男性の保育士を積極的に受け入れる保育施設です。現在、保育の現場で働く男性保育士の割合は約4%程度。まだまだ少数派という見方もできますが、男性ならではの特徴を生かし、子どもや保護者から頼られながら活躍している保育士はどんどん増えています。
私立保育所における保育士の平均給与(賞与の1/12を含む)は、常勤で262,158円、非常勤では169,091円です(平成29年度「幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査」内閣府のデータより)。男性保育士の給与水準は、女性よりも高めの傾向がみられます。
女性保育士が結婚・出産のタイミングで離職し、パートタイムとして復職するケースが多いのに対して、男性保育士はライフイベントにより離職する機会が少ないため、正職員の割合が高くなっています。これは女性保育士と比較して給与水準が高くなっている理由でもあります。
「男性OK」の園では男性が保育に携わることに対する理解が深く、女性社会といわれる保育の現場でも窮屈な思いをすることは少ないでしょう。男性ならではの体力やリーダーシップを生かした業務、防犯面でも活躍が期待されています。