ!

ポイント

・くじらは大きく、ダイナミックに表現しましょう
・それぞれの魚をイラストにして知らせるとより親しみを持てます

おおきくなったらなんになる

歌詞

おおきくなったら なんになろう
おおきくなったら なんになろう
1のゆびで なんになろう
チクチクちゅうしゃの おいしゃさん

おおきくなったら なんになろう
おおきくなったら なんになろう
2のゆびで なんになろう
チョキチョキかみきる とこやさん

おおきくなったら なんになろう
おおきくなったら なんになろう
3のゆびで なんになろう
クリームまぜるよ ケーキやさん

おおきくなったら なんになろう
おおきくなったら なんになろう
4のゆびで なんになろう
みんなをまもるよ おまわりさん

おおきくなったら なんになろう
おおきくなったら なんになろう
5のゆびで なんになろう
どすこいどすこい おすもうさん

ポイント

・「おおきくなったら」を意識する4~5歳児におすすめです
・子どもの夢を聞いてアレンジで加えても楽しめます

おおさかうまいもん

ゆかいな牧場(イヤイヤヨ~)のメロディーに合わせて歌う

歌詞

おおさかにはうまいもんが いっぱいあるんやで
たこやき ぎょうざ おこのみやき ぶたまん

おおさかにはおもろいもんが いっぱいあるんやで
つうてんかくに くいだおれ よしもとしんきげき
なんでやねん!

ポイント

・「おおさか」を知っているかどうか聞いてみましょう
・「なんでやねん!」でビシッとつっこみましょう

やおやのおみせ

歌詞

やおやのおみせにならんだ しなものみてごらん
よくみてごらん かんがえてごらん
とまと あるある
きゅうり あるある
きゃべつ あるある
にんじん あるある
ながぐつ ないない

ポイント

・お題を出すときは、リズムよく詰まらないように注意しましょう
・ぱんやさん、くだものやさんなどでもアレンジ可能です

保育園で手遊びを取り入れるときの注意点

保育園で手遊びを取り入れる際は、以下のようなポイントに注意しましょう。

子どもの月齢や季節に合った手遊びを選ぶ

手遊びは、子どもの月齢に合ったものを選びましょう。難しすぎたり、簡単すぎたりする場合はいっしょに楽しんでくれないことも。また、季節に合ったものを選ぶことで、より親しみやすくなります。

次の活動に合わせた手遊びを意識する

手遊びを取り入れるときは、つぎにどのような活動につなげるか考えることも大切です。集中させたい活動の前に、手遊びで盛り上げすぎると落ち着きがなくなってしまうため注意が必要です。次の活動に関連した手遊びを取り入れることで、よい導入につながりますよ。

明るく大きな声でわかりやすくおこなう

子どもたちを盛り上げるためには、まずは保育士自身が楽しむことが大切です。明るく大きな声で、子どもたちを巻き込んでいきましょう。また、手遊びは間違えても問題ありません。恥ずかしがらず、子どもたちに表現を楽しむ姿を見せてあげたいですね。

まとめ

子どもたちを集中させたり、盛り上げたりするときに欠かせない手遊び。年齢が上がるごとに「今日はどんな手遊びかな?」「新しい手遊びをしたい!」と、意欲的になります。そのため、できるだけ多くの手遊びを知っておきたいですね。子どもたちが表現する楽しさを味わえるよう、さまざまな手遊びを取り入れてみましょう!

保育ライター
保育士・幼稚園教諭資格を持つ2児の母。保育士歴10年、現在はライターとして活動中。
保育士経験を活かし、季節の行事に家族で手作りの飾りつけを楽しむのが趣味。
お得な情報や最新コラムなどをいち早くお届け!ほいくらし公式LINE
友だちに追加する
保育の最新情報や役立つ知識をゆる~く配信中!ほいくらし公式X(旧Twitter)
園での遊びや催し物など有益な情報をお届け!ほいくらし公式Instagram
この記事をSNSでシェア