【2024年11月更新】宮城県の企業内保育所の保育士求人・転職・募集なら【マイナビ保育士】
宮城県の企業内保育所の保育士求人一覧・転職情報
よくある質問
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【宮城県】企業内保育所で働く保育士の求人情報｜平均年収・求人特徴
東北最大の都市・仙台を中心とする宮城県は、保育サービスへの需要が特に高い地域のひとつであり、従来型の保育園や認定こども園に加えて、企業内保育所も増えつつあります。
小さい子どもを抱えて働く親にとって、職場のそばで子どもを預かってもらえる企業内保育所や託児所は、とても心強い存在です。子どもの急病時などにすぐ対応できることや、送迎の負担を軽減できることは、保護者だけでなく保育士にとっても大きなメリットとなるでしょう。
今回は、宮城県における保育業界の実情と、企業内保育所で活躍する保育士の平均給与や求人状況について解説します。
1.企業内保育所とは？
企業内保育所とは、企業が自社の敷地内や近隣スペースで従業員の子どもを預かる保育所で、事業内保育事業と企業主導型保育事業の2つに分けられます。
事業所内保育所は認可保育所に相当し、自治体から助成金を得て運営することが可能です。一方で企業主導型保育所は、認可外ではあるものの国から助成金を得られるため、認可保育所と同等の設備が揃っているところも少なくありません。また、企業主導型は従業員の働き方に合わせて夜間・休日保育を実施するケースもあります。
1-1.宮城県における保育業界・企業内保育所の実情
令和3年4月1日現在における認可保育所の利用定員数は、仙台市で前年の同時期より381人、仙台市を除く市町村では前年より770人増加しています。
出典：厚生労働省「保育所等関連状況取りまとめ（令和3年4月1日）」
また、令和3年4月1日現在の県内の待機児童数は、前年度より118人少ない222人で、仙台市は前年度より47人少ない44人となりました。
出典：宮城県「待機児童数」
認可保育所の定員増加などが功を奏して県内の待機児童数は減少しているものの、県全域の待機児童率は北海道・東北では最多の0.5％です。
出典：厚生労働省「保育所等関連状況取りまとめ（令和3年4月1日）」
東北最大の都市である仙台市周辺には若い世代が多く、転入・転出者数の多さから親族の育児支援を得にくい転勤族は多いと考えられます。これらの要因によって生じた保育サービスの需給アンバランスを是正すべく、県が進めている施策のひとつが「事業所内保育施設設置促進事業費補助金」です。
補助対象は一定の条件を満たす民間の企業主導型保育施設であり、防犯用フェンスの設置工事や各種備品などの費用について最大2,000万円の補助額が設定されています。
出典：宮城県「宮城県内での企業主導型保育施設の整備を支援します」
補助金制度は、企業主導型保育施設の経営者はもちろん働く保育士にとっても有益です。子どもが安全かつ快適に過ごせる環境を整えることで日々の業務にまつわるストレスが減り、長く働きやすくなるでしょう。
2.【宮城県】企業内保育所で働く保育士の平均給与
保育士全体の平均年収ならびに宮城県の企業内保育所における正社員保育士の平均年収は、以下の通りです。なお、企業内保育所に関するデータはマイナビ保育士を参考にしています。
| 保育士の平均年収 | 企業内保育所で働く保育士の平均年収 | |
|---|---|---|
| 宮城県 | 約343万円 | 約256万～438万円 |
| 全国 | 約374万円 | - |
出典：厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査」
宮城県における保育士の平均年収は、全国平均を約30万円下回っています。ただし、上記の値はあくまでも平均値であり、勤続年数や各種手当・賞与の額によっては全国平均を上回ることも少なくありません。
企業内保育所における保育士の給与水準はばらつきが大きく、一般的な保育所と比べて手当や福利厚生の種類が多いことが特徴です。基本給が低めでも、さまざまな手当を得て収入を上げたり、レクリエーション施設の割引制度を用いて休日を充実させたりすることができます。また、借り上げ社宅制度や昼食提供制度を設けている勤務先であれば、生活費の節約にもつながるでしょう。
3.【宮城県】企業内保育所で働く保育士の求人状況
宮城県における保育士の求人状況、およびマイナビ保育士から登場している県内の企業内保育所求人数は、以下の通りです。
| 保育士の有効求人倍率（※1） | 2.24倍（2021年4月時点） |
|---|---|
| 保育士の求人数（※2） | 241件（2021年9月時点） |
| 企業内保育所の求人数（※2） | 9件（2021年9月時点） |
※1出典：厚生労働省「令和2年及び令和3年における保育士の各都道府県別有効求人倍率等の比較」
※2出典：マイナビ保育士
2021年4月時点における宮城県の保育士の有効求人倍率は、隣接する県と比べてやや高く、宮城県は保育士の求人を見つけやすい状況にあると言えます。
マイナビ保育士では、仙台市および仙台市のベッドタウンである富谷市から企業内保育所の求人が出されています。富谷市の企業内保育所の求人には、産休・育休からの復帰実績が高いものが多く、また未経験歓迎・ブランク歓迎求人もあるため、子育て世代の女性や潜在保育士にとって働きやすい環境と言えるでしょう。
3-1.企業内保育所で働くことが向いている人の特徴は？
多くの企業内保育所は一般的な保育所よりも小規模であり、大規模な行事などもあまり行われません。そのため、大規模な園や行事の多い園と比べると、企業内保育所の業務量は少なめです。これらのことから、企業内保育所は子ども一人ひとりとじっくり向き合いたい人や、残業少なめを希望する人に適しているでしょう。
企業内保育所を利用する保護者は基本的に保育所の近くで働いており、育児と仕事の両立についても職場から理解を得ています。そのため、企業内保育所では子どもの急病などに際して比較的スムーズな対応が可能です。
過去に「発熱した子の保護者と連絡がつかない」「終業時間が近づいてもお迎えに来ない」などのトラブルを経験した人も、企業内保育所であれば安心して働けるでしょう。
まとめ
宮城県内において一定の条件を満たした企業内保育所は、県から補助金を受け取ることが可能です。補助を活用して保育環境を整えることは、子どもたちの安全確保はもちろん、保育士が長く働き続けられる職場づくりにも役立つでしょう。
マイナビ保育士に無料登録すると、公開求人に加えて非公開求人の閲覧が可能となります。非公開求人は比較的条件がよい代わりに掲載期間が短いことが多いため、新着情報をまめに検索することと、気になる求人が見つかったら早めに応募することがポイントです。
※当記事は2021年9月現在の情報をもとに作成しています
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