神奈川県藤沢市の保育士求人・転職・募集なら【マイナビ保育士】
藤沢市は東京や横浜への通勤・通学圏内でありながらも、江ノ島や辻堂など、おしゃれな若者に人気の観光スポットとしてにぎわいを見せているエリアでもあります。待機児童が多く、保育士不足も深刻な問題となっているため、保育士にとっては良い条件の求人がたくさん出ています。ほとんどの保育施設で福利厚生充実・社会保障完備を掲げていますが、大手企業が経営する保育園においては、さらに充実した手当や待遇が見込まれるでしょう。
神奈川県藤沢市といえば、湘南地方を代表する観光都市です。古くは東海道の宿場町として栄えた歴史があり、現在でも江の島を中心に多くの観光客で賑わっています。現在、この藤沢市には72の認定保育施設があります(2019年12月時点)。同市は補助金制度などの保育士支援を行っているため、UターンやIターン就職をする人に人気です。この記事では、藤沢市における保育士の求人について解説します。勤務地の給与や保育士支援について詳細が気になる人は、ぜひ参考にしてください。
多くの人にとって、何より気になる点は給与面です。求人サイトから推定すると、藤沢市における保育士の平均年収は以下の通りとなります。また比較しやすいよう、神奈川県と全国における平均年収も掲載するため、参考にしてください。
平均年収 | |
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全国 | 約363万円 |
神奈川県 | 約392万円 |
藤沢市 | 約360万~460万円 |
(出典:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査」/ https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2019/index.html))
上記の通り、全国平均よりも高い年収が見込めます。一般的に、地方部より都市部の方が高給となる傾向にありますが、ベッドタウンである藤沢市は十分な水準を維持しています。
年収400万円となれば、東京23区や横浜市などの政令指定都市と比べても引けを取りません。
都心で暮らす場合の家賃を考えると、藤沢市の待遇は非常に魅力的です。
藤沢市で働くメリットは、給与面だけではありません。ここでは、同市が行っている保育士支援の取り組みについて解説します。
その中心となる制度が「保育士奨学金返済補助金」と「潜在保育士保育体験費用補助金」の2つです。金銭的な負担を軽減する制度や、保育士に復帰しやすい環境が整っています。
ここでは具体的に取り組みの中身を紹介します。
藤沢市が行っている「保育士奨学金返済補助金」とは、奨学金を返済しながら勤務する人を対象にした補助金です。
市内に居住し、市内の保育施設に新卒で勤務していることが条件となります。具体的な対象と金額については以下の通りです。
補助対象となる奨学金 | 日本学生支援機構奨学金・交通遺児育英会奨金・あしなが育英会奨学金など |
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補助額 | 4月~3月に返済した額の1/2(年20万円以内) |
補助期間 | 補助開始年度から3年間 |
(出典:藤沢市「藤沢市保育士奨学金返済支援事業補助金」/ https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/hoiku/ninkahoikusisetu/documents/hoikudocumentsyoukousyougakukin.pdf)
社会人となったばかりの人にとって、奨学金の返済は大きな負担です。その半分を補助してくれるとなれば、非常に嬉しい制度となります。
新卒ではなく、一度離職している人を対象にした補助金が「潜在保育士保育体験費用補助金」です。
これは保育士資格を持っている人が、保育体験を行う際に必要な費用を補助する制度です。市内に在住し、市内の保育施設へ復職を希望していることが条件となります。
対象者 | 以下の条件をすべて満たす人 ・藤沢市在住で藤沢市内に住民登録をしている ・藤沢市内の保育施設へ復職を希望しており、かつ保育士資格がある ・類似制度を受けていない |
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対象となる経費 | ・自宅から保育体験を行う施設までの交通費 ・細菌検査等のために発生した費用 |
補助額 | 保育体験で発生した金額を実費で支給 (細菌検査等にかかる費用は1万円まで支給) |
(出典:藤沢市「藤沢市潜在保育士保育体験費用補助金」/ http://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/hoiku/documents/setsumeisenzai.pdf)
子育てなどの理由で保育士の仕事を離れた人にとって、復職を決意することは簡単ではありません。そのための第一歩として、この保育体験を受けてみましょう。
復職をしなかった場合でも、補助金を返還する必要はありません。
保育士は全国的に人材不足が懸念されています。藤沢市における保育士の求人状況は以下の通りです。
保育士有効求人倍率※1 | 3.35倍(2019年10月時点) |
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保育士求人数※2 | 66件(2020年4月時点) |
(※1出典:厚生労働省「平成30年及び令和元年における保育士の各都道府県別有効求人倍率等の比較」/ https://www.mhlw.go.jp/content/000572476.pdf))(※2出典:マイナビ保育士/」/https://hoiku.mynavi.jp/)
藤沢市の求人倍率3.35倍は、全国的に見ても高い水準です。藤沢市における保育士不足は、依然として深刻な問題となっています。そのため、保育士を確保することが急務であり、各施設では好待遇で人材を迎え入れようとしています。
藤沢市では、保育所の新設など様々な取り組みを行ってきました。2019年における待機児童数は164人ですが、保育所の定員を拡大したことにより、その数は昨年度よりも減少しています。
(出典:藤沢市記者会見資料「待機児童の状況と今後の取組について」/ http://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/kouhou/shise/gaiyo/shicho/kishakaiken/2019/documents/20190530_02_01.pdf)
2020年度も保育所が新設され、さらなる定員拡大が見込まれています。
それにともなって、保育士の需要が高まることはほぼ確実です。
保育士にとって、園児たちとの遠足やお出かけは一大イベントです。ここでは藤沢市でも人気の遠足・お出かけスポットを2つ紹介します。遠足やお出かけの際は、ぜひ参考にしてみてください。
小田急片瀬江ノ島駅から徒歩3分、湘南海岸公園の中にある新江ノ島水族館は、市内の子どもたちにも大人気のスポットです。巨大な「相模湾大水槽」には約8,000匹のマイワシが泳ぎ、きらきらと銀色に輝く姿を見せてくれます。
また、イルカショーやふれあい体験のプログラムも充実しているため、楽しみながら生き物と触れ合うことができます。一面に広がる海の世界に、子どもたちの笑顔と黄色い声は絶えないでしょう。
辻堂海浜公園は、辻堂駅から徒歩20分の場所に位置する県立総合公園です。東京ドーム4個分の敷地内に、プールや芝生広場、交通公園などが並んでいます。
特に芝生広場は見通しが良く、安心して子どもたちを遊ばせることができます。
広場横には季節ごとに色とりどりの花が咲いているため、視覚的にも楽しめるでしょう。
藤沢市には豊かな自然と充実した子育て環境があります。保育士支援にも非常に力を入れており、都心へのアクセスも良好です。未経験歓迎で募集している保育園もあり、業務に不安があっても、サポートしてくれます。
待遇面でも全国平均を上回っており、金銭的に余裕を持った生活を送ることも可能です。
また、雇用形態については、正社員だけでなくパート・アルバイトを募集している求人もあります。時給や交通費支給額などに不明な点があれば、応募前に電話やメールで問い合わせてみましょう。
※当記事は2020年4月現在の情報を基に作成しています